須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

423号 4898票獲得の区議選の内幕はこうだった!立体作戦で問題点を訴えた!(4月27日)

2007-04-27 | 記 事
★選挙はがきを200枚も書いてくれた区民もいた!

目黒区議選では、区民の熱烈な応援があったからこそ、4898票でトップ当選することができたのは言うまでもない。ぼくが頼んだわけではないのに、何人もの区民が、選挙用のはがき(2000枚まで公費負担で郵送できる。候補者が郵送する)を「知り合いの宛名を書いてやるよ」と書いてくれた。ありがたいことだ。

なかには自分の住所録から、200枚も書いてくれた方もいた。また、心臓疾患を抱えながら、雨の中、はがきを受け取りにきて、書いてくださり、届けてくれた方もいた。頭が下がる思いだ。
選挙事務所も持たず、数人の若い友人たちが、手伝ってくれたぼくの区議選の手の内を明かしておく。

★梨元リポーターたち友人が、応援に駆けつけてくれた!

目黒区民以外の友人たちの熱烈応援もあった。梨元勝リポーター、浅香光代さん、カルーセル麻紀さん(目黒区民)、高部知子さん、柳亭楽輔さん、そしてぼくの出身中学である板橋区立・志村一中の同級生たちなどだ。

梨元さんとぼくは、お互いに週刊誌記者、リポーター仲間として、40年来の友だちだ。梨元さんは、忙しいスケデュールの合間をぬって「恐縮でーす!」と2度も応援にきてくれた。
梨元さんは、言わずと知れた芸能リポーターだが、彼のネットラジオ「NHK」(梨元放送協会)では、政治、経済、社会問題から芸能までを取り上げており、政治にも関心が強い。ぼくもよく出演しているよ。

最終日には、梨元さんとぼくが、中目黒駅~祐天寺駅~学芸大学駅~都立大学駅~自由が丘駅を電車で移動して、駅前で演説した。
梨元さんは、政務調査費問題に関心があり、演説もド迫力だった。人気者の梨元さんは、主婦たちに携帯カメラでツーショット写真の撮影を頼まれ、ぼくの運動員がカチャ!とシャッターを押していた。
ぼくは「写真は梨元!投票用紙には須藤!」とお願いした。

★政治に関心の強い浅香光代さんたちが応援に!

浅香さんも政治に関心が強い。故・福田赳夫総理、二世の福田康夫代議士に信頼されて応援してきた。衆院選では全国からお呼びがかかる。場数を踏んでいるから、街頭演説は名人芸だ。
今度のぼくの選挙でも「あたしが応援にいってやるよ」と駆けつけてくれた。

カルーセル麻紀さんは、目黒区民だから、政務調査費問題、区長・青木の「区議選と区長選の統一」の公約違反などは先刻ご承知だ。「抱き枕で話題になった候補が、選挙カーでうちの前を通ったので、抱き枕ァーって怒鳴ってやったよ」などと演説。

高部知子さんは、応援というより初体験の選挙の見学にきた。ぼくは彼女が10代の頃から現在まで、人生の節目、節目に取材をして、友だち付き合いが続いている。2人の娘を女手ひとつで育てながら、昨年、慶応大学文学部をめでたく卒業した。
卒論で臓器移植の倫理問題を取り上げ、卒論をメールで送ってくれたのを読んだが、新書判1冊ほどもあり、英語の医学書の文献も参考にした本格的なものだった。かつてのアイドル・タレントが書いたとは、思えない力作だ。

ぼくは、39年前に札幌で行われた心臓移植を取材してから、臓器移植に関心があり、持っていた参考書を高部さんに貸したりした。
自由が丘駅前で、高部さんとぼくがしゃべったときにも、彼女が言っていた。が、2人の娘が心臓疾患を克服したことから、臓器移植に関心を持ったという。今後は、大学院で精神医学を勉強するつもりで、どこの大学院にするか、いま調べているそうだ。
街頭で高部さんの話を熱心に聞いていた人たちには、選挙応援というより、ひとりの女性の生き方として、興味があったはずだ。

★楽輔さん、そしてウグイス嬢も・・・・

楽輔さんは、落語家になる前は、リベラルな秋田雨雀先生が主宰する新劇俳優養成所「舞台芸術学院」の研究生だった。政治問題をはじめ何でも知っていて、万能雑学博士だよ。
荒川区の住民で、荒川区は政務調査費を月額16万円から8万円の半額にした。楽輔さんは、政務調査問題の問題点を知っていて、笑いを交えての演説だった。

ウグイス嬢は、レポーター仲間の横田砂選さんとラジオの報道番組のキャスターなどをやってきた尾形明美さんがやってくれた。2人とも“べしゃり”のプロなので、ぼくの区議選のテーマを短く正確に伝えてくれた。
また、ぼくらの運動員の中には、疲労とずぶ濡れで、投票日に風邪でダウンした者もでた。申しわけない。みんな献身的にやってくれた。若い人を見習って、ぼくは最後までやれたのだと思う。

最年少は、23歳の青年。梨元さんの携帯サイトの仕事をしている。が、選挙を手伝ったことで、地方政治に興味を抱き「つぎは横浜市議、そして横浜市長を目ざそうかな」と夢をふくらましていたっけ。

★ぼくの区議選のテーマを立体作戦で訴えた!

4898人の方たちが、投票用紙に「須藤甚一郎」と書いてくださったのには、それだけの理由があったからだ。
選挙戦に臨むにあたり、ぼくがどんな問題点を訴えるのかを有権者の方たちに知ってもらわねばならない。選挙期間中は、インターネットは更新できないので、4月14日までにHPとこのウィークリーニュースを選挙用に更新しておいた。HPで目黒区議会と行政の問題点を動画(ビデオ)、ネットラジオ(音声)、そしてウィークリーニューでも書いた。

メディア・ミックス、立体作戦が必要なので、選挙公報、ポスター、選挙用はがきでも、政務調査費問題、区長・青木の公費による新年会132回、111万円と公約破り、旧庁舎売却の住民訴訟などを訴えた。
選挙公報は、前回と同様に海外旅行や安売り情報の新聞広告を参考にして、ゴチャゴチャと言いたいことを詳しく書いた。面倒臭がらずに、結構読んでもらえたようで「選挙公報を天眼鏡で読みましたよ」というお年寄りから電話があった。

それだけじゃなかった。選挙公報とポスターにQRコードを印刷し、携帯電話でHPとウィークリーニュースにつながるようにした。
普段のHP(ウィークリーニュースを「お気に入り」に入れている人を除く)へのアクセスは、100件前後だ。けれど、選挙期間中の4月21日:686件、投票日の22日:730件、23日:2053件と大変な数だった。
遊説中にお年寄りの女性や商店主からも「いつもウィークリーニュースを読んでますよ」といわれた。
ぼくの訴えは、多くの区民に通じたようだ。
(区議選の続きは、また次号で。次号では、区議会と青木区政の今後を書く)
午前10:20更新

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