日鉄鉱業に謝罪を求める会 with 西鉄也(ブログ編)

国も責任を認めたじん肺裁判で、唯一未だにその責任を認めていない日鉄鉱業。私たちは絶対にあきらめない!

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

皆さんはなぜ、日鉄鉱業にこだわるのですか?

2008-03-01 05:47:10 | コメント募集
西日本石炭じん肺弁護団の岩城邦治弁護団長より、日鉄鉱業謝罪会見についてのご相談をいただきました西鉄也と申します。

じん肺訴訟に関わる資料や本を読むにつれ、私の目にも涙があふれてきました。

裁判で勝訴しているとはいえ、日鉄鉱業の謝罪の言葉を聞くまではこの裁判は終わりません。

日本中、いや世界中の人たちにインターネットを通じて日鉄鉱業謝罪会見までの経緯を見ていただきたいと思い、ブログを立ち上げました。

そこで関係者の皆さんにひとつ確認しておきたいことがあります。

裁判で23連敗中の日鉄鉱業に対して、今尚、謝罪を求めて活動を続けている皆さんを動かしているもの、想いは何なのでしょうか?

その想いをこれからたくさんの人たちに伝えていきたいと思います。

責任投稿:西鉄也
 
      コメントは下の数字部分↓をクリックすると別窓が出ます。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (149)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
   | トップ | 日鉄鉱業の24連敗が確定しました »
最近の画像もっと見る

149 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大牟田の炭鉱太郎)
2008-03-04 12:38:34
日鉄鉱業のHP見ました。おどろきですね。こんな会社がまだあるんですね、裁判に23回も負けてまだ謝らない。企業の横暴じゃないですか。大牟田でもじん肺裁判があり、三井はちゃんと謝ったとききました。
それが本当じゃないですか。日鉄鉱業という会社許せませんね。
日鉄鉱業は謝罪せよ! (中里研哉)
2008-03-04 18:27:24
 私は、長崎でじん肺裁判やじん肺根絶運動に20年来関ってきました。関るきっかけは、じん肺によって40台ですでに仕事ができない身体になり、子どもの進学する夢を奪われ、死んでいった坑夫の話を聞いてからです。その理不尽さに腹の底から怒りが沸いてきました。また、同じ子どもを持つ父親として無念で堪りませんでした。
 そして、誰がじん肺にかからせたのか、なぜじん肺にかかったのかを知ることができました。国や企業がじん肺にかかるとわかっていながら、対策を講じなかったことが坑夫を苦しめ、死に至らせた原因だったのです。
 私は、裁判所に23回も加害責任を認められながら、被害者や遺族に謝罪をしない日鉄鉱業を絶対に許すことができません。あの坑夫の思い、無念さを何としても晴らしたいと思っています。
 日本中の皆さん、どうかお力をお貸しください。息ができないと苦しみもがきながら亡くなっていった被害者のためにも日鉄鉱業に謝罪させ、じん肺問題を解決するよう働きかけてください。
 心よりお願い申し上げます。
Unknown (大牟田の炭鉱太郎)
2008-03-05 09:26:34
日鉄鉱業になぜ、こだわるのですかとありましたが、こんな企業は世界中探してもないでしょう。だって、裁判所の判決は例えばえん罪かもしれないけれども死刑の判決が出されれば死刑執行されているじゃありませんか。日鉄鉱業は23回も敗訴判決を受けているのですよ。日本は3審制だからと云ってるそうですが、じん肺裁判は内容は同じじゃないですか。同じ裁判を23回もして、まだ、裁判所の決定に従わないのは、おかしいですよ。お金さえ払えばよい、従ったことにはならない。社会常識、社会のルールがあるのではないでしょうか。日本の社会は金持ちばかりの社会ではないと思います。
言いたいことは山ほどある (岩城邦治)
2008-03-06 14:06:35
 日鉄鉱業の炭鉱の粉じん現場で働いた多くの労働者がじん肺で倒れました。日本経済のエネルギー部門を地底から支えた人たちです。
 セキやタンに苦しみ、坂道や階段では激しい動悸と息切れにあえぎ、やがては風呂に入っても横になっても肺に空気を取り込めず呼吸困難となって、酸素吸入によってわずかに命をつなぐほかなくなります。それがじん肺罹患後の患者に残された人生です。
 選炭後に残った岩石片は“ボタ”と呼ばれてボタ山に捨てられます。患者たちも日鉄鉱業から捨てられました。しかし、患者たちは、「俺たちはボタじゃない」という思いを胸に、そして「こんな目に会うのは俺たちで最後にしたい」という思いから、「じん肺根絶・被害者救済」を合言葉に立ち上がり、日鉄鉱業を被告とする裁判を起こすことにしました。
 しかし、提訴の動きを知った日鉄鉱業は、元従業員の家を訪ねて、「裁判は長引く。生きているうちには終わらない」「莫大な金がかかる。家も土地も弁護士に取られるぞ」と脅して回り、執拗な切り崩しを行いました。そして、裁判が始まると、今度はカメラを持って原告を付け回し、「たばこを吸っていた。たばこが原因だ」「元の同僚との懇親会に参加した。元気な証拠だ」と原告叩きに狂奔し、挙句は、証人等で総勢100人という前代未聞の立証計画を平然と提出して訴訟の遅延を画策しました。
 日鉄鉱業じん肺の最初の裁判は、結局、16年に及ぶ長期の審理を経て終了したのですが、謝罪を求める原告に対して、日鉄鉱業の高橋前社長は、「最高裁で判決があっても、当社には責任はない」と平然とうそぶきました。
 こうして日鉄鉱業は、元従業員計156患者から次々と訴えられ、計9訴訟で23連敗し、3月17日には福岡高裁での24回目の敗訴判決を受けようとしています。それでも日鉄鉱業は、「責任は認めない」「争い続ける」と言い張って被害者を苦しめているのです。
 日鉄鉱業は一部上場企業です。そして一部上場企業とは、日本の経済と社会を代表する範たるべき存在なのです。その一部上場企業が、このように司法判断を平然と踏みにじり、法の無視を続けているのです。
 この日鉄鉱業の姿勢を正し、司法判断に従わせるとともに、じん肺被害に苦しむ被害者に謝罪させること、それがブログを立ち上げた私たちの願いです。
 言いたいことは山ほどありますが、ブログですので、骨子だけを書きました。
Unknown (岩城邦治)
2008-03-07 10:00:30
 昨年8月1日、福岡地裁で、西日本石炭じん肺1次訴訟の判決がありました。被告は国と日鉄鉱業で、原告全面勝利の判決となりました。
 判決後、原告・弁護団は、「控訴せずに早期解決を実現するように」と要請するため上京しました。
 翌2日に面談した経済産業省の担当官は、「昨日は役所に泊まり込んで一晩かけて判決を読みました」と述べたあと、「改めて判決を厳粛に受け止め謝罪するとともに、患者の皆様にはお見舞いを、遺族の皆様にはお悔やみを申し上げます」と謝罪の言葉を述べられました。
 翌3日、原告・弁護団はアポイントどおりに日鉄鉱業を訪問しました。「控訴せずに早期解決を実現するように」との要請を行いたいとと、あらかじめ書面で申し入れていました。ところが日鉄鉱業は、この要請のあることを知りながら、その前日の2日にあえて控訴を行いました。しかも、「判決は読んだのか」との原告・弁護団の質問に、日鉄鉱業の担当者は、「骨子に目は通したが、判決は読んでいない」「控訴するのが従来からのわが社の方針です」と平然とうそぶいたのです。判決当夜に一晩かけてこれを読んで要請を受けた国の担当者の対応と、あまりにひどい対応の違いです。
 その後、国と原告代理人との間では真剣かつ率直な意見の交換が行われ、国については、控訴の期限内での和解解決という、これまでにあまり例のない画期的な解決を実現しました。
 しかるに、判決検討も行わずに控訴した日鉄鉱業は、満足な控訴理由も挙げられずに通り一遍の控訴理由書でお茶を濁し、そのため福岡高裁も第1回期日で審理を打ち切り、3月17日に判決を言い渡します。日鉄鉱業が24回目の敗訴をすることは確実なのです。
 考えてみると日鉄鉱業は第1回目の敗訴のときからこれと同じような対応を行ってきました。長崎地裁佐世保支部での最初の判決に際して、原告・弁護団では、「判決後に上京して、控訴せずに早期解決を実現するための協議を持ちたい」と日鉄鉱業に申し入れていました。ところが、判決翌日に会った古賀・高橋(のちに社長)の両担当者は、解決協議に入ろうとする原告・弁護団に対して、「控訴は昨日しています」と平然と告げたのです。
 「判決を読まず、検討せず」、そして「控訴するな」と原告・弁護団が要請に来るのならその前の日に控訴する、それが日鉄鉱業の今日までの非礼・非常識な対応なのです。だから、最初の提訴から29年たったいまも、被害者たちは日鉄鉱業に謝罪を求めてやまないのです。
 
Unknown (パンドラ)
2008-03-09 09:50:32
23連敗してきた日鉄鉱業が謝罪しないのはなぜですか?
名の通った企業が毎日どこかで頭を下げて謝罪を口にし、それだけで事が収まっている世の中で、23回も敗訴し、それでも謝罪しないのはなぜですか。

日鉄鉱業の前近代的体質 (平川道治)
2008-03-10 14:38:35
私は三井鉱山三池鉱業所の坑外職場三池港務所の鉄道課で約39年間働きました。三池炭鉱閉山後、三池じん肺訴訟の事務局長としてじん肺裁判に係わってきました。三池炭鉱は労働者にとって差別の歴史と言っていいほど、労務政策としての差別待遇が取られてきました。最初は囚人労働、強制連行の中国人・朝鮮人・白人俘虜に対する、差別労働、与論島からの移住労働者に対する差別、最後は組合分裂による三池労組員に対する差別労働が激しく行われました。
炭鉱資本は労働者を牛馬のように使い、ボロ布れを棄てるように遺棄してきました。長崎でも伊王島炭鉱で外国人労働者を叩きつけ、泣き叫ぶ声を何回も聞いたと言う話を聞いたことがあります。23回も裁判負け続け反省がされないと言うことは正に前近代的体質を引きずり続けている状態ではないでしょうか。三井資本始め、三菱、住友、古河、ニッチツ、三井松島、トンネルじん肺では国、ゼネコンなど、すべて謝罪し、被害者の救済を図っています。少なくとも、前近代的体質はクリアしています。日鉄鉱業は前近代的体質をクリア出来ないでもがいていると思います。
質問にお答えします。 (岩城邦治)
2008-03-11 09:45:14
 他人の心の中は「推測」でしか判断できませんが、謝罪を拒否する日鉄鉱業には次のような体質や特徴があるように思われます。
① 特権官僚的発想と前近代的体質
 平川さんが指摘しているように、日鉄鉱業は旧弊な前近代的体質を色濃く残していますが、それに加えて、発想が特権官僚的です。
 日鉄鉱業の二瀬炭鉱や北松炭鉱は、官営八幡製鉄所の付属炭鉱として開発され、掘り出した石炭を官営八幡製鉄所に送っていました。官営八幡製鉄所は1934年に日本製鉄(現在の新日鉄)となり、5年後の1939年にその原料部門(石炭と鉄鉱石の採掘)を分離独立させて、日鉄鉱業としました。
 こうした過去の歴史のためか、日鉄鉱業の発想は官僚的・高圧的で、しかも頭が高く、従業員に対してはもちろん、他の企業も見下してきました。いまでも本気で「恩ある日鉄鉱業に元従業員が弓を引き裁判を起こすとは許しがたい」「裁判ではなく、訴訟外で願い出てくれば、会社基準による補償を考えよう」という対応を従業員に対して取っています。そればかりか、筑豊じん肺最高裁判決直後、責任を認めて被害者に謝罪をした国が、共同被告であった日鉄鉱業を経済産業省に呼んで、「監督責任を負うにすぎない国ですら責任を認めて謝罪するのだから、直接の加害責任を負う日鉄鉱業も責任を認めて謝罪したらどうか」と説得したのに対して、日鉄鉱業は、「時代時代の対策を講じた」という十年一日の決まり文句を口にし、国の説得を平然と無視したのです。
② 市民の目や発想と無縁な、産業界相手の事業活動
 日鉄鉱業は、鉱物の採掘販売と加工販売という、市民の日常生活とは直接の関係を持たない、産業界相手の事業活動を行っています。そのため、市民社会や市民の消費生活の目線でものを見たり考えたりすることがなく、およそ市民的良識と無縁の企業活動を行っています。おそらくは、19世紀的な、労働者からの収奪による利潤の蓄積をむき出しにして現在に至った企業なのでしょう。
③ このような企業に対して、「責任ある者は謝罪する」という市民社会の当然のルールを認めさせるために、私たちはこのブログを立ち上げています。 
日鉄鉱業はなぜ最後まで抵抗するのか (河西龍太郎)
2008-03-11 15:33:40
 日本で最初の炭鉱夫じん肺の裁判をしてほしいと患者さん達が私の事務所を訪れた時、私は日本で最初の炭鉱夫裁判が、何故日鉄北松でなければならないのか、何故弁護団事務局を私がかかえなければならないのかという疑問を感じました。日鉄鉱業も当然同じような疑問を持ったでしょう。
「何故日本の三大炭鉱で最初の炭鉱夫じん肺裁判が起きず、日本の西の果て北松浦郡で日本最初の炭鉱夫じん肺裁判を起こさなければならないのだろう。」
 この疑問に対しては今では簡単に答えることができます。
 日本中で最も良心的で決意の高いじん肺患者さんが長崎北松の地に居たからです。
 では他の加害企業は謝ったのに何故日鉄鉱業だけは謝らないのでしょうか。
 日鉄鉱業は初めのうちこう答えていました。
「炭鉱夫じん肺の責任を企業がどうとるかは日鉄一社の問題では決められません。」
 私はこの答えは嘘ではないと思っています。では他の企業が謝罪しているのに何故日鉄鉱業は謝らないのでしょうか。
 これは難しい問題です。色々な人が色々な意見を持っていると思います。
 私の意見を述べます。他の企業は本当に謝罪しているのですか。争いを広げないために口先だけで詫びているだけではないのですか。私は「資本家が労働現場で労働者の健康を破壊することは絶対に許されない」こういうルールを社会的に明白にさせなければ、意地になっている日鉄鉱業を謝らせることはできないと思っています。その意味で労働現場で労働者の生命と健康を守る闘いはまだ開始されて間もない闘いなのでしょう。

Unknown (プロメテウス)
2008-03-12 09:28:06
 河西弁護士から、企業の対応と「口先だけで詫びているだけではないのですか」という提起がありました。しかし、ここで重要なのは、「企業の意思がどうか」ではなく、被害者に対して企業が責任を認めて謝罪したかどうかという結果なのではないのでしょうか。
 もともと資本というのは労働者を搾取して利潤を蓄積していくことを自己目的とした存在です。その資本が、本音で被害者のための賠償を行ったり労働者保護の対策を決意するなんていうことはそもそもあり得ません。
 重要なことは、そうした本性の資本の手をどう縛り、どのような保護を約束させたか、という労働者の側の闘いの結果と成果です。資本がどんな気持ちで頭を下げたかと分析してみても、あまり意味はないと思います。
 日鉄訴訟を含むじん肺訴訟の成果については、そうした視点から検討を行うべきで、謝罪が本気かどうかを問題にするのは、少し視点がずれているように思います。
河西先生へ (岩城邦治)
2008-03-12 14:14:43
 昨日河西先生からコメントがありました。北松じん肺訴訟で日鉄鉱業と命懸けで渡り合った、兄事する河西弁護士のコメントでしたが、違和感を感じた箇所がありました。
 「労働者の生命と健康を守る闘いはまだ開始されて間もない闘いなのでしょう」という指摘は、四半世紀を超える取り組みを続けてきた原告や支援の方々の思いと異なるのではないでしょうか。つらく苦しい闘いでしたが、一部上場の大企業の責任を次々に明らかにし、ついには国の監督責任まで明らかにして、国と企業の謝罪とじん肺根絶の必要を認めさせた点への評価が不足しているように思われます。
 労働運動が後退し、労働基本権が掘り崩され、非正規雇用の蔓延など労働条件が劣悪となっている今日の社会状況の下で、こうした成果を勝ち取ったことを考慮すれば、特筆すべき貴重な成果ではないでしょうか。特にトンネルじん肺根絶訴訟で、法令と制度にまでメスを入れ、その改善を実現した点は、四大公害訴訟や薬害訴訟などの成果と並ぶ、裁判史上に名を残す成果だと思います。
 ILO/WHOの勧告がじん肺根絶の期限とした2015年まであと7年となりました。日本でのじん肺根絶のためには、こうした成果を正確に評価する必要があると思います。それと同時に、たとえ1社であるとはいえ、日鉄鉱業がその責任を認めず謝罪を拒否している状況は、じん肺根絶実現を阻もうとする挑戦と理解する必要があるのではないでしょうか。
 そうした視点から、日鉄鉱業に対して謝罪を迫る最後の試みとしてこのブログを立ち上げています。追加のコメントをぜひ書き込んでください。
検索結果画面に載っていました (パンドラ)
2008-03-12 16:57:46
インターネットで「日鉄鉱業」を検索すると、今日現在で28,500の日鉄鉱業関連事項が出てきます。その405番目に「日鉄鉱業vs西日本石炭じん肺弁護団(ブログ付)」が載っていました。
日鉄,恐るべし! (横山 巖)
2008-03-12 18:00:06
 長崎の弁護士,横山 巖です。じん肺弁護団に拘わるようになってまる5年目になります。多くの先輩弁護士に付添って各企業に各要請に行きますが,皆さん,何故だか,日鉄要請の時だけは,人格が変わったように,怒りに打ち震えています。この前も(私は残念ながら同席できませんでしたが),あの温厚な岩城先生が,こちらが怖くなるくらいに怒りに打ち震えておられた場面があったそうです。
 斯様に,拘わる人々全てに対し,不幸の種を播き続け,怒らせ続けることが出来る日鉄とは,正に人道に悖り,恐るべしと言うべきではないでしょうか。
俺たちはボタじゃない (深堀 寿美)
2008-03-13 06:52:42
弁護士の深堀です。「俺たちはボタじゃない」、使い捨てられたままですまされるはずがない、そんなことが許されるはずがない、これが炭鉱で働いてこられたみなさんの怒りだと思っています。
 未だに謝罪しようとしない日鉄は、未だに従業員を「ボタ」扱いしているんだと思います。それが許せないんです。人間が使い捨てられていいはずがない、すべての労働者の方に通じる怒りだと思います。だから、闘っているんです。
日鉄鉱業:福岡高裁判決行動 (山本一行)
2008-03-13 10:03:36
 日鉄鉱業に対する福岡高裁の判決がいよいよ17日月曜日にあります。勝訴することは当然として、日鉄鉱業の故意や重過失、対応の悪質さなどに踏み込んだ判断が示されるか、賠償額のアップが図られるかなどの点が注目されます。
 判決行動は以下のとおりです。可能な行動にご参加ください。

