人権擁護法案を考える市民の会

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自民党法務部会は 怒号飛び交う中で古賀氏が一任強行するも 部会としては継続審議に決定

2005年04月22日 02時26分46秒 | Weblog
21日 16:00から始まった自民党法務部会は、熱論が闘わされ19:00近くまでかかりました。結論は、継続審議です。しかしこれは異常事態を踏み越えての決定です。以下その経緯を漏れてきた情報を総合してお伝えします。

以下の発言内容は、趣旨再現であり、逐語的再現ではありません。

本日の部会は出席議員の座る椅子がないほどの混雑。こんなことは初めて。いままで一度も出席したことのなかった議員が多数参集したのだろう。

最初に古賀議員より説明があった。
<現行の人権擁護委員の政治的中立性規定がないことについて、今回この場で私の責任で聞きたい>として、法務省の回答を求めた。これに対して法務省が提示した「修正」案は、<「第83条 人権委員会、厚生労働大臣及び国土交通大臣は、この法律の運用に当たっては、関係行政機関及び関係のある公私の団体と密接な連係を図るよう努めなければならない。」より、”及び”から”団体”までを削除する。現行の人権擁護委員法にいう人権擁護委員は、非常勤の国家公務員ではないので、厳しい政治的中立義務を課したが、法案は、非常勤の国家公務員であるので、政治的中立性は担保される、ただし念のため今までの表現をとり入れる。>
古賀議員は更に重ねて<これで十分だと思うが、なお心配との議論があるので、〔人権擁護委員を日本国籍以外の者から任ずるときはその必要性を十分検討する〕との国会決議を付すことで、その懸念を払拭したい。>と、国籍条件をつけることには、飽くまで反対の意思を示した。

16:00から始まった議論、激しくたたかわされた。18:00を廻ったころ、古賀誠議員が立ち上がり、<完璧なものは難しい。古屋先生は疑念疑念といわれるが、理想的な人権擁護に一歩でも近づいた。政権与党としてどう考えるかが大事だ。法案には不備な点が多くあり勉強させていただいた、大事なのは運用、立派なものになるかは今後の我々の努力である。ここで私に一任として欲しい。>との発言をすると同時に、一任!賛成!の声と拍手が湧き起こった。同時に反対!おかしい!の声も響きわたり、会場は騒然。古賀議員は、一任されたものとみとめる趣旨の発言をして退場。同時に賛成派議員も退場。残った議員は反対派が多かった。

古屋圭司議員が、部会長の運営を厳しく批判。<こんなやりかたはしないと言っていたではないか>と平沢部会長に迫る。

会の比較的早い時刻から参加していた拉致議連会長の平沼議員が、<拉致議連会長として平沢部会長に確認するが、部会としては結論は出ていないですね>と問いただすと、平沢勝栄部会長が、<この部会の責任者は私です、この部会としては結論は出ていません>と明言。しかしその前に、本日の部会は、法務部会・人権問題等調査会合同会議だ...と言葉を濁した場面もあった。(例えば13日の部会の設定も同じだが)

平沼議員は、さらに加えて<ああいう締め括りは自民党にとっては残念。これからも続けることが肝心だ。拉致議連会長として一番気になるのが国籍条項。国籍条項を悪用したら、正当な日本人の人権がそこなわれる。これは議論をしたのに、(古賀議員は非常勤の国家公務員となり、政治的中立義務も書き込まれる)条文でそのことが問題とならないことがよめるからよいとか、22年間議論したからいいじゃないかとか、というのはおかしい。大切なことは衆智を集めてやりたい>と発言して、駄目押しをした。

古賀議員は、人権問題等調査会会長として出席。法務部会としては結論が出ていないが、人権問題等調査会としては会長である古賀議員に一任されたという理屈で押していくつもりだろうか。

