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『エマ 第2幕』 第六章 観ました。

2007-05-27 02:11:08 | エマ
原作を読んだ時にも、うすうす感じたことなのですが…
子供たちや夫と離れて暮らさなければならない生活と言うのは、いかほど辛いものなのでしょうか?
いくら、自分の体が社交界に馴染めないと言えども…

ロンドンの社交界を知らぬ田舎貴族の娘と、成り上がりものの結婚生活。
噂の減らないロンドン社交界。
第一部で、ウィリアムとエマの結婚話にリチャード氏が全力で反対したのにはそれ相応の訳があったと云うわけですね。

この過去の事情の入れ方が物凄く自然にされていて、さすがこの第二章の製作に時間をかけただけの事があった物だと感じました。しかもいまの処、エマパートと、ウィリアムパートがバランスよく描かれていて、慌しさを感じずにいるのがその凄さを倍増しているように思います。

エマは、メイドの得意技、早起きを活用しウィリアム邸を早朝に脱出し、ミセス・トロロープの元を経てドロテア夫人の処に帰りましたが、その前に、ウィリアムとの事情についてトロロープ夫人に打ち明け、自分の居場所は不明にして貰いました。
その後に、やって来たウィリアムくんはエマ目当てに来たものの久しぶりの母子水入らずの時間を過ごしたのでした。その時に、夫人は自分とリチャード氏との馴れ初めと、結婚後、自分と社交界との間に起きた出来事を話したのでした。なるほど、貴族とは言えども社交界から遠ざかっていた田舎貴族の娘が、ロンドン社交界でどのような扱いを受けたのかを思えば、なるほど一章の時の彼の話は重みをあるような気がします。

この話の詳しいことはTBを送ってくれた方々のブログと公式HPを参照してください。

そうそう、前回気になると言った件は、あっさりと判明してしまいました。
なるほど、都会(ロンドン)暮らしは肌に合わなかったのですね。
それ故に、離れ離れに暮らさねばならないことになったこのジョーンズ家の二人は、果たして幸せだったのだろうか?キャンベル家のように同居していても、裏があるような関係よりは遥かに健全なのではないだろうか?


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