【3月17日】
10:20 福岡高裁門前集会、入場行進、傍聴抽選
11:00 判決言い渡し
      門前で旗出し、弁護士会館で記者会見
12:00 判決報告福岡集会(電気ビル本館8階)
      東京へ移動
18:30 判決報告東京集会(四谷駅前プラザエフ)

【3月18日】
 8:00 日鉄鉱業本社前街頭宣伝・ビラ配布
 9:30 日鉄鉱業本社要請・社前街頭宣伝
13:00 新日鉄(筆頭株主)要請
運動の積み上げについて (平川道治)
2008-03-13 16:51:27
河西先生コメントありがとうございました。
私も先生が云われるように、企業を本気で謝罪させることはそんなに生やさしいことではないと思っています。しかし、運動をする側は苦しくとも、厳しくとも本当の勝利をつかむまで耐えて、耐えて頑張って行けるかと云うと、そんなに強くはないように思います。
闘えば勝つことも、負けることもあります。そんな中で、小さな勝利でも大きな喜びであり、闘いの活力を高めてくれます。それが運動の良い薬になっているように思います。
謝罪について (くずちゃん)
2008-03-14 00:08:25
河西弁護士さんから、企業は「口先だけで詫びているだけではないのですか」という提起がありましたが、遺族の一人として言わせていただきますが、口先だけでもいいから謝罪の言葉が欲しいのです。無念の死を遂げた両親のためにも日鉄鉱業の謝罪の言葉が聞きたい。北松じん肺訴訟は最高裁で時効で却下され悔しい思いは今も変わりません。しかしその際に日鉄鉱業の謝罪の言葉があれば納得いきました。裁判の第一番目の目的は企業が責任を認め謝罪することではなかったのでしょうか。たとえそれがパフォーマンスだけだったとしても、映像は謝罪の場面を映し出されます。企業が責任を認めたことを世間の人にアピールできたことになります。そして原告、遺族は長かった16年間の闘いが無駄でなかったことを確認できます。いつの日か謝罪の言葉が聞ける日を信じ、そして墓前に報告できることを願って、謝罪があるまでこの目で見守り続けたいと思ってます。私はこの裁判は母親に任せて私は直接に運動することはあまりなかったので、たいそうな事はいえませんが私はそう思います。
日鉄鉱業は謝罪するべき (大牟田の炭鉱太郎)
2008-03-14 10:10:27
久しぶりにブログを覗きました。謝罪についてもいろいろな見方があるのですね。私は単純な人間ですから、23回も裁判に負けているのなら、けじめを付ける意味でも謝罪するのが本当だと思います。例えば一個人が23回も敗訴判決を受けて、(日鉄鉱業の場合
もっと続くかもしれない)お金に不自由しないからまだ続けると言うことを国民は黙ってみているでしょうか「もういい加減にしなさい」の声がわき起こるのではないでしょうか。それが、企業であれば許されると云うことには事には納得できません。人間も一人では生きられないとよく言われますが、企業だって社会と関わり無しには生きて行けないでしょう。企業には社会的責任が有るのではないでしょうか。悪いことをしたのなら謝るのが当然です。悪いことをしていないと云うのなら、23回の判決内容は何だったのかと言うことになるのではないでしょうか。日鉄鉱業も日本社会の一員ですから、一日も早く謝罪して欲しいですね。
確信犯に付ける薬はない (支援連の青春の門)
2008-03-14 13:25:10
炭鉱太郎さんの謝罪と責任の意見を聞いて20数年の
日鉄鉱業の要請や、株主総会等
で聞き飽きていたやりとりがよみがえりました。
日鉄鉱業の発言は時代時代にベストの対策をつくしてきたので責任はない。我々が何故ベストをつくしたのならじん肺患者がはつせいしたのか、裁判所も会社の言い分も聴いた上で対策が充分でないと判断して責任と賠償を判決したのでしょう、等といっても裁判所は判決をかくのが仕事ですから、責任がないのに何故お金を支払うのですかと聞くと判決で支払えといわれたからと言っています。
支援している方々は労働争議の経験者、公害患者の支援等々で能力、組織力、判断力もすぐれている方々と認識しています。
判決で敗訴している訳ではないのに何故か勝利の喜び
がないから支援をつずけているのです。
59番目に上がっている (パンドラ)
2008-03-15 10:36:18
Googleの「日鉄鉱業」検索の結果、28,500件中59番目に「日鉄鉱業vs西日本石炭じん肺弁護団(ブログ付)」が上がっていました。
明日の判決でもっと上がるといいですね。
明日の判決の見所(聞き所?) (深堀寿美)
2008-03-16 06:26:16
弁護士の深堀です。明日の判決では、23回も負け判決を貰ってもまだじん肺問題を解決しようとしない日鉄に対して裁判所が判断をします。裁判所は求められた裁判について、国の機関、いわゆる「お役所仕事」として粛々と判断をするところです。が、時折、私たちを驚かせてくれる判断をすることがあります。たとえば、これまでは、認められてきませんでしたが、この日鉄の悪質性を「わざと従業員をじん肺に罹らせたんだ」、と判断したり、悪質性を他の裁判の基準より高い基準の損害賠償額を認定することで認めてくれたりしないかな~、と、ちょっぴり期待しています。弁護団も、原告団も、これまで23回、ぼ~っと勝ってきたわけではありません。それだけの判断を得てもおかしくない努力を積み重ねてきました。明日の判決が、日鉄を謝罪させる一石を投じてくれないか、あと1日、どこかにいる神様に拝んでみます。
すぐに解決せよ (元炭鉱マン)
2008-03-17 15:28:13
 今日の福岡高裁、西日本石炭じん肺控訴審判決にて24連敗。ほんとに恥ずかしくないのですか、いっときも早く被害者に償いと、謝罪をしてください。人としての誠意を示してください。
日鉄鉱業につける薬なし (大林克巳)
2008-03-18 09:52:06
この30年来、24回の法的断罪にもかかわらず、日鉄経営は一貫してうそぶいてきた。曰く「各時代最良の対策を講じ、十分な安全配慮義務を尽くしてきた。」だがわが国に司法はこんなごまかしは認めなかった。最高裁で負ければ金は払う、だが判断の内容は承服できないものはできない、こうも日鉄は言い続けてきた。
プリンスホテル同様、司法の判断がくだされようとそれを受け入れようとしない、これは公序良俗を旨とする我々の社会に対する侮辱であり、冒涜である。司法判断をも無視する者へは、社会的制裁しかない。日鉄鉱業糾弾の世論を巻き起こそう。
日鉄鉱業は誠意を示すべき (天草の元炭鉱夫)
2008-03-18 15:47:47
 3月17日の福岡控訴審判決を法廷で傍聴しました。大方の予想通りの判決でした。原告や弁護団・支援者は直ちに上京し今日も(3月18日)日鉄本社等で上告断念と早期解決の交渉をされているとか、ほんとにご苦労様です。
 私は、西日本石炭じん肺熊本請求団の原告でしたが、弁護団の懸命のご努力と建交労はじめ、支援の方々のお力添えで、昨年10月23日全面和解解決となりました。ひとときは、除籍の起算点の解釈をめぐる対立により、解決が遅れたときには、くじけそうとなったことも事実であります。また、この日を待たず何名かの仲間が亡くなった事は痛恨の極みであります。
 日鉄鉱業は、今回の判決において、実に24連敗中と聞き、「企業は人なり」の、理念は全く無いのか、と問いたいところです。
 私はこのブログを〝お気に入り〟に設定、毎日見ることにします。

付け加えます (天草の元炭鉱夫)
2008-03-18 17:14:38
 私は、先ほどの投稿で、西日本石炭じん肺熊本請求団の原告でした。と記入しましたが、このことは国を相手の訴訟であったことを、念のため付け加えます。
え?もう上告!? (深堀 寿美)
2008-03-19 06:41:50
弁護士の深堀です。17日午後11時に24度目の敗訴判決を貰った日鉄ですが、18日午後には、もう、「不服だ」として上告しているそうです。少しはものを「考える」ということをしないのでしょうか?判決の内容をよく見て、今後のことを「検討」する気がないんでしょうか。最近は、「コンプライアンス」が重要だっていわれています。日鉄鉱業のコンプライアンスって、あるんでしょうか?全く、呆れる×10の23乗です。
絶句 (天草の元炭鉱夫)
2008-03-19 10:41:37
 日鉄鉱業が上告。深堀弁護士の投稿で知り、絶句。高齢化する原告には、時間が少ないのに。
上告を取り下げて (長刀英次)
2008-03-19 18:00:16
日鉄鉱業の皆さん、私は西日本石炭じん肺裁判の原告です。日鉄鉱業は昨年2月1日、福岡地裁で23回目の敗訴判決を受け、そして昨日3月17日福岡高裁で24回目の敗訴判決がありました。私たち原告団は昨年8月9日、国と和解しました。国でさえ私たちじん肺患者に理解を示して和解したのに日鉄鉱業は24回も裁判に負けていながら何故我々原告団と話し合い、和解をしないのでしょうか。
日鉄鉱業は、じん肺に対する職場の安全に配慮せず、じん肺罹患防止もしないで多くのじん肺患者を発生させたその責任は重大です。
じん肺患者を発生させた炭鉱やトンネル、造船所などの加害企業はほとんどが企業の責任を認めて、裁判判決や和解によって解決しています。日鉄鉱業だけがいたずらに和解することを拒み、裁判を長引かせています。会社にとって何の徳にもならないこの裁判を1日も早く和解して解決してください。
上告を取り下げてください。我々じん肺患者に謝ってください。
なぜ私たちの願いが届かないのでしょうか (小野順一)
2008-03-19 18:03:56
日鉄鉱業は上告を取り下げてじん肺問題を解決して下さい。私たちじん肺患者は、咳き込みによる胸の痛み、タン詰まりによる呼吸困難など、苦しい毎日を過ごしています。この病気は少しずつ進行し良くなる事はありません。
解決が長引けば長引くほど亡くなる方も出てきています。無駄な争いはやめて、じん肺患者の被害を進んで救済してほしいものです。今まで何回も裁判で負けているにもかかわらず、未だに謝罪していません。
今度こそ真摯に反省しこれ以上争いをやめて、じん肺問題の解決をはかり原告らに謝罪し、又じん肺を根絶するために最大限の努力をする責任があります。
会社として責任を全うするようお願い致します。
これが日鉄の常識? (吉岡末喜)
2008-03-19 18:16:06
私は、西日本石炭じん肺長崎請求団の原告であります。一言日鉄に物申します。
我々は、17日の福岡高裁判決を受けて上京し、「上告するな、福岡高裁の判決に従え」と声を大にして要請しました。しかし我々の願いもむなしく日鉄は上告を行いました。
今回もまた日鉄鉱業は最高裁に審判を仰ぐつもりですか。それにしても技術的な面で争点とする目新しいものは何もないだろうと考えますがどうですか。いい加減に原告患者を失意のどん底に落とすような真似は止めてほしい。常識ある日鉄鉱業としての態度を示してください。じん肺裁判での24連敗はワーストⅠと受け取っていますが、結果として何か日鉄の為、発展的なことが得られたであろうか疑問に思います。
かつて、我々が石炭採掘を地底という過酷な環境の中で粉じんにまみれ、黒い汗水をたらしてわが国の経済復活も然る事ながら、懸命に石炭を生産し続けたのは何の為だったのか良く理解してほしい。その石炭採掘こそが日鉄という会社をここまで発展させた原動力になったのではないか。此のことが分からない会社でもあるまいと思います。17日の高裁判決でも、極めて遺憾と断罪されたことに対して、本当に日鉄鉱業は安全配慮の義務違反がなかったと一般世間に言明できますか。それでも無いと言うならば、何故に日鉄鉱業を被告とした北松じん肺訴訟(S54・11・1提訴)を契機にして30年近くもこの問題が争われたのだろうか。そして、現にじん肺に罹患した患者がかくも多く現存するのは何故でしょうか。我々の前で釈明するなり謝罪の言葉があってしかるべきと思います。
長崎請求団にも、柚木炭鉱で、伊王島炭鉱で夫々に坑内作業に従事し、じん肺に罹患し苦しんでいる元坑内労働者がいる訳で、彼等は口癖に俺たちは会社の何だったんだろうか、ここまで我々弱者に対して冷酷な会社だったのかと悲嘆にくれているのが現実であります。
国が謝罪し、他の関連企業は和解を続けている中で貴会社のみが頑迷に謝罪しないのはどういう理由からなのか、それがどうしても判りません。他の企業は全て和解解決をしている中でこの非常識さを続けるのはどのような根拠があるのか再度問いただしたい。社会的責任、道義的責任は微塵も考えていないのか。世間での非常識が日鉄という会社では常識として通用しているのかどうかこの点も聞いてみたいものです。
原告団も高齢化し、明日の命さえもわからない患者が多い。せめて命の有るうちに円満解決は出来ないのでしょうか。我々患者も人間として尊厳のある命を全うしたい、また、そう願うのが当たり前の事だと私は思います。その為には再度声を大にして申しあげたい。
「福岡高裁の判決に従え、上告を取り下げろ!!」
「あやまれ、償え、なくせ、じん肺」 (田中 勉)
2008-03-19 18:23:59
我々は、西日本石炭じん肺長崎請求団を代表して、はるばる長崎から上京し日鉄を糾弾するものである。日鉄鉱業は何ゆえじん肺患者に対し、24回もの裁判において、ことごとく敗訴しながら、我々が要求するスローガン「あやまれ、償え、なくせ、じん肺」を受け入れようとしないのか!
日鉄鉱業は、経営していた炭鉱の坑内で、安全衛生管理を怠り、大勢のじん肺患者を発生させたのである。それを認めようとしない日鉄鉱業は、非人間的、良俗に反する企業である。
日鉄鉱業は、日本の企業において、一部上場の会社でありながら、それを経営する社長は、企業のトップとして、恥じる事はないのか!
既に他の企業、又、国でさえこの過ちに対し、謝罪している。
日鉄鉱業は、これまでどれだけのじん肺患者を殺してきているのか。人間としての情はないのか。会社としての責任をまっとうせよ!
今も、毎月我々じん肺患者が何人も亡くなっている。この御霊に対し、手を合わせようとしないのか。我々は、へとへとになりながら会社前で叫び続ける。
「あやまれ、償え、なくせ、じん肺」
長引かせず、潔く謝罪してほしい (東京支援  花ちゃん)
2008-03-20 13:53:43
24連敗してもなぜ悪いと言えないのでしょうか。利益追求するばかりで、人の心を失ってしまったのでしょうか。原告の方たちは、会社を信じ、一生懸命働いて、犠牲になった方ばかりです。その犠牲の上に日鉄工業があるのではありませんか。あなたの家族がその苦しみを背負っているとしたらそれでも知らんふりをしているのでしょうか・・・人として潔く謝ってください。人として、健康で文化的な生活をするということは、憲法25条でも守られています。面子にこだわっているとしか思えません。大会社なら、長引かせないで、潔くきちんと謝ってください。ひとの心を忘れた方にお勧め本‘にあんちゃん’(岩崎弁護士お勧めです)映画‘人として生きる’日鉄関係者にぜひ見てほしいです。
当ブログの簡単な開き方 (天草の元炭鉱夫)
2008-03-20 16:10:49
 当ブログの簡単な開き方を皆さんに広めましょう。
その方法は、 〝皆さんはなぜ、日鉄鉱業にこだわるのですか〟 として検索すれば一発で当ブログが開けます。直ちに お気に入り 設定しておけば何時でも随時に開くことが出来ます。
三井松島じん肺解決2周年 (長崎ぽんちゃん)
2008-03-21 10:19:34
三井松島じん肺裁判が解決して2周年ということで、3月20日にお祝いを兼ねて記念誌が出されました。この会社も、もともとは、弁護団の先生がいうには、長いじん肺裁判の中で解決している問題点についてもしつこく全て争っていたそうです。何でも、株主に対する責任があるから、争うんだ、裁判所の判断がいるんだ、と言っていたらしいです。判決が出た後も、株主に対する責任がどうの、かなんかと言って、すぐにすっきり終わらせることができませんでしたけど。最後は患者・遺族に謝って、お金払って、もうじん肺は出しませんと約束して終わってくれました。結局、株主に対してどう説明したんでしょうね?
 日鉄の場合は、どうなんでしょう?株主は何か言ってるんでしょうか?株価と配当が多いことが株主の利益なんでしょうけど、なんでもヨーロッパの投資家なんかは、企業の姿勢なんかを見て投資先を考えるらしいじゃないですか(あまり詳しくないから、いい加減なこというのはやめとこう)。日鉄の株主は、何か言ってるんでしょうか?
弁護士の名前まちがえました。 (東京支援  花ちゃん)
2008-03-23 23:50:48
すみません。‘にあんちゃん’お勧めの弁護士は岩城弁護士です。訂正します。子供のころ読んだ記憶がありますが、また再読します。武藤さんの書いた涙がこぼれそうでも、読みましたが何度よんでも、心に響きます。友人にも見せたら、支援する気持ちがわかったといって、署名も協力していただきました。世界最古の労災といっても一般には、あまりしられてはいません。知ってもらうためにもがんばります。
にあんちゃん (長崎 蝶々さん)
2008-03-24 10:16:09
岩城弁護士に薦められてすぐに図書館に行って借りて読みました。10年前に「涙がこぼれそうで」を読んだことが、私のじん肺根絶運動の原点になりましたが、「にあんちゃん」も多くのことを考えさせる本でした。一人でも多くの人に読んでもらいたいです。
人面獣心 (心ある一国民)
2008-03-24 15:17:07
日鉄鉱業の最高幹部に訴える。
貴社は3月17日福岡高裁での判決で24回という例を見ない数の敗訴判決を受けてどう対応するのか。今までも非人道的、人面獣心と見られているのは確実です。自己の金儲けのため多くの従業員を不治の病(じん肺)に罹患させ或いは死亡させておきながら、自分達の責任を回避するのは許せない。裁判を長引かせないで、早く解決し原告が生きているうちに謝罪せよ。
日鉄上告 (東京の修習生)
2008-03-25 17:06:35

