付け焼き刃の覚え書き

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「戦闘城塞マスラヲ(5)~川村ヒデオの帰還」 林トモアキ

2010-03-04 | 日常の不思議・エブリデイ・マジック
「当人が死んだ方がマシだって思えたら世の中がどんなに平和だってそれは地獄なんだよ」
 ザジの言葉。

 『戦闘城塞マスラヲ』は4巻までしか読んでないと言ったら、長男が自分で買った最終巻を貸してくれ、さあ、読んだ?どう?どう?とすがるような目で感想を求めてきました……orz
 うん。面白かったよ。
 2巻、3巻の展開ではどうなることかと思ったら、ちゃんと全5巻で収拾を付けました。「戦闘城塞」の意味も明らかとなり、退場していた者も登場していなかった者も含めて、きちんと出番と見せ場を作って大団円に持ち込んでくれました。

 他人にあらぬ想像をさせてしまうくらい目つきが凶悪なだけで、頭の出来も体力も並以下という青年が、ふとしたことで知り合った人格を持ったコンピュータ・ウィルスをパートナーに、軍人・警察官から吸血鬼や魔族まで入り交じったバトルロイヤルに参加することになってしまい……

 ちゃんと主人公がどん底まで堕ちて、復活し、互いに認め合った仲間たちと強大な敵に挑み、ハッタリを真実に変えて勝利する話。そうやってまとめると、なんかビジョルドの『戦士志願』みたいですが、基本がドタバタ・バトルアクションなので、間違った方向に期待してはいけません。でも、全5巻を一気に読ませるパワーはありました。

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