月想記

戯言日記

出張シャンソニエ倫巴里2015春ツアーファイナル

2015-07-26 | 音楽
四谷ホメリにて、出張シャンソニエ倫巴里2015春ツアーファイナル「ホメリだよ
全員剃毛!アナンと地獄のシースルー再び!!」を観てきた。
(しかし毎度の事ながらこのタイトルセンスには脱帽であるw)

ホメリは久しぶりだったけれど、可愛くてアットホームでとても居心地の良い空間。
間近で聴けるあみ太さんの生歌は心底痺れる。
赤のスペイシーなピカピカ全身タイツのマヤさんと、エナメルパンツにサスペンダー
のあみ太さん、シルバーのタイツにアフロヘアのシーサトさん。
いつもにも増してあみ太さんはホメリの床に汗がしたたりまくっていた~W

シーサトさんのギターによるサロメとスピークロウは鳥肌ものの味わい。
そこにマヤさんのアコーディオンも加わると、あみ太さんの歌がいつもとまた違った
素敵な表情を見せてくれてすごく良かった。
来月のスパンデックス公演がますます楽しみに♪真也さんも加わるし初のジプシー
バンド編成で、どんなあみ太さんが観られるのか期待度200%!

そして今宵も新生姜ペンライトを楽しそうに振りまくるあみ太さんであったw

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マッドマックス 怒りのデス・ロード

2015-07-19 | 映画
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観た。

アクション映画は普段余り好んでは観ないけどこのシリーズは好きなんだよなぁ。
子供の頃に観た衝撃がそのまま残ってる。メル・ギブソンのカッコイイ事よ。
ドッグフード食べてみたかったw 
今回制作費幾ら?とか思わず考えながら観ちゃったけど、あのド派手さにやっちまえ
ヒーハー!って感じになるw

ひたすらに銃撃と爆破と炎上。逃げる→追う→打つ→爆発→逃げる→追う→打つ→爆発→
この繰り返し!w
シリーズ前作観てない人にはマックスの過去には何があったの?ってぼやーんだろうけど、
それでいいのさ。彼が痺れる存在だって事には変わりない。
新生マックス、トム・ハーディも最高にイカしてた。

車やバイクのデザインがほんとカッコイイ。イモータン・ジョーの不気味さとか、ジョーの
軍団のバンドが演奏しながら疾走して戦いを鼓舞するとことか、あの世界観がたまらない。
個人的な今回のツボはやはりウォーボーイズか。事前にかなりの噂を聞いていたけど、もう
スグルさんにしか見えなくて、見えなくて・・・。スグルさんだらけだった!w
最近のライブではもっぱらウォーボーイになりきったコスでマッドマックス愛を語り尽く
しているというスグルさん。その意味がよくわかった。

ウォーボーイズの1人ニュークスを演じるニコラス・ホルトはすごい美声年で、なぜこの
役を彼に!?という声も多いけど、ニュークスとジョーの妻との恋愛もさりげなく描かれてる
事から、あの白塗りメイクの下から覗く美しさがロマンスに必要だったのかと。



そして女戦士フュリオサのシャーリーズ・セロンがすごく凛々しくて惚れる。
タフで力強い女戦士が、故郷の緑の地が砂漠と化しているのを知り絶叫し崩れ落ちるシーンは
観ていて胸が痛くなった。



年月を経て制作費は増え映像も出演者も豪華になっていっても、この映画で言いたいのは
環境汚染の怖さや戦争の愚かさや愛の尊さなのかな・・と思ったよ。


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特殊パリ祭

2015-07-15 | 音楽
新宿カールモールにて、ネオン警察×蜂鳥あみ太ツーマン「特殊パリ祭~御苑ポリスの
祝砲で新宿に鉛の雨が降る~」を観た。

7月14日はパリ祭との事で各地でいろんなイベントあれど、私が選んだのは迷わず
こちらでございますw
いやぁ今回もめちゃめちゃ楽しかった!それぞれも好きだけど、やはりAMI=あみ太の
破壊力は最高だ。もう笑いっぱなし。
今回もデモCDが配られたオリジナルの新曲「夜の鳥」良いです。好きです。
二人ともこれまで歌った事がないジャンル・・との事で、新たな魅力が垣間見える迷曲。
ザ・シティポップ!!ww

あみ太さんと真也さんのペアでのライブを観るのはすごく久しぶりな感じだったのだけれど、
演奏もグダグダのトークも全てすごく安心感がある。
(今回真也さんは余り喋らずかなりおとなしめだった~。なのに時間が相当押したという
謎の展開w)
他の方の演奏の時も素敵だけど、やっぱ真也さんのピアノが一番しっくりくるかも。