衛藤晟一議員は、議論において<どういう問題が在り、どうしなくてはいけないのか、どこを救済しなくてはいけないのか、ずっと聞いているが法務省は一度として答えていない。前回の塩野名誉教授の言葉を借りてアメーバー的に対処するのだといったが、そんな無責任なこというな!>と迫る。法案の問題点を鋭く指摘。真っ向勝負とはこのこと。古賀議員の一任・退場に際しては、<国家公務員だから政治的中立性があるといなら、なぜ団体枠入れたか。三条委員会の性格や、他の議員から出ている事前圧力に対するペナルティーなど沢山の問題について法務省はなんら答えていない。言論の自由、表現の自由は民主主義の根幹。それを損なうことは許されない>と一喝。

城内実議員は、卓上にあった紙を掲げて、<これは何だ、宏池会と書いてある、これは派閥の動員か、政策で議論しよう!こんな派閥で賛成反対やるような古い体質の自民党でいいのか!そんな自民党ならいらない!>と正論を吐く。それに対して年配議員が生意気なこというな、いらないとは何だ、と噛み付く。城内議員も発言訂正はしたが、これは城内議員が正しい。ここで文句いったような議員こそ要らない。人権擁護法案という大切な事案を派閥動員で決める?そんなこと、国民への背信だ。そういう自民党の体質が国民から愛想尽かしをされ、票を減らし、公明党の協力がなければ何も出来ない情けない党に成り下がったのではないか。

中曽根弘文議員も、疑問点が沢山でたのに回答がはっきり出されていない。問題点をクリアにするよう努力が必要だ、と継続審議を主張。

その他多くの発言があったが、結論として、部会では、人権擁護法案を了承していない、という平沢部会長発言が確認され、散会した。

(本日はここまでとします。後信で、より詳しい内容を報告できる予定です。)
*******************************************
特記事項:
①自見庄三郎議員発言
(福岡10区、地元:北九州市、勤続21年、山崎派、第二議員会館、ファックス03-3502-5004)
<同和対策は、ハードは終わった、ソフトをどうしていくかが問題だ、人間の意識として残るから。人の意識が残るからそれを改革していこうという法律だ>
これは、人権全体主義宣言である。意識を取り締まり、意識を変えさせるための法律というのは、まさしく北朝鮮や中国、ナチスドイツなどの全体主義国家の基本法そのものだ。こういう発想を”右”的に言えばファシズムとなり、”左”的に言えば、マルクス・レーニン主義や毛沢東主義、主体思想、となる。
自見発言は、推進派の本音・正体をはっきりさせた。
彼らは全体主義者だ。
だから私達はこの法案に根本的に反対している。
人権擁護でなく人権を侵害→弾圧→否定する法律だからだ。
だから「代案」は有り得ないのだ。自由と民主主義を標榜する政党が、全体主義法案を通すなんで許されない。

②なぜ、古賀議員は、こんな無理をしてまで通したいのか。これが無理強いだということは、古賀議員は百も承知だろう。何かがある、裏取り引きがある、と考えるのが常識だ。それは何なのか。なぜ郵政民営化で紛糾し、しかも福岡と宮城の補選投票日を目前にした今日、強行突破を図ったのか。国民は、私達の自由、基本的人権を否定するこのような法律が、堂々国民の前に提示できない後ろ暗い密約で売られることを許すわけにはいかない。

③「真の人権擁護を考える懇談会」による今回の暴挙-それは自民党内部の問題であるだけではない、公党として国民全体に対する背信行為である-に対しての声明が、出されるべきであると思う。

④古賀議員が、人権擁護委員に国籍条件をつけることにかくも反対するのはなぜか。これも本法案批判のポイントのひとつだ。外国人団体に、我が日本で、人権を名とした【摘発と強制による矯正にかかわる行政権力】を法律(公権力)によって与えたいのだ。そんなことがなぜ必要なのか。本法案は、外国人による日本侵略の端緒を開くことになる法案だ。
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28 コメント

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Unknown (do away with)
2005-04-22 03:45:08
野中広務元議員の後継者である古賀誠議員の馬脚を現した合同会議だったようですね。



