『ガールズ＆パンツァー』 第４話 観ました

ガルパン４話、観ました。

この４話を観る前に色々と調べてみたのですが…大洗学園が載っている空母の大きさ設定が非常識なサイズになっていることが判明したです。萌えオタニュースの抜粋記事によると大洗学園空母の全長７６００ｍ、艦底から航空甲板までの長さ６９０ｍ、喫水線から艦底まで２５０ｍと言う設定になっているとの発表記事があったらしいです、惜しむらくはどの雑誌に掲載された情報なのかが確認出来ないと言うことなのですが…まさか、画像からして全部ガセってことは無いですよね…？

ってことで、この作品の楽しみ方として舞台設定に関してああだこうだ言うよりは、コレは無茶苦茶な設定を飲み込んで楽しい世界があったらいいなぁ～的な目線で思いっきり楽しんだ者勝ちなんじゃないかと…。戦車砲の飛び交う中、ヘルメットも無しで大丈夫なのはどうしてか？とか、砲弾の命中でも戦車が壊れないのは何故とか考えたら負けと思ったほうが良さそうです。とは言うものの、各戦車の砲の威力は色々と換算されているようで、今回、最弱戦車に乗るバレー部八九式戦車のゼロ距離射撃にマチルダが耐えてしまったことからも発覚しています。彼女たち、バレー部は体育会部活の根性で、八九式戦車の戦車砲を狙撃銃のごとく扱えるように特訓するしか道は無さそうですね～。八九式戦車の九〇式五七粍戦車砲は肩付け式の砲架の載っているので射手の腕次第でトンでもない命中精度を出せるシステムを持っていますので彼女たちの戦車の勝目はそこにある訳なのですね。習熟具合によっては全速力での走行中に射撃して命中箇所を任意に選べる位にはなって欲しいものです。ある意味、砲の操作にも体力、気力が必要ってことでバレー部の面々が扱うと言うのは非常に理にかなった選択なんですね。

サテサテ、今回、話の前半で聖グロリアーナ学園の英国戦車群との練習試合、後半で華ちゃんの実家離縁騒動と二つの盛り上がりがあったわけですが、盛り込み過ぎと言う感じよりはあっという間に終わった30分と言う感じがして、見終わったあと、あ、まだ30分しか経っていないんだ？的な感じでした。話の内容的には２話分たっぷり詰め込んだ感じな内容なのにそう感じさせない流れはすごいですね。話の前半で大洗の市街地で戦車戦を見せ、戦闘破壊されたお店を主が、家の店が～～～、イイぞ！もっとやれ～！コレで保障費で店を建て替えられる～！と喜んで居る姿を見せ、戦車道がみんなに馴染んでいるのを見せ、後半の花道の家元、五十鈴華ちゃんの母君の戦車道に対する不理解も見せるのは、馴染みのある武道でもアンチはちゃんと居て、理解されるには相応の努力が必要と作中で見せているのはシナリオ的に凄いです。設定自体に、トンデモなところが色々とある作品ですが、それだけで毛嫌いして観ないのは非常にもったいない作品に仕上がっていますね。

で、キツネ的には前半の英国戦車との練習試合での市街地戦描写がなかなか楽しかったです。市街地を使って戦闘をするとは思っても居なかったので、ビックリしましたが、それ以上に近代市街地の小道具、立体駐車場を使ってカクレンボってのはなかなか驚いたのです。カーゴ式の立体駐車場の中に隠れて居ると思わせて実はその背後にある上下移動式の立体駐車場の下段に隠れていたとか、発想が凄いですが、同じ手を二度ってのは通用すると思っているあたり、まだまだ甘いですね。ほら、八九式の主砲じゃ、ゼロ距離射撃でもマチルダの装甲を撃ちぬけない判定に…あの場合、二度目は撃つところを砲塔の砲付け根か、砲の中に砲弾を撃ち込む感じで射撃不能にするしか無いんじゃないかな？なんて思ったですよ。

ってことで設定的には色々と考えさせられるガルパンですが…
非常に楽しいことになってきました。
話の終わりに日本の全国大会の選考会が有りましたが、その第一試合でミホちゃんが引き当てたのはアメリカ戦車を主に使うサンダース大学付属高校。Ｍ４シャーマンを揃えている学校のようですが、彼女たちと戦って勝つには相当な鍛錬が必要になりそうです。主砲の威力的にまともに対抗できるのは三突とＭ３リーの75ミリ主砲のみってのがなかなかキツイです。後の戦車では履帯を狙って身動きを封じ、戦車砲を使えないような位置に砲弾を命中させて戦闘不能のするか、エンジンを狙うかしか…。あとは全国大会の対戦がフラッグ戦であることを祈るのみなのかもです。

オマケ：ガルパン戦車コレクション

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