上告したのかー,許せん。
日鉄鉱業に人の心開眼を (天草の元炭鉱夫)
2008-03-25 21:43:50
 1月27日 熊本請求団総会時、岩城弁護士は日鉄鉱業に対するブログを3月に立ち上げるので、熊本請求団の皆さんもパソコンを練習してじん肺に対する思いをどんどん投稿してほしい 旨の要請がなされました。私も極力皆さんにパソコン習得をを勧めています。
 私たちは高齢化が進み時間がありません。じん肺症は治癒の見込みもありません。しかし、座して死を待つわけには行きません。ましてや、日鉄鉱業に対峙する原告の皆さんも おいておや だと思います。支援者ともども頑張りましょう。
 日鉄鉱業に一時も早く 人の心 開眼のあることを願って止みません。
上告は不毛である (深堀 寿美)
2008-03-26 06:24:23
 弁護士の深堀です。
 日本の裁判は三審制で、不服があれば、それぞれ上級の裁判所で再度の判断を求めることができるしくみになっています。ただ、最高裁というところはちょっと特別で、「不服である」ということだけでは審理をしてくれず、特別な理由がないと、上告を受け付けて審理をしてくれません。日鉄工業は過去に、責任を最高裁に上告して、この上告を受け付けないという、「上告不受理」になったことがあります。今回も、そうなる可能性は大です。今回の上告も、そういった点で、新たな展開も期待できない上告だと思います。
 故に、無駄な争いは止めて、早期に解決して貰いたいところです。
「にあんちゃん」を読んで (岩城邦治)
2008-03-28 12:24:54
 安本末子さんの「にあんちゃん」に描かれているのは、昭和30年前後頃の炭住とその周辺社会の様子です。炭鉱労働者の生活と社会の一端をうかがうことのできる日記と思います。
 安本さんの場合、過酷な炭鉱労働と搾取に加えて、朝鮮から流れてきた一家という差別が加わって、とりわけ悲惨な生活を強いられたようです。しかし、日鉄鉱業が支配した北松の炭鉱街の生活も似たり寄ったりだったように思えます。じん肺で夫を失った後の谷本静野さん一家の様子が「涙がこぼれそうで」に載っていますが、その生活の状況は基本的に安本さん一家の生活と変わりないように思います。
 安本さんが日記をつけ始めたころ、停電があると、ラジオで「電力を確保するためにも炭鉱で出炭に励む皆さんに感謝しましょう」といったアナウンスが行われていました。しかし、「戦後復興の戦士」と言われた炭鉱労働者の多くが、実際には安本さんや谷村さんが記したような生活を強いられていたのではないでしょうか。そのうえ、その先にあるのはじん肺に侵されボロボロに壊された体です。
 判決でその責任を厳しく認定された日鉄鉱業は、せめてもの償いとして、こうした炭鉱労働によってじん肺に罹患した被害者に心からの謝罪をすべきです。
 そして、私自身としては、戦後日本の経済や社会の復興に尽くし、それにもかかわらずじん肺に罹患させられた被害者の方々の要求実現のため、微力でも役立ちたいと考えています。
 
 
逝った人たち (中里研哉)
2008-03-28 22:52:07
 妻は看護婦です。人は亡くなる寸前に幸せだったら人生全て幸せと言えるのではと言います。臨終の場に携わる職業人の実感だと思います。私は、仕事柄、組合員の皆さんのお見舞いに行き、最後の闘病生活に遭遇します。すごい量のタンが出て、酸素量を最大にしてもハァーハァーという息苦しさが伝わってきます。
 家族の人たちは、早く楽になって綺麗な空気をたくさん吸わせてあげたいと言われます。亡くなる寸前に「じん肺にさえかからなければ」と思って亡くなるのは幸せでしょうか?日鉄鉱業は、そんな人たちの気持ちを知っているのですか?
Unknown (中里研哉)
2008-03-28 23:04:01
 妻は看護婦です。「人間亡くなる寸前に幸せと思えれば人生全て幸せなのではと思う」といいます。他人の臨終に携わる職業人の実感なのではと思います。
 私も職業柄、じん肺組合員の最後の闘病の場面に遭遇します。じん肺にさえ罹らなければ、こんなに苦しまないで済んだのではと思うのです。じん肺に罹らせた会社を恨みながら死ぬなんて、そんな最後は人間として絶対に迎えたくありません。そんな、人間の最後を日鉄鉱業の取締役の皆さんは考えた事ありますか?もう一度原告たちのビデオでも観てください。今度、持って行きます。
悲惨さを伝えよう・・たくさんの人たちに (東京支援   花ちゃん)
2008-03-29 15:12:44
わたしは以前、医療関係の現場に勤めていました。医療関係者にさえ‘じん肺’って何ですか?と聞かれたことがあり、えっ!ておもったことがあります。東京板橋で‘人として生きる’の上映会をした時、「最初の画面から、苦しさが伝わり、自分も思わず息をのみ、じっとみいってしまった。」との感想がありました。2004年6月の北海道高裁での裁判傍聴した時、米津さんの意見陳述が忘れられません。「一寸先も見えない真っ暗な構内で、粉塵の舞う中、それを吸うとじん肺になることも知らされず、会社と国を信じて全力で働きました。・・・略」その通りだとおもいました。又映画感想に「ドキュメンタリーを観て改めて、この問題が人権闘争であると思った。人の命の重さを感じない企業、経営者には本当に腹が立つ」・「この映画をみてじん肺患者の実態を初めて知りました。会社は人の命より利益を大事にしていることを改めて許せないと思った」・「生きながら、こんなに苦しめられて、苦しめられて、患者さんたちが、ただ謝罪してほしいという、それだけの切実な願いを持つことが正義で無くてなんだろうか・・国や企業の責任逃れの不誠実さが本当に許せない」と寄せられました。上映会の大切さが伝わりました。世界最古の労災、また労働歴史として、たくさんの人たちに教育現場で伝えていければ、世の中が急速に変化し忘れかけられている、何かが、・・・難しいけど、人の心を呼び戻してくれるのではとニュースを聞くたびに感じています。
心・命の大切さを実感してほしいです。
道徳的退廃と思う (青春の門)
2008-03-31 13:02:27
今度こそ、もしかすると控訴しないのではないかとゆうかすかな期待も見事に裏切られました。さすが日鉄鉱業の鋼鉄の決意ですね。
さて河西弁護士の何故北松原告団かの確信は正しいとは思うけどもっと追加したい。原告団は日鉄鉱業の提訴妨害を乗り越え、弁護団、支援者に支えられながら、全国オルグを展開し、各地のじん肺患者を励まし、原告団の団結を作り上げていった。
裁判で勝利した後も、じん肺と戦いながら、北松の会をたちあげ、じん肺根絶の想いをあとにつずく原告団に、模範を態度で示してきた。
この精神が筑豊、北海道での国に謝らせる到達を実現し、トンネルではさらに制度の見直しまで追い込んだものと思う。
支援の労働組合のなかでも、建交労、東京土建等建設産別の部隊が支援する立場から組合あげてのじん肺根絶の先頭に立つ様変わりを見るとき長崎北松の果たした役割は強調されてしかるべきだと思います。
この原告団の生き方と日鉄鉱業の対応は比較するまでもないですね。日鉄鉱業の完敗ですね、
まさに道徳的退廃のきわみです。
北松の風をもう一度 (北松の仲間)
2008-04-01 12:29:46
 河西弁護士が、ブログで「なぜ日本の西の果て、北松浦郡で日本最初の炭鉱夫じん肺裁判を起こさなければならないのだろう」と自問し、「日本中で最も良心的で決意の高いじん肺患者さんが長崎北松の地に居た」と自答しています。
 青春の門さんも「原告団は日鉄鉱業の提訴妨害を乗り越え、弁護団・支援者に支えられながら、全国オルグを展開し、各地のじん肺患者を励まし、原告団の団結を作り上げていった。裁判で勝利した後も、じん肺と闘いながら北松の会を立ち上げ、じん肺根絶の思いを、あとに続く原告団に、模範を態度で示してきた」と指摘しています。
 日鉄を追い詰めていくためには、北松原告の闘いを知る北松の仲間たちが、もう一度「北松の風」を吹かせる必要があると思います。まずは、このブログで声をあげ、風を吹かせましょう。そして、日鉄行動があるときは、残っている患者さんと共に行動に加わろうではありませんか。
 北松の仲間たちの声をまた聞きたい。顔を合わせたいと願っています。
北松の風 (山本一行)
2008-04-02 16:02:22
北松原告団は、本当にがんばりました。じん肺など誰も知らない頃から、訴えるために歩き回りました。それに応えてくれた方々が集まり始めました。それが原告団の大きな励みになりました。「私が誘った団体から、集会に来てくれた」「カンパをいくらいくらもらったよ」などとうれしそうに言い合っていました。闘いの原動力になったと思っています。
非人間的な態度をとってきた日鉄鉱業には、決して味わえない喜びだと思います。このブログを、広く多くの方々に読んでいただき、もっともっと共感を広げることができたらいいなと思っています。
裁判の日程 (深堀)
2008-04-03 06:24:10
北松の仲間さん、こん**は。弁護士の深堀です。私たちの運動の大先輩ですよね。これまで続けてくださった数々の運動、本当にありがとうございました。私たちは、今、最後の裁判闘争を行っています。先輩方の努力を結実させるべく頑張っています。もう少し頑張るのに、諸先輩方のお力添えが必要です。どうかよろしくお願いします。
西日本石炭じん肺1陣訴訟は、最高裁へ行ったので、何時、どのような審理が開かれるのか、また、開かれないのか、それが何時分かるのか、予定が立ちません。
ただ、次回の西日本石炭じん肺訴訟2陣の口頭弁論は、4月23日(火)午後2時から、福岡地方裁判所3階301号法廷です。
よろしかったら、お越し下さい。
大企業のすることは、よく理解できません。 (さくら)
2008-04-03 15:49:27
 個人のレベルにおいては、人に迷惑をかけますと素直に謝るのがふつうの感覚です。そこには、モラルや正直という概念が存在しています。日鉄鉱業の中枢部にいて、指示命令を実際に行うのは、その中の人間なのです。ふつうの人間なら、いまの日鉄鉱業のような対応はできないと思います。
 世界を相手に商売をおこなう企業には、モラルや正直などは弱さと映るのでしょうか。
4月23日の法廷 (山本一行)
2008-04-10 11:44:54
4月23日2時から(1時30分頃裁判所門前集合)、福岡地方裁判所で、西日本石炭じん肺2次訴訟の弁論があります。2次訴訟では、日鉄を被告として2名がたたかっていますが、この2名について、この日に分離(国と和解が見込めるほかの原告と裁判を分けること)して、結審する予定です。裁判所も、日鉄との争いについて時間をかける必要はなく、和解をしないなら早期に判決をすると考えているのだと思います。
今年の夏か秋には、25回目の敗訴判決があるのです。ことここに至っても解決をしようとは考えないというのは、いったいどんな考えなのでしょうか。
日鉄鉱業にもの申す (松本 隆)
2008-04-13 20:35:30
なぜ、日鉄鉱業は、このように意固地になったのでしょうか?人が本来もっている感情、愛、思いやり、これを無くしてしまったら、この世で生きていく資格はない。私は、昭和17年、国は戦争真っ只中、(12才)強制的に炭鉱に動員され、穴の中で働かされた。戦後、北松中小炭鉱を転々と働いてきた。そのころ、日鉄鉱業は、佐世保市大野、柚木炭鉱を経営していた。私は、当坑で働いていたわけではないが、我々、炭鉱マンのうわさの中では、当坑は、当時、人繰りと称する会社の役員がおり、身体の具合が悪いからと休もうとしても、その人繰りさんが木刀を持ち、強制的に入坑させていた、炭鉱でも性悪な、圧制炭坑とのことであった。当時を思い出すと、身の毛が逆立つ思いがする。「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」という諺があるが、私達は忘れることは出来ない。このようにして働き、じん肺に罹患し、今また苦しみの日々を送ることになるとは!誰に責任の所在を問えば良いのか?言うまでもなく、炭鉱を経営していた企業であることは、相違ない。日鉄鉱業は、未だに、そのころの性悪な経営を引き継いでいるのでしょうか?今の日鉄社長は、当時の炭鉱の実態を、どれだけ把握しておられるのか知らないが、裁判におき、24回も敗訴しながら、我々に対し謝罪しないのは、人の道に反する事ではないだろうか。日鉄鉱業は優良企業として、国民皆様に恥じない様、モラルを持ち、誠意を示すべきと考える。平成20年3月17日、福岡高裁においての判決文を、よくよく繰り返し拝読され、理解を示されたらいかがでしょうか。具申とします。
パート 2 (松本 隆)
2008-04-17 20:41:54
前回、私の日鉄鉱業に対する(具申 福岡高裁においての判決)社長、及び幹部皆様、よくよく拝読され理解されたと思います。じん肺患者の今日を紹介します。私の兄嫁は、十数年前、じん肺による肺癌で亡くなりました。兄は、じん肺管理4で、妻亡き後の闘病生活は、昼夜を問わず不便を余儀なくされながら、苦しみもがいていたが、3年後、妻と同じ病院で、臨終を向かえたのです。私も、この年になると、知人友人の死に直面してきたが、じん肺の場合、死の直前まで、頭脳は、はっきりしており、その苦しみは、じん肺映画「人として生きる」以上の、壮絶なる姿でありました。身内として忍びに絶えず、医師に相談をし、安楽死ではないが、痛み止め大量投与していただき、やっと臨終をむかえた。この様に、私達も死を向かえるかと思うとき、やりきれない思いが致します。日鉄鉱業社長、及び幹部役員の皆様、自身の身に置き換えて、この思いを致して下さい。日鉄鉱業も国際的企業として、一部上場の会社であり、それなりの威信見識を持った会社であると思いますが?事の善悪、人への思いやりを十分持った会社として、この、じん肺患者への思いを理解して頂きたいと念じます。ゲーム感覚で、三審制度を弄ぶがごときは、会社の成すべき事柄ではないと思います。見識ある会社として、この、じん肺問題を真剣に理解し、私達の思いをクリアーして頂きますよう、具申と致します。
判決はいつですか? (長崎)
2008-04-24 11:08:06
23日の裁判はどうなりましたか?3月の判決では、繰り返し負けていることを非難するような内容のことが言われたと聞きましたので、6月の株主総会前に、そんな判決を2連打あびると、さすがの日鉄も参るんじゃないかな~、なんて思っています。もし、連発になれば、是非株主総会でもいわれたらいいんじゃないですか。判決まで、何か予定していることがありますか?あったら、教えて下さい。大した力にはならないかもしれませんが、地方から応援します。
4月23日の法廷 (山本一行)
2008-04-28 09:51:00
2次訴訟の4月23日の裁判は、結審の予定でしたが、結審しませんでした。裁判官が交替しており、記録を読んでから結審したいとのことでした。次の期日は6月12日で、この日こそは結審するつもりです。
また、23日は14患者について国との和解が成立しました。国でさえ謝罪して、次々に和解しているのに、日鉄鉱業はどうしてそれができないのでしょうか。裁判が進めば進むほど、日鉄鉱業の異常さがますます際だちます。結審、判決、さらに日鉄鉱業の謝罪を勝ち取るまで、日鉄鉱業への批判を強めて行きましょう。
日鉄鉱業発言録①砂漠のラクダ (北松の仲間)
2008-05-01 11:32:42
 何回かに分けて、日鉄鉱業関係者のこれまでの発言について紹介しようと思います。第1回は「砂漠のラクダ」です。
 北松じん肺訴訟の法廷で、日鉄鉱業の代理人が突然立ち上がり、
 『砂漠のラクダは、砂嵐が来ると鼻の穴を閉じ、砂が鼻に入らないように蓋をする。ラクダだって自分で自分の身を守るのだから、じん肺にならないように人間が自分の身を守るのは当然のことだ。』
と発言。なんのことか意味が分からず、法廷の全員が一瞬キョトン。
 ラクダの鼻の構造は、砂漠での長い長い進化の過程で、環境に適合するように変化するに至ったもの。それに対して、人間は坑内粉じん作業現場のような異常な粉じん環境の下で暮したことはないので、ラクダのような進化は経験していない。そうした進化の違いのイロハも無視した日鉄鉱業代理人の非常識な発言に、そのあとの法廷は怒りの渦と化した。
 それにしても、日鉄鉱業が非常識だと、その代理人まで非常識になるものらしい。それとも、日鉄鉱業関係者の鼻の構造は、粉じんが多いところでは鼻の穴が自然に閉じる構造に変化しているのだろうか。
日鉄鉱業を検索したぞ (大牟田の炭鉱太郎)
2008-05-08 12:03:41
久しぶりに日鉄鉱業を検索してみて、驚いた。西日本裁判と「なぜ日鉄鉱業にこだわるか」が12番目13番目にでていたぞ!この前、ラクダの記事にはびっくりしたなー、ラクダは砂漠で砂が鼻に入らないように自分で鼻の穴を塞ぐそうだ。ラクダだって自分で身を守るのだから、人間だって自分で守るべきとは、とんでもない言いぐさだ。もうもうたる粉塵の中に放り込んで自分で守れとは、もう許さないぞ!
おれ達の書き込みが、頭にでてくるように頑張るぞ!みんなもてっだってくれ。お願いだ。
日鉄鉱業発言録② 「きのう控訴しました」 (北松の仲間)
2008-05-12 12:04:17
 1985年3月25日に長崎地裁佐世保支部で北松じん肺1審判決がありました。日鉄鉱業の責任が認められた最初の判決でした。
 翌26日午後1時、北松原告団と弁護団は当時の東京弁護士会館で日鉄鉱業担当者との協議に臨みました。結審前に裁判所が和解について原・被告双方に意向打診をしていたこともあり、また日鉄鉱業が判決後の賠償金支払いについて「執行協定」の締結を求めてきたこともあって、「判決後に解決に向けて協議しよう」と呼びかけ、日鉄鉱業側も「協議に臨む」と回答してきたのです。それで、東京弁護士会館での協議がセットされました。多くの原告が判決も見ずに亡くなっていくのを目にして、原告団・弁護団は、この協議が解決の糸口になるものと期待していました。
 現れた日鉄鉱業担当者は、古賀法務室長(のちに監査役)と高橋三郎室員(のちに社長)他1名の計3名でした。この協議が解決のスタートとなると意気込んだ原告団・弁護団が、「事前に要請したように、判決に従って控訴せずに、和解協議によって解決を実現していきたい」と切り出すと、古賀と高橋の様子がおかしく、居心地悪げにもじもじしだすのです。不審に思った熊谷弁護士が「ひょっとしてもうあんたたち控訴したんじゃないか」と問い詰めると、二人は、「はい、きのう判決のあとに控訴しています」と白状したのです。
 これが日鉄鉱業の対応です。「控訴せず、判決後の協議によって早期解決を実現しよう」と呼びかけられ、「協議に応じる」と回答しておきながら、実際には、判決内容を検討するどころか、判決に目すら通さずに「即時控訴」しておいて、そしてのこのこと解決協議の場に出てくる、その非礼・非道・背信的な対応が、以後の23回の判決で続けられ、現在に至っているのです。
 
