神奈備ウォーカー ~神社やお寺にご挨拶~

神社やお寺を訪れ、感じた事、見たこと、聞いたこと、調べたこと、考えたことを綴っていきます。

泉佐野市『犬鳴山』の由来 七宝瀧寺に関連して

2016年10月16日 16時17分27秒 | 紀行
山号『犬鳴山』の由来:義犬伝説
七宝瀧寺のホームページに次のようにあります。
「宇多天皇(889〜898)の寛平二年(890年)三月、紀伊の猟師が
 犬を連れて、当山の行場「蛇腹」附近で一匹の鹿を追っていまし
 た。猟師の傍の大樹に大蛇がいて、猟師を狙っていましたが、猟
 師はそれに気づかず弓をつがえ、鹿に狙いを定めて射ようとした
 とき、猟師の犬は愛犬は急にけたたましく吠えだしまし た。犬の
 鳴声におどろいた鹿は逃げてしまい、獲物を失った猟師は怒っ
 て、腰の山刀で吠え続ける愛犬の首に切りつけました。犬は切ら
 れながらも大蛇めがけて 飛び上がり、大蛇の頭に噛みつき、猟師
 を助けて大蛇と共に倒れました。
  事の意外さを知った猟師は、自分の命を救って死んだ愛犬の死
 骸をねんごろに葬り、弓を折って卒塔婆とし、そして七宝瀧寺に
 入って僧となり、永く愛犬の菩提を弔いつつ、安らかに余生をす
 ごしたと語り伝えられています。
  この話を聞いた宇多天皇は「報恩の義犬よ」と賞し、「一乗鈴
 杵ヶ岳(一乗山、鈴杵ヶ岳とも)」を改め「犬鳴山」と勅号を与
 えたと伝えられています。」

 犬鳴山となった由来ではありますが、実は僕はこの話は好きでは
なく、そんなことで首を切られた犬がかわいそうに思っていました。
 今になって考えてみると異なる読み方ができます。
 普通に読んでも不自然です。映画「アナコンダ」にでてくるよう
な、人間をも一飲みする大蛇は日本にいないし(いかに実在する
アナコンダが世界最大といっても、そんな怪物のような大きな蛇で
はありません。)

 恐らく大蛇は川から流れてきた土石流でしょう。
 蛇や龍は川の神様として考えられていますから。
 
 お供の猟犬は敏感にもそれをいち早く察知し、恐れて吠えたのだと
思います。猟師も馬鹿ではないから、きっと川原から逃げ出したのだ
けれど、猟犬は間に合わず土石流の流れに巻き込まれたのではないで
しょうか。 
 
 天皇へ献上したお話として脚色されたのでしょうね。

 といっても僕の想像したお話でもありますが。 
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