月想記

戯言日記

締めくくらナイト2015・その2

2015-12-31 | 音楽
今回あみ太さんと蜂鳥姉妹のライブで、ピアノを担当していた大和田千弘さん。
初めてでしたが、このお方がものすごく素敵だった。
姉妹の下ネタトークにも一切動じず喋らない凛としたお姿。しかしひと度演奏が
始まると驚くほどにパワフルで情熱的。
リナシェロの時に肘を鍵盤に叩きつけてたのとか、ほんとにすごかった!
艶めく長い黒髪の荒ぶる女神様。激しくも美しい。
またぜひ彼女のピアノは聞きたい。今後も蜂鳥の伴奏に現れてくれる事に期待。


↑演奏中は全くお顔が見えず(泣)

意外にも生で観たのは初めてだったアイハラミホさん。
キレっキレのダンスに全身から迸るパワーと可愛らしさ。アイハラさんのステージ
観てると自然と笑顔になって、すごく元気が出てくる。







あやちクローデルさんは妖艶なお姉さま。しかしピアノのイーガルさんとのMCは
やはり喋るな・・と止められてしまう程の危険地帯!w
あみ太さんもよく歌う「アムステルダム」を最後にやったのだけれど、歌い手が
変わると同じ曲でもこんなに違うのか・・・という、見事な異なる世界観。

蔵田みどりさんはか弱い感じのおとなしいお嬢様・・と思いきや、上沼恵美子の歌
辺りから意外な展開に。さすが締めくくらナイトに呼ばれるだけはある!w

エミ・エレオノーラさんもお名前はよく聞くものの生で観たのは初めてだったの
だけれど、噂通りのオーラが半端ない貫禄のお姉さまだった。
ピアノを弾きながら時折吹くリコーダーの音色が、雅楽の笛のようで和風情緒たっぷり。
山に捨てられる女の子の歌が最高だった~。

全部は書けないので特に印象に残った方を走り書きしているけれど、昨夜のライブは
女性たちのパワーが凄まじかった。
地中にしっかりと根を張り巡らし、抜群の力強さと安定感を解き放つ大地の母たち。
今年一年の厄を払っていただいた気がする。
撮影して良いのかどうかわからなかったので、お写真はアイハラミホさんのみ。

トリを務めたのは▲s(ピラミッドス)。
こちらも初見だったけどめっちゃ楽しい!ジプシーバンド・・との事だけど、GS
要素があったり、いきなりのコントがあったり・・と不思議で面白い。でも演奏は
しっかりと実力派。
こちらも私にはあみ太さんでお馴染みのロンピロンピをやったのだけれど、アレンジが
全然違うので新鮮だった~。あみ太さんで鍛えられてるから、手拍子はバッチリだぞ!w





ラストの集合写真。今年最後のライブは、本当に楽しくて最高だった。
来年もまた素敵な出逢いがありますように。。。

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締めくくらナイト2015・その1

2015-12-31 | 音楽
12月30日(水)音楽実験室 新世界の「締めくくらナイト2015」へ。

今年最後のライブ。子供を産んでから年末に家を空けた事がなかったので、自分に
とってはものすごく久しぶりの外出。
素晴らしい演者さま達の次々とたたみかけてくる音とパフォーマンスの洪水は、
極上のカオス。観に行って良かった!

今回あみ太さんがMCという事で、随所に登場してくれるのが嬉しかった♪
オープニングでは、地獄の百合と需要と供給の2曲を。お約束の客席乱入もあり。
ウーハの時に見たスカーフ柄のブルゾンがすっかり定番に・・・w
このイベント5時開演で10時半に終演という長丁場だったけれど、あみ太さんの
OA観たかったから開場と同時に箱入りしたよ!ww





蜂鳥姉妹としてのライブは少し久しぶりだったのだけれど、スグルさんの歌声も本当に
素晴らしい。あみ太さんと二人の歌を交互に聞ける至福の時。贅沢の極み。
今年最後に蜂鳥姉妹が観られてまさに最高の締めくくり。





この夜も絶世の美声を響かせながら、MCでは相変わらずの下ネタ連発のスグル姉さま。
(今回はフィストファックと聖水プレーの話!w)