許せますか?こんな会社 (九条フェスタの一員)
2008-05-15 17:55:32
インターネットご利用の皆さん、上場企業である日鉄鉱業をご存知ですか。後ろ盾に新日鉄がある会社です。この企業は血も涙もない会社のようですね。今、エネルギー源は石油ですが60年位前はエネルギー源は石炭でした。しかも国内で算出する唯一の資源で、戦後(第二次世界大戦)復興の原動力となり今の日本があるのです。
その当時石炭を産出する炭鉱は大小合わせて800鉱があり、会社自体は潤った時代でした。日鉄鉱業もその一社です。
哀れなのは従業員です。劣悪な作業環境で過激な作業を強いられ、挙句の果てに不治の病じん肺に罹患し死亡したり、今尚苦しんでいる人が沢山います。今あちこちで裁判を起こし和解したり解決がでていますが、和解、解決しても病気は治りません。こうした中、日鉄鉱業だけは裁判で二十四回敗訴しながら和解の席に着こうともしないで、裁判を起こしたのは会社側ではないので死亡者が出ても会社の責任ではないとうそぶいているそうです。こういう企業が日本国内で幅をきかせているのです。許せますか?このような会社を追い詰める為にご協力下さい。
患者の声を書き込みましょう (長崎 蝶々さん)
2008-05-15 18:16:48
私は、炭鉱じん肺で苦しんでいる人をたくさん知っています。そして、その人たちの少なくない人たちが肺がんで死亡されるのを見てきました。多くの悲しい別れを経験してきました。炭鉱で働き、じん肺に罹った人たちはほとんどが高齢者です。皆さんの苦しみをこのブログで訴えてほしいと思いますが、インターネットが出来ないばかりかパソコンを触ったこともない人たちばかりです。ブログを開いている皆さん、一人でも多くのじん肺で苦しんでいる方たちの声を拾って、代わりに書き込みをしましょう。そして、じん肺の悲惨さを広く知ってもらい、日鉄がいかに間違っているか知ってもらいましょう。
西鉄也ブログがすごい (大牟田の炭鉱太郎)
2008-05-16 09:20:17
ついに「日鉄鉱業に謝罪を求める会」のブログが5番目に登場すごい。「らくだの鼻」や「控訴しているのにのこのこ和解の席に着く」前社長の姿など、新たな書き込みもあり、日鉄鉱業を追いつめていると思う。
もう一息頑張ろう。23日は全労連・東京地評の総行動があります。日鉄鉱業要請は、14:00~14:25となっています。多くの皆さんのご参加をお願いします。
「日鉄鉱業の故意責任」の準備書面を作成中です (岩城邦治)
2008-05-17 09:58:38
 西日本石炭じん肺2次訴訟原告の山下憲昭さんと田中俊夫さんの裁判が6月12日に結審予定です。日鉄関連じん肺のトリとなる裁判です。
 すでに詳しい準備書面と書証を出しておりますが、先日裁判所からまとめの書面を求められました。それで、トリの裁判の最終準備書面にふさわしい、“簡潔
”で、かつ“日鉄鉱業の故意”を厳しく指摘した書面を急きょ取りまとめることとしました。現在、小山弁護士と山本事務局長とともに、土日返上で作業に当たっています。良い書面をまとめられるように頑張ります。
日鉄鉱業発言録③ 「原告が死んでもやむを得ない」 (北松の仲間)
2008-05-22 09:39:41
 北松じん肺控訴審の審理が続いていた1988年9月19日、日鉄鉱業での本社交渉の席上、高橋三郎法務室次長(のちに社長)は「高裁で判決が出ても、日鉄鉱業の主張が認められなければ、最高裁まで争う。原告がしかけた訴訟だから、その間に原告が一人、二人死んでもやむを得ない」と言い放った。
 その時点で、日鉄鉱業は福岡高裁から和解解決についての打診を受けていた。裁判長は悪名高き高石博良だったが、あの高石裁判長ですら「早期解決」を口にしていた。まさにそのときに、日鉄鉱業高橋三郎は「原告患者が死んでも抗争を優先させる」と宣言したのである。
 それにしても、「原告がしかけた訴訟」とはなんという云い様か。閉山でヤマを追われ、ボロ雑巾のように捨てられ、そのうえじん肺という不治の病に冒された被害者が、あるべき補償を求めて立ち上がったのがじん肺訴訟である。その原告らの無念やるかたない心情に一片の理解も示さず、石もて追うごとく、「一人二人死んでもやむを得ない」と長期抗争を宣言する高橋三郎の非情な言葉には、身が震えるような怒りを覚える。
ご支援の皆様へ (長崎請求団 松本 隆)
2008-05-28 22:25:11
西日本石炭じん肺訴訟を支援して下さる皆様、このブログをお借りして、心より感謝を申しあげます。西日本石炭じん肺におきましても、三次訴訟までつながりました。おおかたの企業とは和解が出来、残るところは、数社となりましたが、解決の目処がたち、あとは日鉄のみとなりました。私達、西日本石炭じん肺訴訟団は、一致協力して頑張り抜きます。今後におきましても、何卒、一層の、ご支援賜りますよう、お願いを申し上げます。私におきましては、体調不良により、行動を制限され、皆様に、ご迷惑をおかけ致しております。ただし、心は一つです。何卒、容赦とご理解の程、お願いを致します。
真を問いたい (松本 隆)
2008-05-28 23:08:11
日鉄社長、幹部役員の皆様に問いたい。このじん肺訴訟問題、いかなる真意があって、私達じん肺患者を苦しめ続けるのですか。今日では、会社の利益も伸び、豊かなる企業として君臨するなか、子供のいじめをみるような状況。豊かな企業とはいえ、真実を理解しない日鉄は、必ず天罰が下されることになると思う。この世の中、真実を理解しない企業は、企業としての活動は成り立たないのが、人間世間の掟ではないでしょうか。一部上場企業、これを支えている株主皆様方。このような、企業に投資をし、金儲けをしたところで、余り、気持ちの良い金ではないのでは?24回もの敗訴にもかかわらず、高裁上告、何を意味するのでしょうか。日夜、苦しみ、どうにか生き続けている私達の息の根を止めようとする、この仕儀。日鉄の株を買い支えている皆様、人としての情を持ち、この日鉄に対して、苦言を呈されては、いかがでしょうか。私達じん肺患者を、苦しみの地獄から救って下さるのは、日鉄社長、幹部役員ではありません。株主の皆様です。真を問います。
「故意責任」の準備書面が完成しました (岩城邦治)
2008-06-03 09:38:56
 日鉄鉱業の「故意責任」について準備書面を作成中と5月17日に書き込んでいましたが、昨日完成しました。
 日鉄鉱業は24連敗していて、その責任は明らかですが、不注意(過失)による安全配慮義務違反にとどまらず、それは「故意による安全配慮義務違反」であるということを明らかにすることが、今回の書面の目的でした。小山弁護士が多くの資料に当たり、苦労して取りまとめをしてくれました。
 日鉄鉱業は「最高裁判決が出ても責任はない」と繰り返してきましたが、その主張の論拠が、「安全配慮義務を尽くした」ではなくて、「石炭鉱山保安規則は守ってきた」という、次元の異なる、行政上の責任のレベルでの主張であったことが分かってもらえるように工夫をしています。
 頁数は多くありませんので、よかったら読んでみてください。西日本石炭じん肺メーリングリストに掲載しています。また、092-721-4647岩城法律事務所にファクスして請求いただければ、支援関係者であることを確認のうえ、メールまたは郵送で書面を送るようにします。
日鉄鉱業発言録④ 「最高裁が責任を認めても納得できない」 (北松の仲間)
2008-06-07 10:12:45
 1994年2月22日、北松じん肺最高裁判決がありました。しかし、判決後の本社交渉で日鉄鉱業は、「最高裁が責任を認めても、納得できないから差戻審で争うし、再度の上告もする」と言い放ちました。
 発言録③でも紹介したように、日鉄鉱業は、「主張が認められなければ最高裁まで争う」と言っていましたが、その最高裁判決が出たわけで、これに従うべきは当然のことです。しかし、その最高裁判決が出ても、日鉄鉱業は、「時代時代の対策は尽くした。責任はない」と道理のない主張を繰り返し、「納得できないものは納得できない」「差戻審でも争う」と開き直ったのでした。
 発言録③で紹介したように、1988年9月当時、日鉄鉱業は「原告が一人二人死んでもやむを得ない」とうそぶいていましたが、現実には「一人、二人」どころではなく、この最高裁判決が出るまでの5年半で6人の原告が亡くなられました。翌年の差戻審を加えると、7年間で実に10人の原告が亡くなられたのです。
 こうした亡くなられた原告の方々のことを思い出すと、この間の力及ばない私たちの取り組みが残念で、とにかく最後まで全力を尽くそうと決意を新たにするこの頃です。
日鉄従業員の方々へ (長崎 九十九)
2008-06-09 10:17:29
戦後生まれの私にとって、炭鉱であるとか、じん肺等まったく縁のないものだと思っていました。しかし、身内がじん肺による肺癌で亡くなりました。その最期は、見るに耐えない凄まじい、まるで生き地獄。息をひきとる、その時まで意識があり、苦しみもがくその姿に、見取った家族は[一生懸命家族のため働いたおとうさんが、なぜ?こんな目に。]じん肺に罹患したのは炭坑の穴の中で働いたからです。当時の炭坑は安全管理、衛生管理を怠り、〔増産増産〕お国のため企業の利益のためだけに、そこで働く者は想像を絶する劣悪な環境で、まるで使い捨て状態だったそうです。当時の莫大なる利益を基礎に、現在、大企業となっている日鉄もその一つです。発症したじん肺に苦しむ日鉄元従業員の上で成り立っていることを、今の日鉄従業員の方もしっかり認識されるべきと考えます。人間は道具ではありません。企業は、社長、幹部だけで成り立っているのではありません。働く従業員有ってこそです。昔の過ちは過ちとして、誠意を持って謝罪すべきと思います。又、社長が次々と変わられておりますが、非は非として代々受け継がれ謝罪されるべきであると考えます。
日鉄鉱業発言録⑤ 「裁判に加わらない者には払う」 (北松の仲間)
2008-06-09 10:48:56
 北松じん肺訴訟提起に当たって、日鉄鉱業は、被害者宅を回っては「弁護士から家も土地もとられるぞ」「裁判には時間がかかる。生きているうちに判決は出ない」と提訴妨害を繰り広げた。それでも裁判が始まると、他の被害者が裁判に加わるのを阻止するため、再び被害者宅を回り、「判決が確定したら判決に準じた金を払う」という密約に署名させて、裁判に加わらないことを約束させた。
 同訴訟が差戻審判決で確定した3日後、日鉄鉱業は密約組代表者と「判決に準じた取り扱い」についての覚書を取り交わした。株主総会での報告によれば、この覚書により日鉄鉱業が96年度に密約組に支払うこととなった補償額は50億8000万円に達したとのことである。
 98年11月の日鉄じん肺全国訴訟で11回目の敗訴をした日鉄鉱業は、判決後のコメントで、「納得できない点があり控訴する。弊社は裁判を提起していない元従業員じん肺患者らと解決基準に関する覚書を結んでおり、この覚書に基づく和解であればいつでも受け入れるが、覚書以外の和解には応じることはできません」と述べた。「責任」を認めず、被害者に謝罪もしないが、金だけなら「覚書水準」で払ってやるというわけである。
6月12日結審いたしました (山本一行)
2008-06-12 19:12:31
 西日本じん肺2次訴訟で、日鉄鉱業を被告とする部分が(原告は2名)、本日結審しました。判決は9月24日1時30分の予定です。
 裁判所は和解をしようとしない日鉄について、少しでも早く判決を出そうと考えてくれたのです。2名の原告についていえば、提訴後8ヶ月、11ヶ月での結審です。
 日鉄鉱業の「故意責任」を強調する書面を提出し、本日の弁論では「24回の判決でも、日鉄鉱業は、解決をしようとしない態度が異常であることを理解しなかった。25回目の判決は、ぜひ、それをわからせるようなものにしてほしい」と訴えました。
 判決は、日鉄鉱業を断罪し、鉄槌を下すものになることは確実です。
 弁護団では、この9月の判決をにらみつつ、1次訴訟の最高裁にむけての署名を集めることにしています。ご協力をお願いします。

 
 
署名、します。 (長崎ぽんちゃん)
2008-06-14 08:23:37
今年の株主総会前の2連敗にはできなかったけど、また、9月に日鉄が負けるんですね。高等裁判所は日鉄が悪質だ、と言ったと聞きましたが、なんて言ったんですか?世間の人(投資家も)にも、裁判所からも悪質というお墨付きを受けているんだ、なんてことを知らせねば。署名のことは、建交労の人に聞けば分かりますよね。
「長崎ぼんちゃん」さんへ(お答えします) (岩城邦治)
2008-06-17 09:51:36
 3月17日の福岡高裁判決の指摘についてお問い合わせをいただきました。
 判決の指摘部分は、ブログに載せるにはやや長いので、この「日鉄鉱業に謝罪を求める会with西哲也(ブログ編)」の
 「西日本石炭じん肺訴訟の福岡高裁判決について」に載せています。是非そこを開いてみてください。
日鉄鉱業発言録⑥ 「お褒めいただきたい」 高橋前社長の発言三題 (北松の仲間)
2008-06-17 11:25:41
 とかく物議をかもす発言を繰り返してきた高橋三郎前社長ですが、株主総会での日鉄鉱業じん肺株主会の質問に対して、当時の社長として次のように答えたそうです。
① わが社は、創立以来数万の人が働きじん肺に罹患したのはわずか数千人、お褒めいただきたい。(…数千人のじん肺罹患者を出して「お褒めいただきたい」とは、なんたる言い草か。まともな感覚の持ち主の発言とは到底思えない。こういう人が一部上場企業の社長で許されるのか。それとも日鉄鉱業だから勤まるのか。)
② 時効の問題一つとっても、賠償額は半分ですんだ。お褒めいただきたい。(…密約組との裏の協定で値切ることができたという意味か?)
 こうした高橋三郎社長の態度に、腹をすえかねた被害者たちは、東所沢に住む高橋社長との直談判のため、自宅を訪問しました。その訪問の件をとらえて、高橋社長は次のように述べたそうです。
③ 皆さんが私の自宅に来た日にわが社の株価が上がった(…「じん肺問題があっても日鉄鉱業は心配ない」という虚勢?)

