月想記

戯言日記

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣

2017-07-23 | 映画
渋谷ル・シネマ でダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣を観た。

バレエは全然詳しくないけどその美しさは誰にでもわかる。人はあんなに高く飛んで優美に回る事ができるのか。
バレエ界の異端児の内面に迫るドキュメンタリー。

とにかくその肉体の美しさ、表現力の素晴らしさにただ魅了される。そして知られざる彼の葛藤と苦悩。
引退を表明した後も踊り続けていてくれる事が本当に嬉しい。Take Me To Churchと共に光の中で踊る彼の姿が
脳裏から離れない。

表現者の方というのは常に生み出すプレッシャーと持続する事の苦痛と、そんな感情を持ち合わせながら活動してる
ように想像する。やめてそこから逃れたいと思ってもまた戻ってしまう。作って表現せずにはいられないのではと。
思い通りに表せた時の達成感、賞賛の快感もあるだろう。
自分のような鑑賞者の立場は、ただその作品に魅了される。もっと深く知りたい、近づきたいと追い求めるだけ。
ダンスも音楽も絵画も、美しいものには理由など必要なく圧倒的にこちらの心を支配する。それに魅せられるのも
また快楽である。

映画の後はそのままGALLERY X BY PARCOのセルゲイ・ポルーニン写真展『ビギニング・オブ・ジャーニー』へ。
ハービー・山口さん撮影の素晴らしいセルゲイの写真の数々。美しさって生まれ持ってのものだと思うけど、姿形以外
に加わるものは経験や内面で、それこそがその人なのではないかと。





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