あみ太さんがチャックを下ろすとそこからはお馴染み新生姜ペンライトが・・・w






↑珍しいスグルさんのペンライト姿

そして後ろ姿のセクシィなあみ太さん。この後まさかのみかん丸呑み状態に・・・w



 

このみかんは常連のファンの方からの差し入れで私も開演前にその方から頂いてたのだけれど、
まさか一口で食べちゃうとは思わなかった!(しかも皮のまま!!)
結局飲み込むのに苦労して、すぐには歌えなかった・・というw
しかしあみ太さんのこの筋肉、本当に美しいよなぁ。

今回のイベントもどの出演者の方もほんとすごくって、5時間があっという間に感じたほど。
またぜひ観てみたい~と思うライブばかりだった。
情報量が多すぎて心地よくオーバーヒート。その2へ続く。

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書を捨てよ町へ出よう

2015-12-25 | 芝居
12月23日(水)東京芸術劇場シアターイーストにて「書を捨てよ町へ出よう」を観た。
今年最後の観劇。

今回の舞台、嫌いじゃないけど好きじゃない・・というのが正直な感想。
色々と面白い演出で随所に惹かれるシーンもあったけれど、劇の世界に入り込めなかった。
これは単に好みの問題。

開演前の舞台上には鉄パイプ状の組み立て前のセットらしきものがいっぱい。
役者達が現れて台詞を言い始める中うしろでどんどんそれを組み立てて行くんだけれど、
パイプの当たる金属音が大きくて台詞の声がかき消されて聞こえなかったり。
一人ものすごく棒読みの女優さんがいて、あれはわざとなのか単にヘタなのか。

途中映像でピースの又吉が出てくるところがあって笑えるシーンなんだけど、面白いのは
又吉さんであってこの作品じゃないっていうか、なんかこうずるい気がした。
穂村さんについても同じ。私の中では劇とシンクロしてくれなかった。

映像と舞台の融合は決して嫌いじゃないし、実験的な抽象的な作品も好きだ。
でもなんでだろう、今回は合わなかった。

とは言いつつも、主演の村上虹郎君は素敵だった。
若さ故の苛立ちと鬱屈したエネルギーを抱えた感じが良い。今この瞬間のきらめき感に
溢れている。声と眉毛から目にかけての力強さが好きだ。
自分に合わなかったと言いながらどこか引っかかるものがあったのも確かで、もう少し
自分の中で消化したいと思いパンフは購入した。
ツイッターでこの舞台を「面白かった!」と書いているフォロワーさんがいたのだけれど、
何がどう面白かったのは全く書かれていなくて、どこがどう響いたのか私に教えてくれ!
と思ったりw
自分と違う意見を聞くのは好きで、むしろいろんな感想を知りたいといつも思う。
私のこのブログを読んで「けしからん!」と不愉快になる人もいるかもだけど、決して頭から
作品を否定するような気持ちはなく、それぞれの感じ方というものにただ興味があるだけ。
本当にどうでも良いと思う作品なら、パンフも買わないしこうして感想すら書いたりしない。
そう考えるとこの舞台は、やはり私に何らかの影響を及ぼしたのは確かだ。



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山田庵巳×蜂鳥あみ太ツーマンショー

2015-12-21 | 音楽
12月20日(日)高円寺ウーハの「山田庵巳×蜂鳥あみ太ツーマンショー」へ。
高円寺に紡ぎ出された倫巴里の世界。
あみ太さんの声とマヤさんのアコーディオンの音色に、魅せられ癒された一時。







今回あみ太さんが登場時に着ていたのがこちらのブルゾン。ウーハの並びにある古着屋さんで
買ったとの事で、一体元はどういう人が着ていたの?と思わずにはいられない品物w
(眉毛と歯がないパンチの人しか浮かんで来ない~)
この写真ではわかりにくいかもだけど、肩パッドがものすごい!ww





最初お店に入った時まだ着替え前のあみ太さんがこのブルゾン着てたので、私服なのかと
思って焦ったw(ブルゾン以外は私服だったので。)
今後も登場するかは謎だけど、AMIさんにすごく似合いそうなので AMI=あみ太の時にでも
ぜひ着て貰いたい~。

この日は新曲のお披露目も3曲あって嬉しい限り。
タイトル影のワルツ以外覚えられなかったのだけれど、息継ぎを間違うと死ぬ難曲ははだか
姉妹で演奏しているコロポックルの歌だった。また聴きたい~。
あみ太さんの歌うワルツもタンゴも大好きだ。




↑この写真はあみ太さんの手の美しさが撮れてると思うのだけど、どうだろう?