※ 6月27日には日鉄鉱業の株主総会が開かれるようです。日鉄じん肺闘争株主会の皆さん、日鉄鉱業の責任を厳しく追及する鋭い質問をお願いします。
※ 「日鉄鉱業発言録」は今回の書き込みをもって終わりますが、続報がある方は続きをよろしくお願いします。
日鉄とは? (長崎 九十九)
2008-06-19 22:36:28
そもそも、日鉄の企業理念とは、自社の利益追求のみ!?現在ある企業のほとんどは、エコ、環境問題に異常なくらい敏感です。環境、衛生、安全問題にどれだけ取り組んでいるか、これが企業のランク付けではないかと、私は思います。日鉄の経営者 社長及び従業員の方々の意識改革が成されない限り、じん肺闘争は終わらない。日鉄に関係される方々、じん肺死された方に謝罪し手を合わせる事が、なぜ出来ないのか。良心に問いたい。長引く裁判ではなく、早期和解。これこそが、亡くなった方、またその遺族の方に対する、良識ある謝罪となるのではと、考えます。
株主総会はどうだったでしょうかねー (長崎)
2008-07-06 07:17:00
6月末に株主総会が行われたようですね。昨今は、株主がモノをいう総会が多いようです。そんななかで「会社は誰のモノ?」といった感じのご本もあるようですが、このじん肺問題については、「会社は従業員のモノ」と言っても良く、他の未処理利益に優先して、元従業員のみなさんへ、損害賠償と解決金を支払うべきなんじゃないかな、と考えるんですけど。なかなかそうはいかないんですね。日鉄が争って最高裁に裁判はいっているそうですが、どんな感じなんでしょうか?もう、そろそろ、判断がでるんですか?
日鉄社長に申し上げる (松本  隆)
2008-07-25 14:33:30
久しぶりです。らちのあかない事ではありますが日鉄社長に申し上げる。日鉄は、性懲りもなく被害者に対しての、謝罪はしないと言い続けている。現社長は、反対の理由は、先代会長よりの社是が「この、じん肺問題は会社の非を認めず謝罪も和解もしない」であるからだと、言い放っている。25回も裁判で敗訴しながら、高裁への控訴、又、最高裁への上告。これまで裁判史上稀なる、裁判長よりの批判を受けながら、社是だからと、あくまで、じん肺問題は和解もしないし謝罪もしない。人として考えられない事である。今、国でさえ、謝罪し他の各企業も謝罪し和解をしている。社是ではあっても、悪しきことを改め、会社を興隆させるのが、代々の社長の務めではないか?謝罪の声を聞くことなく相当数のじん肺患者が亡くなっている。そのことを考えた場合、過ちは過ちとして、他の企業、又、国のように、心穏やかにして、素直に、じん肺問題を見つめられたらいかがでしょうか。一考を、促したい。
日鉄鉱業:福岡地裁判決行動 (山本一行)
2008-09-16 10:43:08
 日鉄鉱業に対する福岡地裁判決が9月24日にあります。日鉄鉱業を被告にして闘ってきたのは、西日本石炭じん肺2次訴訟原告の山下・田中のお二人です。
 日鉄鉱業を被告とする提訴は、このお二人の後にはないので、おそらくこれが最終の日鉄鉱業に対する訴訟ということになると思います。弁護団では、これを日鉄鉱業に対する最後の闘いと位置づけ、これまでの日鉄鉱業責任論を洗い直して、最後の訴訟にふさわしい「日鉄鉱業責任論」を裁判所に提出しております。裁判所がどこまで故意責任に踏み込んで判決するのか注目されます。
 判決行動のスケジュールは以下の通りです。ご参加、ご協力をお願いいたします。

9月24日判決日行動
判決期日:9月24日(水)午後1時30分
     福岡地方裁判所301号法廷
報告集会:同日午後2時中央市民センター(裁判所裏)

9月25日上京行動
東京行動:午前8時15分最高裁前宣伝行動
     最高裁への1次訴訟要請行動
     新日鉄要請行動
     日鉄鉱業本社前昼行動
     日鉄要請行動
東京集会:午後6時 東京報告集会 中央大学記念館
日鉄鉱業が25連敗 (山本一行)
2008-09-29 19:16:36
 9月24日、西日本石炭じん肺第2次訴訟で、福岡地方裁判所は、日鉄鉱業の責任を認める判決を出しました。日鉄鉱業は、25回目の敗訴判決です。
 判決では、8ヶ月しか日鉄鉱業で働いたことのない原告に対しても、「被告(日鉄鉱業)は、和解を拒否して責任の所在を強く争うにもかかわらず、……具体的な主張立証をしないから、原告らに対し、その責任の一部または全部を免れることはできない」としました。就労が短い場合は、責任を減額することがこれまでは多かったのですが、裁判所は日鉄鉱業が理由もなく争い続けることに怒りをもって、全額責任を認めたのだと思われます。
 翌日の本社交渉などでの日鉄鉱業の態度は相変わらずでしたが、日鉄鉱業をまた一歩追い詰めた判決だと考えています。
日鉄に25回目の敗訴判決 (平川道治)
2008-10-02 09:52:42
長崎北松じん肺以来、28年頑なに謝罪を拒否する日鉄鉱業に対する25回目の敗訴判決が下されました。
裁判長は「共同不法行為における減免責又は限定責任の問題として、被告の具体的な主張立証なしに、被告が賠償すべき損害額を損害の公平な分担という一般原則に基づいて安易に減額することは、民法719条1項後段の趣旨を没却することになるから許されない」として、第2会社の労働者及び就労歴8ヶ月の労働者を救済する画期的な判決がだされ、日鉄鉱業を厳しく断罪しました。
 大牟田請求団には日鉄鉱業の原告はいませんが、一貫して自分の裁判としてとらえて行動しています。今回も5名の仲間が東京行動に参加、最高裁、日鉄、新日鉄要請報告集会、オルグ行動と奮闘しました。残念ながら、日鉄鉱業を謝罪させ、控訴を断念させるところまでは至りませんでしたが、しかし、日鉄鉱業には確実にダメージを与えていると思います。毎日、新聞の株覧を見ていますが、日鉄鉱業の株下落は激しいものがあります。ついに200円台まで落ち込みました。三井松島と逆転するのではの思いが現実味を帯びてきました。日鉄鉱業は平気な様子をしていますが、心底は悔しがったり、反省したりしているのではないでしょうか。本社前の要請行動、インターネットによるブログ立ち上げ、日鉄鉱業を検索するだけでじん肺問題がクローズアップされる訳ですから影響がないはずはないでしょう。日鉄鉱業も東京駅前郵船ビルに所を鹿目える日本を代表する有数の企業であるなら、つまらないメンツにこだわらず早々に謝罪し、全面解決したほうが、社会のためであり、世間のもの笑いにならずにすむ道だと思います。日鉄鉱業が争いの道を選ぶのであれば、私たちも日鉄原告を地を這ってでも探し出します。
日鉄鉱業は菊池医師の爪の垢を煎じて飲め (岩城邦治)
2008-10-07 12:39:46
 大牟田市史(中巻)に載っていた菊池医師の「囚徒を採炭に使役するの有害なる事に就き意見書」を発見したとき、私は「こんな立派な人がいたのだ」と感動しました。三池じん肺訴訟に取り組んでいるときのことでした。
 ときはいまから110年も前で、三池炭鉱が囚人労働によって支えられていた当時のことです。菊池常喜医師は三池集治監の医員をしていました。
 三池では、採炭をしていた囚人がバタバタ倒れて亡くなっていました。苛酷な囚人労働により坑夫性肺労(今日のじん肺)で次々に倒れていったのです。
 菊池医師は、炭鉱における囚人労働の打ち切りを求める「意見書」をまとめ、これを三井鉱山本社や熊本監獄に提出しました。「意見書」には、次のような言葉が書かれていました。
 『人もし人命を救うの術を知りてこれを黙せんか、これを死に至らしめたるものと何ぞ択ばん。坑夫性肺労患者の枕頭に立ち、常にこの感なきあたわず。余すでにこれを救うの方法を知る。もしこれを等閑に附せんか。余は年々数十の人命を虐殺せるものにして、国家の大罪人たるを免れざるなり』(一部漢字を平仮名表記)
 じん肺根絶のために“囚人労働”をやめるべきで、それを知りながら放置するのは国家の大罪人にあたるというのです。
 さて、多数のじん肺患者を出し続け、判決・決定で25回もその責任を認定され、それでも「責任はない」とうそぶく日鉄鉱業はどうなるのでしょうか。これを菊池医師が知れば、「日鉄鉱業こそ国家の大罪人中の大罪人」「日鉄鉱業では囚人労働と変わらない労働が強制されていたのか」と、厳しく糾弾することでしょう。
 日鉄鉱業は、いまから110年も前の菊池医師の事績に学び、即刻、「あやまれ・つぐなえ・なくせじん肺」の立場に立つべきです。
なくせじん肺全国キャラバン福岡行動 (深堀 寿美)
2008-10-08 06:28:10
10月8日は全国キャラバンの福岡行動です。
労働基準監督署などの国/地方自治体の機関に、制度の改善等を求め、また、日鉄鉱業福岡支社にも、早期に態度を改めることを促すためにも訪問する予定です。午後1時30分、裁判所の近くですから、もし、お近くの方がおられれば、要請行動に参加してみてください。私たち、弁護団・原告団・請求団の訴えを理解していただけると思います。
ブログが1頁目に載った (パンドラ)
2008-10-10 10:32:36
 Googleの日鉄鉱業を検索したら、日鉄鉱業に謝罪を求める会の“日鉄鉱業の24連敗が確定しました”のブログが4番目に出ていた。今までで最高のランクで、すごいですね。
 タイトル中の“24連敗”は、“25連敗”に書き改めたらどうでしょうか。
椛島弁護士の手記から (岩城邦治)
2008-10-31 11:37:41
 椛島敏雅弁護士の了解を得て、「北松の灯は消えず」に載っている同弁護士の手記を転載します。

 『1981年2月7日、私は弁護団会議の命を受けて、十時団長と内野副団長の3人で、北松炭鉱の坑内及び炭鉱労働の実態について裁判所での証人になってもらうべく、○県大島に住む日鉄鉱業北松鉱業所元幹部○氏宅を訪ねた。○氏は、新聞報道で長崎北松じん肺訴訟の提訴を知り、部下であった内野さんに激励の葉書を送られていた。事情で証人の要請は引き受けていただけなかったが、3人は当時を懐かしみながら話がはずんだ。
 「あの頃は増産・増産で、全身粉じんだらけで働いたなあ。」「保安も安全も二の次だったなあ。」と、まるでかつての戦友同士の会話のようであった。別れ際に、○氏は「あなたたちの勝利を祈って、陰ながら応援しとります」と、これからの闘いを労わる言葉をかけてくださり、内野さんがいたく感動されていた。
 日鉄鉱業の会社自体はいまだに原告に対するじん肺加害責任を認めず、謝罪もしていないが、原告と共に働いた心ある幹部が提訴の頃にこの訴訟を理解し支持してくれていた。このことは、原告団の心の支えの一つであった。』
日鉄鉱業と中国人強制連行 (北松の仲間)
2008-11-11 12:13:00
 日鉄鉱業が、強制連行した中国人労働者を酷使して多数の死亡者を出していた事実をご存知ですか。

 1942年11月27日、東条内閣(商工大臣岸信介)は中国人労工の強制連行を閣議決定しました。「重筋労働部面に於ける労力不足の著しき現状に鑑み、華人労務者を内地に移入し、以て大東亜共栄圏建設の遂行に協力せしめんとす」という無茶苦茶な理由による暴挙でした。
 日鉄鉱業はこの暴挙に加担し、連行された中国人1,793人を5か所の鉱山に配置して労働を強制し、うち260人(14.5%)を死亡させました。以下は、外務省がひそかに作成させた「華人労務者就労事情調査報告書」に記録されている、日鉄鉱業関係の統計です。

【日鉄二瀬炭鉱】 筑豊:石炭
 43年7月~45年11月  連行数808人 死亡数92人
【日鉄鹿町炭鉱】 北松:石炭
 44年11月~45年11月 連行数197人 死亡数21人
【日鉄北海道鉱山】倶知安:鉄鉱
 44年10月~45年12月 連行数300人 死亡数11人
【日鉄赤谷鉱山】 新潟:鉄・銅
 44年11月~45年10月 連行数200人 死亡数13人
【日鉄釜石鉱山】 岩手:鉄鉱
 44年10月~45年11月 連行数288人 死亡数123人

 日鉄鉱業からすると、日本人であれ中国人であれ、労働者は酷使し搾取する対象でしかないのですね。  

 
日鉄に新たな提訴 (平川 道治)
2008-12-02 15:59:14
最近は西鉄也ブログを見る機会も少なくなりましたが、83の書き込みは大したものです。よい参考資料となります。日鉄鉱業をこのまま終わらせたら労働者のプライドが少しだけ傷がつく、大牟田にも日鉄を被告にする人が1人いました。お金は取れないかもしれないが、一人でもいればやらねばならない。まだ探します。そう簡単には終わらせない。日鉄鉱業は裁判所と日本国民と労働者を侮辱している。25回の日鉄敗訴判決はそれを如実に示していると思う。26回27回と判決は続く、日鉄は謝罪してけじめをつけるべき
日鉄鉱業に対する10番目の訴訟始まる (山本一行)
2008-12-18 10:09:50
 西日本石炭じん肺訴訟では、16日午後4時に2次訴訟の第5陣新訴提訴を行いました。この提訴では、原告のお一人の松本悟さんが日鉄鉱業を被告としています。
 日鉄鉱業に対するこの松本さんの新訴提起で、1979年11月の北松じん肺訴訟で始まった日鉄鉱業に対するじん肺訴訟は、ついに10件目の大台に乗ることになりました。
 松本さんは、日鉄鉱業が有明炭鉱開発に着手していた当時に、下請け会社の労働者として開坑作業に従事していたものです。9件25の判決でその責任を断罪されながら、いまなお責任を否定して争い続ける日鉄鉱業を被告とすることになって、松本さんにも多少の戸惑いはあったと思います。しかし、これまでのじん肺訴訟の闘いに励まされ、また、現在最高裁で闘っている14名の原告や、高裁で闘っている2名の原告,さらには全国の被害者や支援の方々と共に、日鉄鉱業に“あやまれ、つぐなえ、なくせじん肺”を求めていく決意を固められ、提訴に踏み切られました。
 この松本さんの闘いに、全国の支援をよろしくお願いいたします。
じん肺短歌 「明るい明日を」 (Unknown)
2008-12-24 16:18:36
 故遠藤長市三池二陣原告団長の「原告団通信」の短歌より

  じん肺に 師走の風は
   重けれど
    明るい明日を 目指し闘う

  玄関に 菊は香りて
   暖冬に
    患者同士で 明日を語らむ
Unknown (郵産労新局平川)
2009-01-01 00:02:08
最高裁の判決何度負けたら誤るのか、死者に鞭打つ事にわならないのか?
じん肺短歌 「正月に思う」 (Unknown)
2009-01-04 10:15:26
 三池二陣「原告団通信」より

