病院事務長の椅子

水のように生きる
・自ら活動して他を動かしむるは水なり
・自ら潔うして他の汚れを洗い 清濁併せ容るるの量あるは水なり

子どもの「生きる力=自立力」を育てることが大事

2017年06月28日 | 子育て支援

28日の新聞で、「ひとり親世帯 貧困50.8%」、
母子家庭の2世帯に1世帯が貧困にあえいでいると
いう記事 ―― 頭を過るのは貧困から親が子ど
もを殺す悲惨な事件が思い出させる

千葉県銚子市で痛ましい事件が起きた。
母子家庭、43歳の母親が13歳の娘を絞殺した。
極度の貧困が背景にあり、貧しさゆえの出来事だった。
この事件を考えると「子育てが苦しみばかりでこの子がいるから私は貧しいんだと思うようになってしまったのか、この子もこれから苦しい生活をするぐらいなら」と、そんなことを考えてしまうことがあったのではないかと考える。

どんな親でも子ども将来を案じて毎日働いています。
親は、きれいな洋服を着せたい、かっこいい自転車を与えたい、友達と同じラケットやスパイクを買い与えたいと無い財布を逆さに振りながらでも無情の愛で子どもの成長を喜んでいるものだ。
ただ、収入には限界があり、子どもの成長を喜ぶ半面、これから向ける高校受験、大学受験、教育費の金額に不安な毎日を暮らしている。普通の家庭でも夫の稼ぎだけでは厳しいのに、シングルマザーではかなり厳しいことは間違いない。

親としてつらいのが、「学校の教材が買えない」のが一番つらい、子供が学校で使う教材費用で、下の子供が小学校に入学するときに盛りだくさんな算数セットや、なぜか高い鍵盤ハーモニカ、中学になれば部活のユニフォームや靴やバックや用具を揃えるのに10万以上は軽くかかる。
その上、年に数回はサイズが小さいと買い直す、毎月の会計は厳しいから子どもの将来や自分の老後の蓄えもできなく、未来に対し不安が親の力の不甲斐なさを感じる毎日である。
ついつい、お金の愚痴を言えば、子どもからは、「いつもお金の話ばかり」、「そんなにお金が大事なら、なぜ産んだんだ」と責められもし、悔しくても言い返せなく、不甲斐ない親である自分が悪かったのかなって思ってしまい……鬱うつになり、働く気力さえ無くなる。
お金の多い少ないに関わらず、「貧困」は精神を病に侵され、家族のコミュニケーションがなくなり家庭団欒すら崩壊してしまう場合がある。

親として子どもに、塾やいい暮らしにお金をかけた教育や生活を受けさせてあげることだけが、親の役割ではありません。毎日の生活の中で学校に通えること、勉強できる環境があること、そしてこれらが普通に当たり前ではないことに気付き、感謝の気持ちを持って暮らしていれば、子どもは自然と努力をする子に育つもので、生きる目標を持ち、自立できる子どもに育ちます。
また、シングルマザーに限らず、私たち親が子どもにできることは、塾に行かせて通知表を良くしていい大学に入り、いい会社に就職し、たくさん給料がもらえるようにすることではありません。人としての幸せを見いだせる力、「生きる力=自立力」を育むこそが大事です。

子どもが将来に、もしも「貧困」におちいったとしても「世の中が悪い」「自分が悪いんじゃなく親が悪い」という周りのせいにするんじゃなく、必ず生き抜いてくれる力を育むことが、親の役目だと思う。
子どもが心身とも大人になるのは23歳とか何かで読んだが、子どもが親の気持ちが理解してくれる時が必ず訪れる、だって親子なんだから。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
«  訪問リハビリティーション | トップ | 母とのつながりの大切さ »
最近の画像もっと見る