じみ編3

生き延びるためのよすがとして

じみな質問にどうかお答えください

2005年05月03日 03時38分48秒 | 雑感
 算数が得意な人は手を挙げてください。あれ、誰も手が挙がらない……

 もう一度言います。算数が得意な人は手を挙げてください。ほう、やはり、ゼロですか。

 おい、そこの兄ちゃん……? 本当は、算数、好き、なんだろ? エェ? どうなんだ、オイッ! ほら、じゃあ、手を挙げて……今、パソコンの前に座ってるからって、そっちがワシに見えとらんと思ったら大間違いやぞ、ちゃあんとワシにはわかっとる。お前は手なんぞ挙げとらん。今すぐ、パンツの中から手を出せ! そして、二の腕が耳にひっつくように、腕を伸ばして、ピン、と指先を整えろ……そう、そう……

 
 
 こんな風に取り乱してしまう位の難問にぶちあたった。
 その難問は、昭和初期に書かれた、ある特殊な文学作品に登場する(敢えて題名は伏せます)。
 作者は、作中にその算術の問題をポン、とぶちこんで、解決せずほったらかしにしている。無責任な作家もいたものだ。

 で、私はその難問に自分自身で取り組まざるを得なかった。額に脂汗を流し、脳のエネルギーが続く限り、全力で取り組んだ(三分間位)。しかし、どうにもこの問題に、説明をつけることが出来なかったのである。とにかく算数が嫌い、というか理系全般が苦手だ……九九の段階でもはや躓いて、今に至ってしまった。私ではだめだ。手に負えない。
 
 だから、ワシが解いてやるよ、という奇特な方がいらっしゃったら、是非お願いします。

 こんな問題です(出てくる金額が妙に低いのは、昭和初期の話だから)。

「三人の男が宿屋に泊まった。払いが30円だった。それで、みんなが10円ずつ出して、帳場に持っていかせました。そしたら、サービスで、帳場で5円まけてくれました。

 ところが、それを三人のところに持っていく途中で、宿の女中がその内から2円ちょろまかしたのです。それで3円だけが、ちゃんと返却されました。

 その3円を3人で分けたから、一人一円ずつ払い戻しがありました。10円出したところに1円戻ってきたから、一人分の負担は9円です。

 しかし、なんだかおかしいのです。

 だって、9円ずつ3人出したから三九、二十七円、女中が着服した分が2円、しめて29円。最初の金額に一円足りないじゃないですか。さて、どういうこと?」

 どうしても分からん。どなたか心ある方、説明をしていただけないでしょうか? 


 



1 コメント

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負けて、負けて、飛んでしまいました (玄文講員)
2005-05-05 03:26:21
こんばんは。玄文講員です。



麻雀ですが、その後三日間にわたり人を変え、場所を変えて行われ、私は惨敗しました。

どうも私には博才がないようです。



それで今日久し振りに家に戻ったところ、じみへん様の質問を読みまして、私なりの解答を用意させていただきました。

いい気分転換になりました。



よろしければ、ご覧下さい。
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