  夢追って
   生きる希望のこの年を
    良きになすかは皆の力

  杯に
   花びらを浮かべ飲む酒は
    友の思いで夢のまた夢

  この年を
   明るい年とするために
    じん肺闘争強く進めむ
Unknown (畑中耕二)
2009-01-16 15:57:04
 25回の判決!
 それでも責任を自覚できないような企業の一部上場資格は取り消すべきだ。
松本悟さん頑張れ! (Unknown)
2009-01-19 10:04:14
 有明炭鉱で働いた松本悟さんが、日鉄鉱業に対する10番目の訴訟に立ち上がったとのこと。感激しました。日鉄相手ということで、提訴の決断には勇気がいったと思いますが、頑張ってください。
 北松原告が日鉄を提訴して30年という節目の年です。それにもかかわらず、日鉄鉱業はいまだに、最高裁・高裁・地裁で被告席に着き続けているようですね。
 日鉄鉱業は恥を知れ!
“日鉄鉱業さん、これは肺ですか?のブログを見て” (Unknown)
2009-01-20 15:47:46
 日鉄鉱業に謝罪を求める会 with 西鉄也(ブログ編)の「日鉄鉱業さん、これは肺ですか?」を開いてみて、じん肺のひどさ、むごさがわかりました。
 こういう病気を絶対に許してはいけないと思います。
 日鉄鉱業は、こういう病気を引き起こしながらなんで被害者に謝罪しないのでしょうか。許せないと思います。
日鉄鉱業の反社会性を糾弾 (大林克巳)
2009-02-02 22:26:02
今年は北松のじん肺被害者が日鉄鉱業を提訴して30年になる。この間日鉄は次々と敗訴したが、裁判所の命じた補償金は払う、しかしわが社に責任があるとは思わないので、原告の人々に謝罪はしない、と突っ張ってきた。最終審までいって負けて、それでもなお自らの誤りを認めようとしない企業、こんな企業がわが国一部上場企業として世にはばかっている。こんなことが許されていいものか?私は、原告の方々、すでに亡き方々、ご家族の無念、痛苦を思うとき、到底看過、黙過できるものではない、と思う。社会的な制裁を加えなければと思う。最後まで、この運動、たたかいにつきあってゆくつもりだ。(東京、大林克巳)
「株主優待」ではなく、被害者救済を優先せよ! (青春の門)
2009-02-03 14:03:37
 日鉄鉱業が株主優待の「仙人秘水」を配るという。

 日鉄鉱業は、「株主の日頃のご支援にお応えするとともに、中長期的に保有していただける株主の増加を図るため」として、釜石鉱山の水を「仙人秘水」と銘打ち、1000株当たり1ケース(1リットルボトル12本入り)を配るという。昨年夏に株価が大幅に下落したことにあわてた日鉄鉱業が、株主対策として急きょ打ち出したもの。
 ちなみに、「仙人秘水」1ケースの価格は2520円とのこと。日鉄鉱業の発行済株式総数は、商業登記の記載によると83,523,195株なので、1000株単位にすると83,523ケースに当たる。1ケース2520円を掛けると、約2億1047万円のお予算の株主優待ということになる。
 それが安いか高いかはともかくとして、現在残されている日鉄鉱業関連じん肺訴訟の解決のための金額としては、その何分の1かを割けば十分に足りる。この金額のいくばくかを被害者に回してきちんと謝罪し、じん肺訴訟を収束させることの方が、株主も喜ぶのではないだろうか。
 株主の一人として、日鉄鉱業の賢明な配慮を強く求める。
株主への配慮は早期解決だ! (深堀寿美)
2009-02-05 06:24:57
株主への配慮をいうなら、ことさらに裁判をせずに、早期和解をすることでしょう。裁判をすれば、訴訟費用がかかるし、損害金も嵩みます。日鉄は、福岡高裁の「和解勧告に応じないつもり」、というけれど、このご時世、そんな企業に投資家は集まらないのでは?日鉄鉱業の方針は、企業内で現在一生懸命働いている従業員の良心・尊厳も踏みにじるものだし、投資家の良心も踏みにじっていると思います。つまりは、「解決しない」ことの正当性は、どこにもありません。社長の独断でしかないはずです。そんな独断は許されません。早期に解決をするために、和解勧告に応じるべきです。
日鉄鉱業は和解に応じよ! (畑中耕二)
2009-02-05 09:09:51
 福岡高裁の和解勧告の報、心から歓迎します。

 30年に及ぶ日鉄関連じん肺訴訟を終結させるため、日鉄鉱業は、一部上場企業である自覚をもって和解勧告に向き合い、和解解決してください。
第20回キャラバンは日鉄鉱業攻めのキャラバンにしよう (Unknown)
2009-02-05 09:20:51
 31日のキャラバン実行委員会では、第20回全国キャラバンの行動方針として、全国に散らばる日鉄鉱業の事業場や支店をつないでいくという案が出たそうですね。大変な行動ではありますが、参加団体の今の運動の力量からすると、取り組み可能な行動ではないでしょうか。
 日鉄鉱業関連じん肺訴訟が満30年となる今年、これまでのじん肺闘争の総力を結集し、記録に残る取り組みが実現することを、心より希望しています。
和解勧告について (平川道治)
2009-02-06 14:02:01
僕のコメント飛んでしまいました。もう一回書きます。2月2日は西裁判長の怒りにも似た和解勧告申し渡しにはいささか胸がスッとしました。企業側弁護士が「和解は無理です」と言っているのに合議の結果、和解が望ましいと言われたように思います。
 紫藤弁護士の弁論と岩城弁護士の意見が利いたと思いますが、当たり前の話である。30年も被告の席に座り続け、25回もの大負けの判決を受け続けまだ争うとは世間が許さないでしょう。私は日鉄鉱業にとっても最後のチャンスだと思う。裁判長が救いの手を差し伸べていると思います。日本の上場企業として最後にじん肺患者を救済したとして面子を保つのか、じん肺患者を最後まで苦しめ続けた企業として歴史に刻むか最後の岐路に立っていると思います。子供でもわかる選択です。国民、労働者、日本の常識を馬鹿にしないほうが賢明です。
下方修正を余儀なくされた日鉄鉱業の業績予測値 (青春の門)
2009-02-06 17:28:33
日鉄鉱業『業績予想の修正及び役員報酬の減額等に関するお知らせ』

 日鉄鉱業は、2月5日付けで、昨年5月に発表した業績予想数値を大幅に引き下げる数値を発表するとともに、役員報酬を平均15%引き下げることと、株主配当については当初予想数値を維持することを発表しました。
 「連結業績」で見てみると、前期実績と今回発表された予想数値は以下のとおりです(上が前期実績、下が2月5日予想地で、単位は百万円)。

  売上高  営業利益  経常利益  当期純利益
  126,545   10,196 10,849 3,894
100,000 3,500 3,000 △ 500

 「修正の理由」には、『金属価格の下落、円高の進行に加え、石灰石・採石需要の落ち込み等の影響により、金属部門・鉱石部門ともに減収減益となると見込まれますほか、金属価格の下落に伴う棚卸資産評価損及び株価下落に伴う有価証券評価損の計上等により、経常利益及び当期純利益ともに前回発表の数値を下回ると予想いたしております。』と書かれていました。

 それでも日鉄鉱業は株主への配当を優先させるのですね。そのことを悪いとは言いませんが、せめて「福岡高裁が勧告したじん肺被害者に対する救済措置」についても気を回してもらいたいですね。
松本六朗社長ご英断を! (中里研哉)
2009-02-09 19:18:23
松本六朗社長様
 2月2日の福岡高裁西裁判長の和解勧告をどのような気持ちで受け止めましたか。また、同じようなことかという気持ちで受け止めたのであれば、大きな間違いです。今回の勧告は「30年間も被告席に座り続ける日鉄鉱業は許せない」という岩城弁護団長の怒りの発言を西裁判長はわざわざ求めた上での和解勧告なのです。裁判所を愚弄する日鉄の応訴態度は、もう許されないのです。機は熟しました。松本六朗社長ご英断を!
 
原告が亡くなりました (中里研哉)
2009-02-09 19:34:08
 2009年2月5日、福岡控訴審原告2人のうちの一人であるAさんが亡くなりました。Aさんは、一人住まいで、日鉄との裁判のことを気にかけながら一人寂しく亡くなっていきました。西裁判長が、和解勧告を日鉄鉱業に強く求めた矢先に亡くなってしまい本当に残念でなりません。私たちは、Aさんの悔しい思いを日鉄鉱業にぶつけていきたいと決意を新たにしています。「生きているうちに解決を」これがじん肺患者の一番の思いなのです。
企業はだれのためにある? (長崎)
2009-02-14 05:50:48
企業は、株主のものか、そこで働く者のものか?そんな難しいことはよく分かりません(タイトルにしといてナンですが)。でも、少なくとも、だれかの犠牲の上にだれかが儲かる、そんな仕組みはよくないことだけは分かります。内部留保があるのに、このままでは株主に配当ができなから、といって、派遣労働者や非正規雇用者をどんどんクビにする、ここ数ヶ月の企業のやり方にも共通するものを感じます。そりあいかんでしょう。そんな意味でも、このなくせじん肺の戦いは、働く者の戦いの原点なんですねえ。

 その戦いが和解ができるかもしれないんですね。少なくとも、働く者の犠牲の上で企業(株主?)が儲かってはいけない、という基本がきっちり示されるってことになりますよねえ。是非是非、和解を勝ち取って下さいな。
日鉄鉱業松本社長に英断を求める。 (Unknown)
2009-02-20 12:04:08
 
 一つの企業に対する裁判が30年にもわたって延々と続くというのは、「異常」の一語に尽きます。日鉄関連のじん肺訴訟は早期に収束を図る必要があると思います。
 福岡高裁が和解を勧告したのは、そうした意味でもタイムリーと言えます。
 日鉄鉱業松本社長は、この和解勧告を真摯に受け止め、いまこそ日鉄関連じん肺訴訟の解決を決断すべきです。
日鉄鉱業よ、健全な市民社会の一員たれ! (東京の支援者)
2009-02-23 09:43:53

今朝、ブログを見たら、「日鉄鉱業は三菱重工を見習うべき」という書き込みがあった。
 高裁で判決があったのだから、その判決に従うべきなのは当然と思うが、最高裁で判決が出ても、また25回も負け続けても控訴、上告を平然と続ける日鉄鉱業のことを考えると、三菱重工が立派な企業に見えてくる。原告たちもホッとしていることと思う。お疲れさまでしたと言いたい。
 それにつけても、日鉄鉱業という企業はとんでもない恥知らずな企業と思う。また、こうした法を無視して被害者を苦しめ続ける恥知らずな日鉄鉱業をを放置している日本の財界に対しては、その指導力のなさにあきれるばかりである。
 日本の企業が市民社会の一員とであることを示すためにも、日鉄鉱業はただちに福岡高裁の和解勧告に従って、日鉄鉱業じん肺問題をきちんと解決すべきである。
 
日鉄鉱業はAさんに手を合わせてください。 (Unknown)
2009-02-23 09:59:20
 2月9日のブログで、原告のAさんが亡くなられたということを読みました。ご冥福を祈ります。
 それにしても、福岡高裁が日鉄鉱業に対して和解を勧告しているというのに、それを待つこともなく亡くなられたわけで、さぞ残念で口惜しかったことと思います。
 日鉄鉱業松本社長は、このAさんの死の重さを重大に受け止める必要があります。日鉄鉱業はAさんの死に対して手を合わせ、謝罪しなければなりません。
じん肺短歌(三池二陣「原告団通信」より) (Unknown)
2009-02-23 16:28:24
   寒中の見舞いを受けて早二月
      如月の月と人は呼ぶなり

   じん肺で闘う友を見るときに
      あしたの命の尊さを知る

   東京で全原告が手を握り
      闘う意志をさらに強めむ

       (二陣原告団長 故 遠藤長吉)
松本六朗社長への手紙 (長崎請求団団長 松本隆)
2009-02-24 13:12:38
拝啓 新春の候、貴社、益々ご隆盛の事と大慶に存じあげます。
 於て突然ではありますが、私は、西日本石炭じん肺長崎請求団団長松本と申します。実を申しますと、現在、貴社とじん肺裁判を続けておりますが、社長の思考されていることを、お伺い申し上げます。ご存知の通り、このじん肺問題は、長年、日鉄鉱業と争っているところではありますが、私たちじん肺患者におきましては、加齢に伴い、他の病気が相乗し、瀕死の状態であります。
 私におきましても、医師より、余命いくばくもないとの宣告を受けました。他の団員におきましても、じん肺という大きな疾病を背負い、余病も加わり、毎日が苦しみもがく日々となっています。事実、今も、年間20名程の団員達が、亡くなっております。法律で三審制度を定めている為に、私達は、社長との間において、ご存知の通り、現在も、高裁、最高裁と争いを続けているわけであります。人としての常識上、同じ問題で、何回も繰り返し争うことが、法律とはいえ、あまりにも、私たちじん肺患者を苦しめております。この無情さは、何が原因で、日鉄鉱業は、このように意固地になっておられるのか、判断に苦しんでおります。
 北松じん肺から始まり現在まで30年、同じ問題で、三審制度を弄ぶごとき振舞をされておりますが、この意味について何があるのか。あるとするならば、ご教授をお願い致します。
 他の大企業、及び国は私たちがスローガンとして掲げているところの「あやまれ、償え、なくせじん肺」を淘汰したところで、和解解決を致しております。
 このじん肺問題は昭和6~10年頃、国の研究機関において、炭紛、岩紛を吸ったとき、珪肺になるとの判断はなされていたのであります。特に貴社におかれては、時の政府との関連上このようなじん肺患者を醸し出すだろうとの判断は出来ていたとの一連の司法、裁判長達は把握しております。
 働く現場において、安全管理を怠り、じん肺患者を醸し出した事についてそれを認めようとしない社長、如何に感じておられるのですか。私達に対し、謝りもしない裁判をして、意味があるのでしょうか。
 社長の被告としての立場からいっても、25回(最高裁7回)もの敗訴をしている現実を、如何に考えておられるのか。私達を非人間として扱われることで、何か会社にとって得になることがあるのでしょうか。仏の顔も三度といいます。25回も敗訴しながら、この後も裁判を続けてゆかれる所存なのか。良識ある回答をお願い致します。
 貴社の親会社である新日鉄におかれては今、資源を求めてブラジル、アフリカ等に進出されようとしておられますが、日本人企業として、その資格はないものと断じざるを得ません。一日も早く、他の企業又、国が認めたように、私たちが掲げる「あやまれ、償え、なくせじん肺」を淘汰した和解のテーブルについていただく様、説に希望致します。長々と申し上げましたが、失礼の段、ご容赦の程お願い致します。  敬具
          西日本石炭じん肺長崎請求団 
                 団 長 松本 隆
日鉄鉱業㈱
  代表取締役社長
    松本 六朗 様
日鉄鉱業関連施設の場所 (Unknown)
2009-02-24 15:27:59
 2月5日の「第20回キャラバンは日鉄鉱業攻めのキャラバンにしよう」という書き込みを見て、日鉄鉱業の関連施設がどこにあるか調べてみました。次の施設が確認できました。

北海道…北海道支店・室蘭営業所・東鹿越鉱業所・白老チップ工場・常磐採石所
青森…尻屋鉱業所
宮城…東北支店
栃木…葛生営業所・野木工場
東京…本社
千葉…君津営業所
愛知…名古屋営業所
大阪…大阪支店・長尾山採石所
岡山…岡山営業所・井倉鉱業所
広島…広島営業所
高知…鳥形山鉱業所
福岡…九州支店・山口採石所
大分…大分事業所

 都合よく点在しているようですね。

 このほかにも、北海道、岩手、福島、東京、大阪、岡山、福岡、大分、鹿児島に関連会社があるようです。
北松じん肺内野原告団長の手記から (北松の仲間)
2009-02-25 17:34:40

 「なりふり構わない日鉄鉱業の妨害」

 裁判を妨害しようとする日鉄鉱業のやり方は酷いものでした。かつての労務支配の主役だった外勤主任や所長の運転手、労組の元幹部など、患者に顔が利き、黙らせる力をもっていると思われるものを動員して個別訪問させました。「おまえたちは、裁判したら必ず負ける。弁護士に食いものにされ、家もなにも取られてしまうぞ」と言って、菓子箱などをもって回りました。
 裁判するものを徹底的に敵に仕立て、「もし会社が裁判に負けたら負けた分は払うから、裁判するな」と、いわゆる「密約組」を作り、提訴を妨害しました。
 こうしたことが私たちの説得を難しくし、原告団結成の直前に「裁判をしない」と言って5人、10人とまとまって去っていくという事態を引き起こしました。しかし、原告団は、日鉄工業の汚い妨害によって、かえって団結が固まり、闘う意気が上がりました。
 (北松じん肺訴訟原告団団長内野春次郎さんの手記から)
日鉄鉱業に対する遺族の思い (Unknown)
2009-02-26 17:38:36
 
 ちちをかえせ

 ちちにつながるわたしをかえせ

 わたしにつながるにんげんをかえせ

 私にとって、日鉄鉱業は広島に投下された原爆のようなものであり、峠三吉さんの思いがよくわかります。
 
日鉄鉱業松本社長は患者の死をどう思っているのか (Unknown)
2009-02-27 12:07:18
 9日のブログには、原告のAさんが亡くなられたと書かれていました。
 昨日のブログには、峠三吉さんの詩に託して、「ちちをかえせ」と書かれていました。

