「風レンズ風車」導入へ・・・福岡市、弱風でも発電可能にhttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090303-OYT8T01135.htm
福岡市は、風車に風を集めるリングを取り付けることで、弱い風でも発電を可能にする「小型風力発電システム」を試験導入する。国内の自治体では初めて。温暖化対策課は「離島やへき地で使うと送電時の電力ロスが解消されるため、離島の多い九州の環境保全に貢献したい」としている。
このシステムは九州大応用力学研究所が開発。リングは「風レンズ」と呼ばれ、風が入る部分の直径を小さく、出て行く方を大きくし、出口に帽子のツバのような障害物を取り付けてある。リングの外を通る風はツバに当たって渦をつくり、リング出口の気圧は低くなり、風は吸い込まれるようにリングに引き込まれるため、小さな風でも発電が可能になる。
また、風車を小型にできるため、羽根が回転する際に生じ、周辺住民への健康被害も懸念される低周波の発生を抑制できるうえ、リングに鳥の侵入を防ぐネットを取り付けて、巻き込みも防げるという。
設置するのは、秒速10メートルの風でおおむね1世帯が消費する電力に相当する3キロ・ワットの発電が可能な風車で、羽根の直径は2・5メートル。みなと100年公園(東区)や中央ふ頭(博多区)、西部水処理センター(西区)など5か所から条件の良い場所を選び、2基を設置する。事業費は900万円。
(2009年3月4日 読売新聞)











