病院事務長の椅子(http://jimuchonoisu.blog15.fc2.com/も見てね)

水のように生きる
・自ら活動して他を動かしむるは水なり、自ら潔うして他の汚れを洗い、清濁併せ容るるの量あるは水なり

「人生 50 年」から「人生100年」の時代

2017年07月26日 | 病院リバイバル‣改革
l
歴史上、世界のどの国も体験したことがない未曾有の人口減少時代に突入した日本、これからが大事です。約50年後には、4600万人もの人口が減る厳しい未来が待っているという、「超高齢化」「人口減少」という社会問題があります。

自治体としては、保健・医療・介護・福祉などと連携した 「まちづくり」が重要となります。
医療を軸にまちづくりを考えると、市街地内に医療機能を整備することは、市民の安全と安心を確保し、その居住環境を整えるだけでなく、その地域の付加価値を高める効果があると認識します。また、医療機関を中心とする人の流れは市街地を活性化させる効果も期待できます。
永続的な市民サービスには、コンパクトシティ化を前提にした複合公共施設の整備が必要となる事は間違いないですね。

これから迎える2025年問題と2035年問題を考えると、高齢者医療は「治す医療」から「支える医療」に転換します。
そのためには、市民と医師、歯科医師、薬剤師、看護師、保健師、管理栄養士、歯科衛生士、セラピスト、ケアマネなど多職種がチームとなることが必須です。
医療の目的が高齢者の生活を支えることに転換すると、福祉ケアと目標が同一となります。
もはや保健・医療・介護・福祉は連携ではなく、統合されるべきではなかろうかと思います。単独で機能するのではなく、統合して地域全体の資源に拡大する必要がありますね。

そこで、地域全体の医療や福祉・介護の資源の中心的な役割を持つ「在宅医療専門型有床診療所」が有効と考えます。
在宅医療専門型診療所は、入院医療での地域医療支援病院と同じ発想で、在宅医療の拠点として、地域における在宅医療の支援を行うとします。
この診療所の有り方は、なるべく公的な診療所が望ましく、在宅医療に従事する医師のみならず、歯科医、薬剤師の職種が基幹病院や地元医師会と薬剤師会と連携で在宅医療を支援することを目的とします。
他職種による地域包括ケアを医療が中心にした在宅医療地域コーディネーター的な役割を持ち、基幹病院や在宅の後方病床を確保し、レスパイト入院も可能な体制を作る事が出来ます。
在宅医療医育成の家庭医キャリアモデルであることは間違いないですね。
やっぱり、どこかにまた作りたいです。


ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 治す医療から治し支える医療へ | トップ |  看護部長の能力差が病院の能... »
最近の画像もっと見る