 地裁判決がありながら、そして、高裁が日鉄鉱業に和解を勧告しているにもかかわらず、解決を見ずに亡くなられたAさんはさぞ無念だったことと思います。また、遺族の方々は、「ちちをかえせ」と日鉄鉱業に向かって叫びたいお気持ちだと思います。

 日鉄鉱業松本社長は、こうした患者・遺族の無念で悔しい思いに対して、どのようにして償いをすべきかを真剣に考えなければなりません。それがあなたの社会的責任です。
日鉄鉱業の子会社でリストラ (中里研哉)
2009-03-02 19:19:21
 日鉄鉱業の子会社が黒字なのに労働者をリストラしました。親会社もひどいですが、子会社もひどいですね。リストラに遭った7人は、建交労に加盟したたかっています。以下「建交労とちぎのニュース」をご覧ください。

日鉄鉱業の子会社で日鉄鉱コンサルタント(株)の葛生事業所が3月末で事業所を閉鎖、従業員の全員解雇が明らかになりました。日鉄鉱業葛生鉱山のリストラの一環です。
従業員7人は急きょ建交労に加入し、日鉄鉱コンサル支部を結成して雇用確保を求めて団体交渉に入ります。日鉄鉱業葛生鉱山は昭和26年に開業以来、石灰石やドロマイトなどの採掘で日本有数の出荷量を誇っていました。
今回のリストラは生産減によるものですが、日鉄鉱コンサル自体は黒字であり、別会社が採掘を継続して行ないます。ですから日鉄鉱コンサルは労働者の雇用維持は可能なはずで、2月に入って3月末の解雇を一方的に通告するなど整理解雇の要件を満たしていません。乱暴な日鉄のやり方に「労働者をバカにしている」「大企業の横暴だ」と地元では非難の声が高まっています。(建交労とちぎニュース №87号より)
日鉄鉱業は4日の和解協議に誠実に応じてほしい (畑中耕二)
2009-03-03 15:29:26

 いよいよ4日には福岡高裁で日鉄鉱業との和解協議ですね。貴重なこの協議の場に、日鉄鉱業が誠実に応じることを心から願っています。日鉄鉱業相手に簡単にまとまるとは思えませんが、解決につながる前進のあることを期待します。
西裁判長が絶句 (岩城邦治)
2009-03-05 12:15:49
 日鉄鉱業との和解協議にて ①

 昨日の和解協議の席上でのこと。
 次回期日を確認した後、原告の田中さんが亡くなられたことを伝えたところ、西裁判長が絶句され、しばらくの間言葉がなかった。
 裁判長としては、原告の生あるうちの早期の解決を願われ、そのために和解の場を設けられたにもかかわらず、それが果たせなかったことに落胆され、言葉を失われたものと思われる。
 それにつけても、関係者すべての願いや期待を裏切り続ける日鉄鉱業に対しては、許すことのできない激しい怒り、憤りを覚える。
日鉄鉱業は本当にそんなことにこだわっているのですか? (岩城邦治)
2009-03-05 13:05:00
 日鉄鉱業との和解協議について ②

 日鉄鉱業との和解協議で、裁判所が、次回和解期日に日鉄鉱業の取締役か総務部長に出向いてほしいと求めたところ、日鉄鉱業側は、「持ち帰って検討し、連絡します」と答えたうえで、『無駄だと思いますよ』『なんでこんな判決に接しなければならないのかと考える経営陣もいます』と苦笑いをしたそうです。

 「こんな判決」というのは、『けい肺を含む炭肺に関する医学的知見の骨格となる部分が被告設立時の昭和14年5月頃すでに存したこと、これを防止するための散水用導管の敷設及び湿式さく岩機の使用が同様に右の頃に可能であったこと』という北松じん肺佐世保支部判決を指してのことのようです。日鉄鉱業設立時には安全配慮義務が存在したという認定が許せないということのようなのです。
 しかし、この日鉄鉱業の不満は、じん肺問題の歴史に対する日鉄鉱業の無知・無理解をさらけ出した、まったくの筋違いなものです。筑豊じん肺判決も、『昭和10年頃以降は、…労働者がじん肺に罹患し又は増悪させることがないように周到にその安全を配慮すべき義務がある』との認定を行っており、この昭和10年頃をじん肺問題のエポックとするのは、じん肺訴訟の常識となっています。それをいまだに理解できず、佐世保支部判決から24年がたっているのにいまだに根にもって解決を拒否するというのは、あまりに筋違いで大人げないというほかありません。
 日鉄鉱業には、これまでの各地じん肺訴訟判決をしっかりと読み直してほしいものです。
じん肺の句・歌(三池二陣「原告団通信」より) (Unknown)
2009-03-10 14:54:53
   病める身の
     じん肺なくす
       ビラ配り



   じん肺に
     春の景色や 気もやわら
        闘い進め 清き心で
歴史的な1日 (深堀 寿美)
2009-03-16 06:31:17
本日、高裁の西裁判官が日鉄の取締役と話をしてくれるそうです。裁判官は、判決を書くことによって事件を解決してくれますが、「和解」という形でも解決をしてくれることがあります。先日の和解協議で、Aさんの訃報を聞かれ、絶句されたその気持ちそのままで、是非、日鉄の取締役に解決を迫って貰いたいです。裁判官に「がんばれ!」はおかしいですが、今はそう言いたい気持ちです。西裁判官、がんばれっ!
日鉄鉱業が和解拒否 (山本一行)
2009-03-16 16:34:38
 本日、日鉄鉱業の塩川取締役と小山総務部長が、福岡高裁に行って裁判官と話をしました。裁判官から和解を打診したところ、「覚え書きによって解決をしてきた。いま和解をすると、その人たちとの関係がおかしくなるので、会社として対応を変えることはしない」と頑なに和解拒否をしたとのことです。
 裁判例による解決水準から外れ、謝罪もない独善的な「覚え書き」にこだわり、それに応じない原告団をあくまで敵視するという態度は変わっていないようです。
 これまで以上に、日鉄鉱業を断罪し、追い詰めるために知恵を出し合いましょう。
恨みを遺して。 大宮シズヱさん逝く。 (北松の仲間)
2009-03-18 09:19:23
 ブログ「日鉄鉱業さん、これは肺ですか?」に大宮金重さんの剖検「肺」の写真が載っていますが、金重さんの奥さんで、同じブログに手記も載せている大宮シズヱさんが亡くなられ、日鉄鉱業が和解を拒否した15日に通夜が行われました。
 金重さん亡き後、シズヱさんは福岡高裁の法廷へ金重さんの剖検「じん肺」を持参し、初の「じん肺」の検証を実現させました。そのほか、高裁、最高裁と、日鉄鉱業に勝利するための活躍を続けてこられました。
 今回の日鉄鉱業の和解拒否は、シズエさんにとってはさぞ無念だったと思います。
日鉄鉱業の和解拒否は許せない! (畑中耕二)
2009-03-25 09:04:37

 日鉄鉱業の和解拒否を知り、腹の底から怒っています。
 日鉄鉱業は何様のつもりなのでしょうか。裁判所が長年の裁判に終止符を打つためのチャンスの場を提供していることをどのように考えているのでしょうか。
 このような無法な企業を一部上場企業として許している日本の現状も問題です。
 この現状を少しでも多くの市民に伝えていく必要があると思います。
原告のうた二首 (北松の仲間)
2009-03-28 10:17:20
 日鉄鉱業北松じん肺訴訟原告のうたです。


              有 川 春 幸 さん
   じん肺の
     判決すみて 尚いまだ
       チューブはとれじ 我が身なりけり             

              伊 藤 敏 明 さん
   じん肺と
     心配を重ねて
       認めたら 管理四 完全死
              
リーフレット出版のお知らせ (岩城邦治)
2009-03-30 15:35:02
 リーフレット「天草炭鉱・石炭じん肺の闘い」について

 熊本地裁で闘われていた西日本石炭じん肺訴訟熊本請求団の解決を記念するリーフレットが出版されました。天草では、海軍が使用する艦船用無煙炭が出炭されていました。天草炭鉱のことはほとんど人に知られることなく来ていましたが、やはりそこでもじん肺患者が出ていたのです。
 そうした天草の炭鉱とじん肺患者発生のことを知る手がかりとなる貴重なリーフレットですので、ぜひご一読ください。1冊900円(税込み、送料別)です。
【申込先】
 〒860-0078熊本市京町1-14-33
 西日本石炭じん肺熊本訴訟弁護団事務局
  Tel 096-322-5787 Fax 096-322-5788
日鉄の主張は許されない! (中里研哉)
2009-03-30 18:57:55
 「『覚書』があるから和解に応じられない」という日鉄の理不尽な主張に、腹の底から怒りが沸いてきます。
 そもそも「覚書」は、勇気ある人たちが先陣を切って裁判に立ち上がったから、その見返りとしてつくられたものです。日鉄は、裁判に立ち上がった人たちと会社に従順に従う人を差別するために「覚書」なるものを交わしたのです。
 私は「覚書」を交わすのなら、下請労働者や短期就労者とも「総て交わすべき」だと強く主張したいです。現在、西日本石炭じん肺訴訟は、企業との就労期間による按分が済めば、即、国との和解協議に入り短期間で全面解決が可能です。ところが、日鉄での就労がある人は解決の道が閉ざされ、長期間の裁判闘争を余儀なくされるのです。この間、亡くなった田中さんも理不尽な主張の犠牲者です。
 今年は北松じん肺訴訟から、30年です。大宮金重さんたちの「恨みを晴らしたい」と決意を新たにしています。4月18日に開かれる、伊王島じん肺訴訟解決10周年でその思いを語り合いましょう。
やはり世論で包囲を (成沢方記)
2009-03-31 18:43:37
 長崎の中里さんから怒りの声をとの訴えがEメール送信されてきました。
 1年以上にわたって多くの方が怒りの声を寄せていることを知りました。
 岩城さんの投稿で、日鉄鉱業の歴史とそこからつくられてきていると思われる企業体質なども知りました。従業員一人一人は高橋社長(変わっていなければ)や一部幹部は別として心ある人々と思いますが。釜石にも日鉄鉱業経営の鉱山があった。日鉄経営陣は卑劣にも覚書組を組織し、まっとうな要求をする労働者を少数派に抑えこもうとしました。古い労働者支配方法です。
 さて、経済が国際化し企業の在り方も変化してきました。企業の社会的責任が重視されるようになった。この流れで新たに日鉄鉱業の反社会的態度を糾弾し日鉄を本当の解決を迫る世論で大きく包囲し追い込むことをしたいと思います。
2009年3月31日 成沢方記
日鉄鉱業に対する今後の取り組みについて (岩城邦治)
2009-04-01 10:47:48
 ブログに寄せられた声をキャラバン実行委員会に届けます。

 4月4日土曜日に第20回全国キャラバンの実行委員会が開かれます。
 ここでは、福岡高裁の和解勧告を拒否した日鉄鉱業に対する今後の取り組みについて協議が行われることになると思いますので、協議・検討のための資料として、この1年間に「日鉄鉱業に謝罪させる会」のブログに寄せられた声のいくつかを拾い出して届けることとしました。
 なお、このブログは、日鉄鉱業に対する取り組みについて考える重要な手がかり足がかりですので、今後とも多くの書き込みをよろしくお願いいたします。
3・26 日鉄裁判 (平川 道治)
2009-04-02 13:28:00
3月26日、福岡地裁において、日鉄鉱業に対する裁判が行われ大牟田請求団の松本悟さんが意見を述べました。松本さんは日鉄鉱業の二瀬炭鉱が開発中の有明竪坑トンネルで、ポンプ座や導坑の掘進作業を三井建設の先山作業員として働いたそうです。
 岩盤掘進は削岩機のノミ先が固定するまで、ノミ先を手で握り、穴繰りをしなければならなかったそうです。マスクもなく、タオルで口鼻を覆っても、タオルの下はいつもまっ白になり、鼻の穴は岩粉が固まっていたそうです。
 松本さんは天草育ちで、子沢山の家庭で兄弟たちの囲まれて家の手伝いも一生懸命にやってきた、そうしたことから体力にはことのほか自信もあり、坑内作業で、炭函70函積み込んだこともあるそうです。酒も煙草もやらず、仕事一途の労働者です。こうした人もやはり、じん肺に冒されてしまいます。松本さんは、厚生年金の記録紹介回答票に書いてある在籍まで認めようとしない日鉄鉱業に怒りを燃やしています。下請けだろうが、孫請けだろうが、元請けが依頼しなければ仕事はしない、仕事をさせる以上、保安や安全に責任を持つのは当たり前のことだと言っています。
 日鉄が和解拒否したことにより、こちらも腹を据えて闘えます。法定費用も利息も弁護士費用もタンと払っていただきましょう。
親会社の日鉄鉱業に責任あり (中里研哉)
2009-04-02 15:44:10
 佐野市にある日鉄鉱業羽鶴鉱山の事業縮小にともなう、子会社日鉄コンサルタントで働く労働者の解雇問題。
 急遽、結成した組合による団体交渉で、当初会社が提示していた退職条件を大幅に引き上げ協定書を締結することができました。組合結成前、会社側は退職条件として規定による退職金の支払い以外は明確にしていませんでした。「百年に一度」と言われている大不況のなかで、すぐに再就職できる見込みはありません。
 労働者らは「こんな一方的な話は納得できない」と建交労に加入し組合を結成、この解雇の責任は親会社である日鉄鉱業にあることを明確にして会社を追及してきました。
 建交労は「じん肺根絶闘争」でも、日鉄鉱業本社と正面から闘っています。建交労の「総合力」を発揮してねばり強く交渉を重ねた結果、賃金の八か月分補償などを引き出しました。「建交労とちぎニュース№88より」
日鉄コンサルタントとの協定を祝す (畑中耕二)
2009-04-03 09:00:35
 中里さんの書き込みを見ました。

 日鉄鉱業羽鶴鉱山関連での首切り問題ということで注目していましたが、協定成立ということで、よかったですね。
 日鉄鉱業じん肺とは違って、早期に解決したようですが、この成果の要因はなんだったのでしょうか。また、企業側の対応の特徴はなんだったのでしょうか。
 続報があったら知りたいですね。よろしくお願いします。
日鉄の和解拒否 (山本一行)
2009-04-03 09:52:07
日鉄の和解拒否は許せません。
ただ、高裁の和解勧告後、①日鉄鉱業への要請FAX(日鉄交渉の際に尋ねると、「数えてはないが、このくらいきた」と1000位の厚さを示しました)。②長崎の原告団を中心に社長宛に手紙を出した。③本社行動2回、九州支社行動2回(うち1回は抗議)。④協力してくれる株主から、和解に応じることの要請と、拒否した場合の責任追及について内容証明郵便での申し入れ
などを行いました。
ご協力ありがとうございました。和解はできませんでしたが、この行動の成果を日鉄を追い詰めるために生かしたいと思います。
第20回全国キャラバンの出陣を北松の地から (岩城邦治)
2009-04-09 09:31:48
 全国キャラバン長崎実行委員会の提案を受けて

 4日のキャラバン実行委員会の討議の中で、長崎の村里さんから、「第20回のキャラバンと日鉄鉱業じん肺30周年を受けて、これを実りあるものにするために、出陣式を北松で行いたい。地元の関係者にも相談し、賛同を得ている」という趣旨の発言が行われました。
 福岡高裁の尽力にもかかわらず、日鉄鉱業側の和解拒否のために、日鉄鉱業じん肺の和解解決の道は閉ざされましたが、この30年間のじん肺訴訟の発展が日鉄鉱業との不屈の闘いの中から培われてきたことは事実です。
 じん肺訴訟の大きな前進とキャラバンによる制度改革を確認していくために、北松から出陣するというのは、魅力的な提案です。実現のために知恵を出していきたいと思います。
谷村静野さんの意見陳述から (北松の仲間)
2009-04-14 17:06:57
「北松の風」第1集に谷村さんの「意見陳述」が載っています。武藤ヒサ子さんの「涙がこぼれそうで」でも紹介された、お嬢さんの卒業式のことが載っています。
 日鉄鉱業矢岳坑で働いた谷村さんのご主人は、若くしてじん肺に倒れ、入退院を繰り返しました。谷村さんは、このご主人と、中学、小学と学齢前の子どもさんを抱えて、日雇い労務をして懸命に働き、一家を支えました。そのころの、谷村さんのとても悲痛な思い出です。

