病院事務長の椅子(http://jimuchonoisu.blog15.fc2.com/も見てね)

水のように生きる
・自ら活動して他を動かしむるは水なり、自ら潔うして他の汚れを洗い、清濁併せ容るるの量あるは水なり

治す医療から治し支える医療へ

2017年07月15日 | 病院リバイバル‣改革


高齢化、過疎化、診療体制維持の困難化と様々な課題を抱えています。そして、地域医療構想の下で医療体制の見直しが急がれています。
高齢化社会、多死社会と人口減少へ進む多くの地域がある中で、都市部も地方もこれからの医療の未来図をなかなか描くことが難しと感じます。
特に、いろいろな自治体を伺って思いますが、公立病院は医療と地域のニーズにずれが生じているのに変わろうしない現実が有ります。
公立は変わらないから赤字なんでしょうね。
民間は変わるから赤字じゃないんでしょうかね。

ある公立病院改革プランを拝見させていただきました。
行政の中で思うに、総合計画を上位計画として、地域福祉計画と地域医療計画の融合が重要だと常々思います。
少子化、家庭力や地域力の低下、高齢化と独居化など難しい問題をかかえる地域社会において、市民一人ひとりの参加と市民の支え合い、行政との協働のもとに「地域の福祉と医療」を創りあげていくことを目指せば良いんだと思います。
市の掲げる「だれもが健康で安心して暮らせるまち」が実現できるのではないでしょうか。
赤字補填も地域医療を維持するがゆえでしょうが、市の財政も限度がありますよ。
だから、問題は病院の経営改善に尽きますね。

公立病院改革プランのポイントとした掲げた4つの視点を着実に進めるには、実行する人が必要です。

やはり(-_-)、「社会保障費1300億円削減、診療報酬改定はマイナスか」(毎日新聞2017年7月14日)の報道がありました。
来年度の診療報酬改定後は単年度繰入は10億を越えますよ。

国が示している地域医療構想で示している様に、それぞれの病院の実態にあわせ持つべき機能を決めて病院を再構築しなくてはなりません。
今後どうして黒字化するかを役所や病院の事務方が決めるのではなく、企業管理者と病院の医療職が考え実行しなきゃ再生はできません。

病院経営をどうするかを決めない限り、ただ経営形態を独立法人非公務員化にしても赤字体質は変わりませんよ。働く人の意識や計画が変わらないからです。
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