月想記

戯言日記

犬神

2016-06-19 | 芝居
6月18日(土)座・高円寺にて万有引力の犬神を観た。

月が禍々しく残酷な光で照らす中、静々と語られていく悲劇の物語。
余りにも切なくて美しい。
呪術音楽劇とある通りシーザーの生演奏も迫力で臨場感に溢れていて、ラストの衝撃まで
舞台に魅入られて金縛りにあっていた。

犬加微(シロ)の存在がこの舞台の鍵になると思うのだけれど、以前青蛾館の犬神を観た
時に点滅さんが演じていたのが自分の中で大きく印象に残っていたものの、今回の曽田明宏
さん演じる犬加微も圧倒的な存在感だった。
姑の井内俊一さん、裁判官の森祐介さん等の巧みさ。
そして何と言っても月雄の愛おしさ。幼少期の前田文香さんも青年期の森ようこさんも、
どちらも透き通るような孤独と悲哀が滲み出ていてすごく良かった。
永遠のかくれんぼに終わりが来るかと思いきや、訪れる惨劇。
鬼の役は一生終わる事はないのか。ああ。

今回物販で万有の缶バッチを購入。目玉は舞台の衣装・小道具で登場したもの。
ライブで愛用してる帽子につけたい。


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