 『4人の子どもたちには大変苦労をかけました。娘の中学の服でも、1枚のセーラー服を姉と妹で5年間も着ていました。
 そのセーラー服は、長女が転校前の中学入学のときに買った服でした。その後転校した中学の制服は、セーラー型ではなくボックス型でした。
 次女の卒業式に私が出席したときに、セーラー服を着ていたのは私の子だけでした。子どもは制服のことを私に一言も言いませんでした。私は働きながら主人の看病をしていましたので、卒業式以外に学校に行ったことがなく、娘の制服のことに気がつきませんでした。
 私は、娘がどんなにか恥ずかしい思いをしただろうと思って、かわいそうで、卒業証書を受け取る娘の姿は、涙と悲しさで見ることはできませんでした。』
“道子さんの卒業式” (北松の仲間)
2009-04-15 09:15:15
 谷村静野さんの高裁での意見陳述抜粋を昨日のブログに書き込んだところでしたが、まるで符節を合わせたように、そのお嬢さんの「57歳で関大卒業」のニュースが今朝のメールで届きました。
 旧姓谷村道子さん(現服部道子さん)は、高校進学を断念して准看護師となられ、病院で勤務されていましたが、難病を患い、’00年には「余命5年」と宣告されたそうです。それで、「死ぬのなら夢をかなえたい」と高校へ、さらに関西大学文学部へ入学し、3月19日に同大学を卒業したことが、大きな記事になっていました。
 このあと、道子さんは同大大学院へ進み、日鉄鉱業じん肺北松訴訟の副団長だった母谷村シズのさんの生き方をテーマにして研究に取り組む予定とのこと。
 この記事をなんとかブログに取り込めるようにしたいと思います。
新しいブログも見てください。 (岩城邦治)
2009-04-24 10:42:10
新ブログ「『余命5年』と告げられたとき」について

 ブログに「谷村静野さんの意見陳述から」が載ったのと時を合わせたように社医研の青木事務局長代行から服部道子さん(谷村さんの次女)卒業の記事が送られてきました。それで、じん肺関係のメーリングリストで記事を送ったところ、「道子さんの卒業式」の書き込みがありました。このニュースは各地で話題にもなっているようです。
 日鉄鉱業じん肺訴訟の過程で、谷村さんの「卒業式のセーラー服」の話しは多くの人の胸を打ち、東京に支援組織が結成される契機ともなりました。
 私は、日鉄鉱業北松じん肺訴訟が提訴されて30年となるいまも運動が続き、この間に大きな成果を上げてきた要因の一つは、谷村さんやそのお嬢さんのように必死に生き、努力する人がじん肺訴訟の関係者の中に多くおり、胸を張って“じん肺なくせ”の訴えを続けてきたことにあると思っています。
 そうした関係者の思いをつないでいくために、今回、「日鉄鉱業に謝罪を求める会」のブログの一つに「『余命5年』とつげられたとき」のブログを加えていくことにしました。この新しいブログにも書き込みを多数寄せていただきますよう、お願いいたします。
 
じん肺短歌(三池二陣「原告団通信」より) (Unknown)
2009-05-13 16:21:01
   
    じん肺で 苦しみ残し 亡き友に
         吉野桜は 花を添えなむ
    
    菖蒲湯に 浸かりて望む 鯉のぼり
         明日の幸せ  いかに望まむ
 
              故 遠 藤 長 市



   
    
日鉄鉱業27連敗 (平川道治)
2009-06-25 16:58:14
6月22日、福岡高裁にて日鉄鉱業に対する27回目の判決が言い渡されました。この判決は、西裁判長の温情による和解勧告後、また、日鉄鉱業を「特別扱いにはしない」との言明された後の判決ということで、私は特に注目して聞きました。
 企業の加害責任の断罪は当然でありますが、慰謝料額を1500万円に確定したことは今後の基準にもなり、一定の前進を示しています。また、短期就労についても3分の1を確定させたのは被害者にとっておおきな救いであると思います。短期就労も安心して提訴できます。
 ともあれ、23日の東京行動、社長宅では対応していただけませんでしたが、地域住民の皆様に訴えできたのは良かったと思います。本社での要請行動は課長代理の対応となりましたが、最後には少しは理解していただいたのか、要請行動を見に来られ写真も見ていただき労働者らしい一定の誠意は示されたと思います。これくらいの誠意が社長はじめ幹部の方々にあれば解決のための前進は見出せると思います。北朝鮮ではないのですから、社長の早期決断を待ちたいと思います。
じん肺短歌(三池二陣「原告団通信」より (Unknown)
2009-08-24 11:29:59
       遠藤長市 三池二陣原告団長(故人)

 
    じん肺の闘い進め
      この葉月
        悔いをのこすな 覚悟新たに

    今年も 初盆参り
      続けなむ
        じん肺遺族 気持あわれに
 
    原告は 残暑に負けず
      がんばらう
        裁判闘争 勝利するまで
「日鉄鉱業に対する最高裁制裁」申し立てについて (岩城邦治)
2009-10-05 10:13:36
 30年に及ぶ日鉄鉱業とのじん肺訴訟に決着をつけるため、「日鉄鉱業の不当抗争に制裁を課す」ための申し立てを最高裁判所に行いました。
 これは、日鉄鉱業が27回もその主張を棄却され続けながら不当な上訴を繰り返しているのに対して、最高裁判所で制裁を課してもらうための申し立てで、取り組みとしてはまったく新たなものです。申し立ての詳細は「日鉄鉱業に謝罪を求める会with西鉄也(ブログ編)の先頭のブログに全文が載っていますので、これを取り出して読んでいただけると、制裁の意味や、日鉄鉱業不当抗争全史が載っています。別表を含めて20頁程度のものですので、読んでいただいて、日鉄鉱業との闘いの歴史を振り返っていただけると幸いです。
「日鉄鉱業に制裁を」の書面を読みました (畑中耕二)
2009-10-06 09:16:14
 「上訴権濫用に対する制裁の申し出」の準備書面を読みました。
 すでに棄却が確定しているのに、筑豊・西日本1次・西日本2次と、3回も続けて同じ理由での申し立てをするとは!「日鉄鉱業の法令無視、破廉恥さ、ここに極まれり」という感じですね。
 そして、この30年の日鉄鉱業の悪逆の数々、とてもよくわかり勉強になりました。
 これは、どう考えても制裁が必要です。最高裁が厳しい制裁を課すように期待しています。
日鉄鉱業にとどめを刺そう (北松の仲間)
2009-10-12 09:47:50
 制裁の申立書を読みました。
 北松じん肺訴訟の提訴のいきさつや日鉄鉱業の提訴妨害など、提訴以来の経緯は、聞いて知ってはいましたが、改めて通史のような感じで全体を知ることができ、大変勉強になりました。
 それにしても、この30年間の日鉄鉱業の行為は、“悪行”という以外に言葉がないですね。それに、すでに棄却されている同じ理由で平然と上告を申し立てる日鉄鉱業の感覚というのもすごいですね。だから、社長の口から「原告が何人死んでも関係ない」という言葉が出てくるのでしょうね。
 最高裁の制裁でこの日鉄鉱業にとどめを刺したいです。
北松の皆さんご苦労さま (パンドラ)
2009-10-19 12:03:22
 今年は北松じん肺訴訟提訴から30年に当たる。
 佐々町文化会館という日本の西の果てで開かれた出陣式には、なんと460名もの参加者で盛り上がったとのこと。
 そして、東京終結行動には、亡くなられた原告の息子さんや娘さんが4名も参加され、日鉄鉱業本社に対する抗議・要請行動や最高裁要請行動、そして夜の終結集会と、疲れをいとわずに参加された。
 ご苦労さま。
 私たちも、日鉄鉱業にとどめを刺すまでがんばりましょう。
Unknown (Unknown)
2009-10-30 15:06:41
 日鉄鉱業のホームページに
  資本金71億7600万、売上高914億円
と書いてあった。従業員は727名もいるようだ。
 こんな大企業が30年も裁判を続けて27回も負けるというのはどういうことなのだろう。そして、その都度控訴するというのは、どういう神経をしているのだろう。
 日鉄鉱業の反論を聞いてみたい。
無残に削り取られた鳥形山 (岩城邦治)
2009-11-03 15:36:35
 福岡空港から空路東京へ向かうとき、四国にさしかかるとすぐに、右手に丸裸の山が見える。緑の山塊が続く中、その山だけが、山頂部を大きく切り取られ、えぐり取られて、赤茶け、たただれた地肌をむき出している。それが鳥形山で、山頂部を切り取りえぐり取ったのが日鉄鉱業である。 
 インターネットで見ると、鳥形山は、石鎚山、剣山と並ぶ四国の名峰と書かれている。土地の人たちは、その山容を“鳥が羽を広げた姿”に見立て、鳥形山と呼んだそうである。そこには平家の落人の伝説も絡んでいるそうだ。
 しかし、日鉄鉱業はその山頂を切り取り、山肌を削り取って、石灰を採掘してきた。そこに世界でも最大級と自慢するダンプカーを走らせ、山容を醜く変えてきたのである。
 近くに四万十川の源流が流れ、遠く足摺岬や土佐湾が見渡せる景観の中なので、その赤茶けた醜い姿は、ただただ異様である。
日鉄28連敗も控訴 (大牟田の炭鉱太郎)
2010-06-02 13:49:30
みなさん、みなさん。聞いてください。
 日鉄鉱業が28回目の敗訴判決を受けました。日鉄鉱業は労働者の就労を認めようとしなかったばかりか、三井建設はうちより大きい会社だからじん肺の被害を日鉄が見る必要はないなど、申し立てていたそうですが裁判所は1蹴したそうです。
 原告の人たちは日鉄鉱業に控訴しないように要請に行ったそうですが、日鉄鉱業は要請団が帰ったとたんに控訴したそうです。いやらしい会社ですねー、日鉄鉱業はどうしようと考えているのでしょうか、聞くところによるとまだまだ原告は増えると言っていますよ、30回、40回と連敗記録を伸ばすつもりなんでしょうか。こんな記録が伸びてもギネスにも載らないでしょう。それより何より、上訴を繰り返すことは、自分ところで働かせて、じん肺を発症させて、さらに裁判を長引かせることだけを目標に動いていることになり、じん肺患者を2重3重に苦しめているこちになりはしないかと思うんですがね。私は和解で決着したほうがはるかに利口だと思います。皆さんはいかがですか。コメントをお願いします。
日鉄鉱業を担う者よ、呪縛から目覚めよ! (中里研哉)
2010-06-04 19:51:01
 2010年5月19日、福岡地方裁判所で西日本石炭じん肺第2次訴訟第2グループの判決があり、日鉄鉱業㈱の28回目の全面敗訴が決まりました。
 判決は、25年の炭坑粉じん作業就労期間中、わずか1年の短期就労にもかかわらず、日鉄に全責任を負わせました。さらに、賠償基準額も、筑豊じん肺訴訟の解決水準に100万円上乗せしました。
 判決後上京し、日鉄の大株主である新日鐵㈱に要請をおこないました。応対した新日鐵の担当者から意外な話を聞くことができました。担当者は「日鉄の若い社員の皆さんは早期解決を希望しているようですよ」「解決に応じないのは一部の人たちではないでしょうか」と語ってくれました。一部の人たちとは高橋三郎元社長らのことを指しているのです。このような状況の中、日鉄鉱業は5月21日午後控訴しました。このまま和解に応じなければ、確実に34回の敗訴・決定を受けることになります(2次・・上告審、 2次第2・・控訴審、上告審 3次・・一審、控訴審、上告審)。
 「日鉄鉱業を背負う若い皆さん、高橋さんたちの呪縛から目覚めてください!最高裁から制裁を課されないうちに早期解決を図ってください」と私は心の底から呼びかけます。
29回目の敗訴決定! (中里研哉)
2010-06-28 13:18:05
 西日本石炭じん肺第2次訴訟上告審で、最高裁第1小法廷は、6月17日付で不受理決定しました。日鉄鉱業に対する加害責任断罪は29回目となりました。裁判解決をいたずらに引き延ばす日鉄に対し、最高裁として上訴権濫用の制裁を課す命令を出すよう求めましたが、命令は出ませんでした。
 今、注目されるのは、日鉄鉱業の株主のみなさんがじん肺問題に関心を持っておられることです。明日、株主総会が開催されますので、私たちは株主のみなさんにチラシを配り、日鉄鉱業の不当なじん肺問題引き延ばしをやめさせるよう訴えます。解決引き延ばしをせずに、三井、住友、三菱、三井松島などの加害企業同様、和解によって解決を図れば日鐵鉱業の信用も増し、株主のみなさんも喜ばれるはずです。株主のみなさん、ご支援ご協力よろしくお願いします。

最高裁の決定 (平川 道治)
2010-07-20 15:56:15
 2010年6月17日、最高裁判所は西日本石炭じん肺裁判について日鉄鉱業の上告を棄却する決定を行いました。これにより、日鉄鉱業の29回目の敗訴が確定することとなりました。
 原告側は敗訴しても敗訴しても控訴、上告を繰り返す日鉄鉱業の上訴権の乱用を主張して、制裁命令を加していただきたいと意見書等が出されていましたが、これは採用されませんでした。しかし、原告団としては弁護団の開拓精神旺盛な戦いには大いに満足しています。どんな小さなことでも取り上げ主張、立証する活動は日々悪化を繰り返す雇用情勢の中で人間らしい労働と生活を求める運動の基本と合致するものがあります。つまり、「物事を避けずに、逃げずに真摯に取り組んでゆけば必ず前進が見えてくる。」日鉄鉱業との数多くの闘いの教訓は必ず今後の闘いに生かされる
日鉄じん肺裁判 (大牟田の炭鉱太郎)
2010-12-03 15:28:22
最近、じん肺裁判について話を聞いた。日鉄有明炭鉱で働いていた労働者の就労を認めようとしないらしい、本人は職歴証明書として、社会保険の被保険者記録回答票を提出している。これには企業名、事業所の場所、就労期間を明確に記載されている。国が発行した何よりの証拠である、にもかかわらず、勝手に他の
場所を憶測し、そこに違いない、そこであれば工法から見てもじん肺にはならないと言って、なんとか責任逃れをしているみたいですが、そうは問屋が許さない。本人らは日鉄有明の社宅で生活し、目と鼻の先の会社に歩いてや自転車で勤めに出ていた事実は動かしがたいのではないか。
福岡高裁判決 (平川道治)
2011-01-21 15:09:04
 西日本石炭じん肺訴訟福岡高裁判決が1月31日言い渡されます。日鉄鉱業にとっては実に30回目の判決及び決定となります。どのような判決になるのか、私は原告勝利の判決になることは間違いないと思っています。
 大牟田請求団には今まで日鉄鉱業を相手に原告となる労働者はいませんでした。今回の原告も日鉄有明坑の就労は1年間だけです。日鉄を相手に闘えば最高裁まで行くのは解っています。1人のために解決を5~6年遅らせることになりますが、みんなやると言うのですね。なぜか?日鉄鉱業には人の話が通じない体と思います。裁判所の和解勧告も聞き入れないし、原告・弁護団の要請行動での理を尽くした説得にも頑として応じようとしない。こうした態度に原告たちも日鉄だけは許せない。リスクを冒しても闘う。こうした認識に変わっています。しかし、本当にそれで良いのか、日本の社会で、企業と人(労働者)同じ土壌で社会的存在としてこれからもずっと長期に生きてゆかねばならないのに、それで良いのか、それで割り切れるのか、私は納得できない。
 日鉄鉱業はもっと素直になるべきだと思います。じん肺患者を出しと事は厳然たる事実であり、患者に償うのは当然なことです。一定量以上の粉塵にさらされ、粉塵暴露を受ければ遅かれ早かれ「じん肺患者」となります。国が認めたじん肺患者であれば企業として償うことは避けられません。どんな償い方をするのか、方法はいくらでもあります。解決の専門家でもある弁護団とじっくり話し合ってほしいと思います。意固地になるだけでは企業にとってもメリットはないと思いまさが、いかがでしょうか。いずれにしろ、判決を受けて要請行動には参加します。以上
日鉄鉱業30回目敗訴判決 (平川道治 )
2011-02-07 15:30:36
1月31日ついに、日鉄鉱業に対する30回目の判決が出されました。福岡高裁は日鉄鉱業が争い続けるとしても慰謝料額の増額はしないとしました。しかし、カッコ付きではありますが、(当裁判所は控訴人(日鉄鉱業)の姿勢を決して是認するものだはない)と付記しています。
 松本さんの就労についても「有明炭鉱に就労していたことは動かしえない」ものとして日鉄鉱業の主張排斥しました。そして松本が蒙った損害について賠償する義務を免れない。としました。
 私たちは翌日日鉄本社に要請に行きましたが、相変わらずで、役員の出席はありませんでした。担当者は何を聞かれても「答えるつもりはありません」とみんなの怒りを買うばかりで、話になりませんでした。
 私は心の底から日鉄鉱業に訴えます。「上告はしないでください。企業にとっても全くメリットがありません。ただ、日鉄の敗訴、決定の回数を増やすだけです。」日本有数の大企業がそんなバカなことは決してしないでください。「日鉄30年の歩み」「日鉄鉱業40年史」からもそんな答えは出ないはずです。心からお願いします。
日鉄鉱業最高裁上告 (平川道治)
2011-02-14 11:25:26
日鉄鉱業にはお願いしたくなかったけど、上告しないことが、企業にも患者原告にも最善だと思う気持ちが心からの「お願い」になってしまいました。しかし、日鉄さんには通じないですね。率直に「救いようのない企業」ってあるのですね。さまざまな大企業や中小企業とお話をしてきましたが、こんな企業はないですね。労働者の知恵と力をもっと大きくして、力で変えてゆかないと変わらないと思いました。労働者の力は無限で永遠だと思います。日鉄は私たちに頑張りの励ましを与えてくれました。肝に銘じて頑張ります。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。