あみ太さんの歌うLife On Marsは大好き。カブキも切符切りも歌ってくれた。
シモーヌ深雪さんのカブキもぜひ聞いてみたい。

ネオン警察は観るの2回目だけどじわじわと嵌ってしまう。
閉塞的な空間で捩じれる虚無感とどこか優しい癒しも感じる。ピアノのマリさんの帽子を
吹っ飛ばす熱い演奏と、AMIさんの飄々とした狂気の世界。只者ではない感がヒシヒシ。
毎回やってくれる即興ソングがたまらない。今回はイソギンチャクw

巷で噂の新生姜ペンライトを振りながら歌うあみ太さんw



今回新アミタッティーとあみ太さんステッカー全種もやっとゲット。
ステッカーは会社のデスクに飾って癒されるのだ♪w



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エレファントソング

2015-07-04 | 映画
グザヴィエ・ドラン主演の「エレファントソング」を観た。

失踪した精神科医の行方を探るための、その患者マイケルと院長グリーンとの心理戦。
どこまでが嘘か本当かわからない知的犯罪者のマイケル。
彼の術中に嵌って行くグリーン。
緊迫したムードの中で明かされて行くマイケルの過去。その真相は?

「この主人公は僕だ。」と出演を熱望したというドラン。
彼のこれまでの作品は母との確執を描いたものばかりだけれど、よほどこの人は母親と
何かあったのだろうと思う。ものすごく愛し憎んでもいる。
母親が存命なのかわからないけれど、生きているとしたら今関係は良好なんだろうか?
もし隔たりのあるままドランの今があるのだとしたら、その作品を観る時母親はどう
感じるのだろう?

誰からも愛される事無く育ったマイケル。担当医との初めての愛。でもプラトニックで
触れては貰えない。人が始めに出逢うのは家族愛なんだろうけど、それが得られない時に
及ぼす影響は大きいと思う。自己肯定感の低下、欠如。
恐ろしい程の孤独。

マイケルの選んだ結末は、とても切なかった・・・。

作品としては星三つぐらいの感覚。ドランが演じた故に重みが出たようにも思う。
他の人だったらここまで惹かれなかったかも。ドランに星プラス一つ。
グリーン院長役のブルース・グリーンウッドとピーターソン師長役のキャサリン・キーナー
も良かった。
ラスト二人はまたやり直す事にしたと思っていいんだよね?


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人力飛行機ソロモン

2015-07-02 | 芝居
新宿眼科画廊にて劇団A・P・B-Tokyoの「人力飛行機ソロモン」を中日と千秋楽の
2回観た。

これまで観てきたものとはかなり違った作品。物語ではなくいろんなエピソードが
次々に連なるのだけれど、次は何が来るの?と思っているうちにワクワクしっぱなし
で気がつけば終わりを迎えていた。
元々この作品は数ヶ所で同時に行われた市街劇で、千秋楽の終演後の浅野さんの挨拶
で寺山さん自身も全ての本番を観る事は出来なかったと聞いた。
その同時多発劇を一人の観客が順番に回って観て行ったものとして、小劇場の空間で
一つの脚本にまとめあげた高野さんの凄さ。

詰襟に眼帯で柱時計を手に歩く、冒頭のシーンで流れる浅川マキさんの「赤い橋」が
すごく哀愁があって印象に残る。
渡った人は帰らない。帰れない。

沢山のシーンが次々に展開していく今回の舞台。特に好きなのは浅野さんの独白、
野球拳のくだり、飯塚さんと前田さんの甘酸っぱい恋の場面、高野さんの唄、人が犬に
なるところ、マメさんのポパイ、青ひげの唄と包帯、国家幻想(?)の語り、○○を
飛ばしてやりたい!の台詞等々・・・全部だww

途中「観客席」の時と同じ観客が劇に参加するシーンがあって(役割を決められ、風船
を手にしたら役になって喋るというもの)、中日の打ち上げの時に浅野さんに聞いたら
あれは元々観客席ではなくソロモンの中に出てくるシーンとの事だった。
(千秋楽ではまたもや当てられてしまい、私も冷や汗かきながら参加w)

目まぐるしく変わる世界に魅了され引き込まれたあっという間の2時間で、いつもあの
空間にずっと一緒に居たいと思ってしまう。
現実に戻るのが本当に寂しい。
一つ終わって、また次の出逢いを渇望する日々が始まる。

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