須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

462号 「目黒区を楽しむ本」続報!これからの徹底追及を!区長・青木の新年会訴訟の次回弁論!

2007-10-26 | 記 事
★倉庫に眠っていて、目黒区のPRになるのか!

前号の追加更新の速報で、目黒区が1,500万円もかけて作った「目黒区を楽しむ本」(月刊「東京人」11月増刊、35、000部発行、5,000部は目黒区に納品、30,000部は販売、定価700円)が、いまだに出版社の倉庫に眠っていることをお伝えした。

発行されたのが10月10日。それから2週間も経つのに、取次ぎ(出版物の問屋)を通じて書店に配本したのが、30,000部のうち、わずか約10,000部。倉庫にあるのが、なんと17,245部だ。
版元の都市出版が契約している倉庫に、山積みされているのは、いったいどういうことなんだ。目黒区政施行75周年を記念して、目黒区をPRするために、区民の貴重な税金を1,500万円も使って発行したのに、これではPRにも何もなりはしない。

★目黒区のホームページに、区長・青木がこんなことを!

目黒区のホームページの「区長の部屋」に、区長・青木英二のつぎの言葉が掲載されている。まず、読んでみてください。

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今月1日で、目黒町と碑衾町が合併し目黒区が誕生してから75年が経過したことになります。この間、戦災を受けながらも、戦後の経済成長期などを経て、多くのかたがたのご尽力により、本区は現在のように発展することができました。

そうした75年周年の記念として、雑誌『東京人』の出版社に作成委託を行い、このたび『東京人』11月増刊号「目黒区を楽しむ本」を刊行していただきました。歴史や文学、建築からスイーツに至るまで、幅広い分野にわたり、目黒区の今昔が紹介されています。対談記事では名誉区民の童門冬二さんも登場してくださっています。

時の流れの中で、いつの間にか埋もれてしまった事柄の発掘や、目黒の最新事情などがちりばめられた冊子です。本区で生まれ育ったかたにとっても「目から鱗(うろこ)が落ちる」ような話があるのではないでしょうか。「目黒区を楽しむ本」は、図書館や総合庁舎1階の区政情報コーナーで閲覧することができますが、書店でも販売(定価700円)されています。一度手にとって見ていただけると幸いです。
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★1,500万円かけて「刊行していただきました」はないだろう!

区長・青木は、1,500万円もかけて作った「目黒区を楽しむ本」をしっかり読んだのか。
「75年周年の記念として、雑誌『東京人』の出版社に作成委託を行い、このたび『東京人』11月増刊号「目黒区を楽しむ本」を刊行していただきました」といっている。が、この本にはどこにも、「目黒区政施行75周年記念」で出版したとは書いてない。こんなバカな話があるもんか。
700円で買った読者は、市販されている雑誌の単なる目黒区特集と思うのが、当然だ。

「作成委託を行い」とあるだけで、区長・青木の言葉に中には、区が1,500万円もカネをだすことに触れていない。35,000部のすべての経費を目黒区が払いのに、「刊行していただきました」とは、どういう頭の構造をしているのか。カネをだすのが目黒区なのに「刊行していただきました」はないだろう。

ちゃんと区民にわかるように、「1,500万円の予算を組んで、『東京人』の増刊を35,000部作りました」といえばいいじゃないか。おかしな話だ。
「書店でも販売(定価700円)されています。一度手にとって見ていただけると幸いです」と出版社の宣伝をしているのだから、さらにおかしい。

★証拠の写真も含めて開示請求をした!

昨日(10月25日)午後、区の広報課長に会って、改めて話を聞いた。康応課長らが、都市出版が契約している倉庫で、部数検査をしたときに、証拠に写真を撮ったという。
そこで、ぼくは「倉庫はどこにあるのか? 撮影した写真を見せてもらえるか?」などを質問した。

しかし、倉庫の場所さえ教えてくれない。その理由は、都市出版が契約している倉庫だからだというのだ。
また、写真も見せられないと断られた。で、ぼくは開示請求をするといった。
昨日、写真以外にも、広報課に対して、下記の文書を開示請求した。

1.「目黒区を楽しむ本」発行に関する起案書及び企画書
2.上記の本35,000部発行の見積書
3.印刷部数、納品部数を確認した文書すべて
4.区が倉庫で部数を確認した際に撮影した写真
5.その他、上記の本発行に関する一件書類のすべて

★文書入手後に法令の基づいて徹底追及する!

1~5までは、いずれも行政文書なので、情報公開条例で開示される対象になるものばかりである。15日以内に開示されるはずである。
関係文書を入手してから、法令に基づいて、販売されたカネが全部出版社に入り、区に損害を与える契約であることなどを徹底的に追及していく。

★区長・青木の新年会に関する住民訴訟の準備書面(2)提出!

1昨日(10月24日)、区長・青木の平成18年度新年会費に関する住民訴訟の2回目の原告準備書面を、東京地裁民事部に提出した。
次回の弁論期日は、10月31日午前11時。弁論が終ってないので、まだ内容を詳細に明かすことはできない。

が、被告・青木英二の主張は、新年会は明示されていたのに、勝手に理由なく増額して支出するなど、とんでもないことばかり。他にも、とうてい社会通念上儀礼の範囲とはいえない新年会について、個別具体的に反論した。
詳しくは、次回弁論の終了後にお伝えする。

★まじめになった亀田一家なんて、面白くもないっての!

今朝、テレビ各局が、亀田一家のおやじがトンズラして、長男の興毅が会見したのを中継していた。頭をクリクリにして、サングラスをかけずに、はじめてマジなツラしてしゃべっていた。が、まるっきりのバカタレではないのが、よくわかったよ。

でも、これからは、おやじはボクシング界から引退し、まじめになった亀田三兄弟なんか、ちっとも面白くもおかしくもないぜ。
ひとをバカにしたとんでもない大口、ビッグマウスをぶっぱなしたから、ウケたので、マジになった三兄弟など、河童の川流れ、水に溺れる錦鯉とおんなじで、こりゃもう終わりだね。
(10月26日午後2:25更新)

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