共演の山田庵巳さんはすごく不思議な魅力の方だった。少年のような瞳に高く澄んだ美しい声。
詩を語るように歌い出し、歌いながら叫びまたいつの間にか語っている。
曲と語りの境界線が曖昧で、何とも言えない浮遊感に包まれたようなステージだった。

あみ太さんとは面識があってのツーマンかと思いきやこの日が初対面との事で、ウーハの
店長瀧川さんによる異色のブッキング!
その余りの異種格闘技モードは、非常に楽しかったのでありました♪

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彼は秘密の女ともだち

2015-12-20 | 映画
見逃していたフランソワ・オゾン監督の「彼は秘密の女ともだち」を先日早稲田松竹で
滑り込みで観た。

そんな重い作品とは思わず観たのだけれど随所で泣けて、好きだった親友の事やMTFの
元パートナーの事とか色々な想いが頭をよぎって、とても良い映画だったけどすぐには
言葉に出来ない程なんかダメージを受けた。

表面だけを捉えれば肉体的には男女の恋愛話になってしまうのだろうけど、これは女性
同士の愛のお話。
男性に生まれ結婚して子供も出来たけれど本当は中身は女性であるダヴィッドと、亡くなった
親友ローラを愛していながらも気付かずに(ふりをして?)結婚してヘテロとして生きて
いたクレール。
クレールが惹かれたのは女装して女性として居るダヴィッド=ヴィルジニアで、子供の頃の
ローラとのエピソードなど彼女の本質を語っているものが多かった。
幼いクレールとローラがお互いに手の平を切って血を流し、その手を握り合って「永遠の二人」
と誓い合うシーンは、私も子供の頃にすごく憧れたシチュエーション。
二人で髪の毛を梳かし合っている場面とか、ローラのお葬式で彼女との初めての出逢いを
「一目惚れでした。」と語るクレールなど・・。

この映画、多分ヘテロとセクマイが観るのとでは感じ方が異なるように思える。
基本愛ってものについて描こうとしているのはすごく感じられるんだけれど、受け取る側の
立場によって印象が変わると観た人達の感想を読んで思った。
私は全性愛者なので男性、女性だけでなく全ての性が恋愛対象なのだけれど、生物学的には
女性で自身の性自認も女性だ。
本当の自分とか自分らしく生きるとかって簡単な事じゃない。何が正しいかなんてわからない。
自分と他人の基準は違う。その中でどう納得して折り合いつけて、やっていけるかだと思う。
周りを傷つけても何か失っても譲れないものは譲れない。ただその中でも出来る限り平穏に
やりたいと望んでる。

映画のラストはどちらの結末なのか二つに分かれるもので、結論は観ている観客に委ねられる。
お腹の大きいクレールと女性姿のダヴィッドが愛娘を迎えに行き、三人で手を繋いで仲良く
歩いて行く・・・。
個人的にはクレールとダヴィッドが一緒になっていて、幸せになっているというのを望みたい。
でも実際にはクレールは夫ジルとその後も別れずにうまくやっていて、ダヴィッド=ヴィルジニア
とは親友として娘を見守りながら続いているのか・・とも思える。
正解はないしわからないけど、三人が共に歩いて行く後ろ姿が全てを物語っているのだろうか。

自身もゲイだというオゾン監督ならではの、巧みな情景や心理描写にとても引き込まれた。
ロマン・デュリスのヴィルジニアは魅力的で、私もダヴィッドの時より彼女の方が好きだ。
ジル役のラファエル・ペルソナーズはすごく美形で、ジルに同情したくなる程の良い夫ぶり。
クレールは一番平凡な感じのキャラなんだけど、ジルは彼女のどこに惹かれたのかなぁ?
クレールとヴィルジニアが旅行先で訪れたクラブのドラッグクイーンのショーでの、歌のシーンが
とても印象的。
「私は、女。」

グルグルといろんなものが頭を駆け巡り、切なくなった良い映画。


↑こちらのポスターの方が好きだったり。ロマンの足が綺麗。
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