古賀誠議員はまさに奸物です。

古賀誠議員自らが、タイミング、動員、強引なやり逃げ等、を通して「人権擁護法案」の持つ危険性を証明してしまいました。



このような愚挙を知って、ますます「人権擁護法案」を上程させてはいけない、と肝に銘じました。
反対派議員の皆様にGJ (DDT)
2005-04-22 13:32:31
昨日は本当にヤバかったみたいですね。

今回の法務部会に出席し、断固として反対の声を上げ続けた議員の皆さんに、労いのメールを出さなきゃ。

そしてレポして下さった管理人様へも多大なる感謝を。



多数の議員動因と、それでも押し通せなかった上での捨て台詞チックな「勝利宣言」。

議論が長引けば長引くほど、古賀氏を始めとする推進派のメッキがはがれていきますね。

西尾氏のブログにもありましたが、このまま自民党内の混乱がマスコミの注目を浴び、法案とその危険性が広く認知されるようになれば、とも思います。
もう日本終了? (とおりすがり)
2005-04-22 13:35:03
古賀氏に一任と判断 人権擁護法案で与謝野氏



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000100-kyodo-pol



もう打てる手はないんでしょうか?

安倍さんに動いて欲しい

自民党に党則92条に基づく古賀の処分を電話とFaxとメールで要望しては? (虎ノ門古事)
2005-04-22 13:55:41
今回の古賀の行為は、下記の「一 党の規律をみだす行為」と「二 党員たる品位をけがす行為」に該当すると思うので、自民党としての処分を求めてはどうでしょうか?



そうすれば、安部さんにも動ける余地が出てきます。



---自民党党則92条ここから-------

第 九十二条 党員が次の各号のいずれかに該当する行為をしたときは、党規律規約の定めるところにより、処分を受けるものとする。

一 党の規律をみだす行為

二 党員たる品位をけがす行為

三 党議にそむく行為

2  国会議員は、前項の規定による処分のほか、党規律規約に規定する行為をしたときは、同規約の定めるところにより、処分を受けるものとする。

3  幹事長は、党所属の国会議員が第一項第一号又は第三号に該当する行為をしたと認めるときは、党規律規約の定めるところにより、処分を行うことができる。

---自民党党則92条ここまで-------

かなり危険な状態 (デモ参加者)
2005-04-22 14:10:57
上記にもありますが、

 

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050422k0000e010088000c.html

 

事実上法務部会通過という状況になってきました。

これからは大々的に事をアピールするひつようがあるかと思います。

よって、次は十分に計画を練った上で、

「休日」に都心でデモを行う事を提案します。

永田町で無理なら人目に付きやすい場所でも構いません。

とにかく、国民にアピールする必要があります。

その為には数をそろえる為に休日に行う必要があります。

これまでのように、「部会に間に合わせる為に平日で」という成り行きはもう必要有りません。

是非とも、マスコミを呼び込めるくらいの大規模デモの検討をお願いします。
Unknown (日本国民)
2005-04-22 14:22:29
こんなときこそ安部さんに是非動いてほしい。

反対派の先生方、圧力があって大変でしょうが、メディアで大きく取り上げられるくらいにおお暴れしてほしい。

きっと国民はついてきますよ!
Unknown (Unknown)
2005-04-22 15:43:04
与謝野氏に落選を願うメールを送っておきました。
Unknown (からす)
2005-04-22 15:57:36
出来ましたら、都心で交通の便がいい新宿でのデモをお願いいたします。

初めての書き込みの上にお願いで申し訳ないです。



乱文失礼しました。
Unknown (からす)
2005-04-22 15:57:36
出来ましたら、都心で交通の便がいい新宿でのデモをお願いいたします。

初めての書き込みの上にお願いで申し訳ないです。



乱文失礼しました。
デモについて (ジュリア)
2005-04-22 16:36:38
来週の火曜日に部会が開かれるそうです。日曜日となると、家族会の国民大集会と重なりますから、その席で是非とも発言の機会を得てもらったらいかがでしょう?自民党に電話したら、イライラしていて(賛成派)すぐに切られてしまいました。小泉氏の謝罪、この法案通ったら日本は本当に終わりだと思います。出来るだけ、早期に動きましょう!

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