日経記事から最新の重要キーワードを1日1語選び、わかりやすく簡潔にまとめて【生きてる時事用語】として紹介します!
覚える!使える!【生きてる時事用語】
【 TPP 】★第3の開国?
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■ 覚える!使える!【生きてる時事用語】 2010.11.01(月)
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日経新聞の記事から最新の重要キーワードを1日1語選び、わかりやすく
簡潔にまとめて【生きてる時事用語】として紹介します。
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☆ 今日の時事用語:【 TPP 】
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★第3の開国?
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□■まずは!頭の準備体操━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇今日の漢字クイズ◇ 書けますか? 【 きょしんたんかい 】
答えは最末尾⇒
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「(日程を)ゼロに戻して最初から【 きょしんたんかい 】にやってもらわ
ないと議論に入れない」 ( 補正審議日程について:自民林政調会長 )
( 11/1 日経新聞 2面より )
□■記事抜粋・要点整理━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日経新聞 2010.11.01 1面 より
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《 環太平洋協定「交渉に参加」》: 政府のEPA基本方針骨格
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◎政府・与党が検討する「経済連携協定(EPA)に関する基本方針」案の
骨格が判明した。5日の閣議決定を目指す。
・環太平洋経済連携協定【 TPP 】について交渉に参加する意向を明示。
・これと並んで農業を軸に国内改革の中期計画を作る方針を示す。
・有識者会議も設置し、簡易保険や政府調達など非関税障壁の扱いも含めて
調整する。
★農業関係者らの強い反対をふまえ、改革方針とセットでTPPの交渉参加
へと動く。
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■ 今日の時事用語:【 TPP 】( 環太平洋経済連携協定 )
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◎TPP:環太平洋経済連携協定( Trans Pacific Partnership )
環太平洋パートナーシップ協定
環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定 などとも訳される。
・シンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドのアジア太平洋地域
4カ国が締結した自由貿易協定(FTA)。
・関税をほぼ例外なく撤廃する厳しい取り決めとなっている。
・米国のほか、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの5カ国が
追加加盟を表明し、原加盟4カ国との交渉がスタートしている。
★日本が参加できないと「関税」が残り、貿易面で不利益を被る。
★ただ参加を表明してもすんなり加盟できるわけではない。参加表明したう
えで、関係9カ国すべてから交渉参加の同意を取り付ける必要がある。
★交渉に参加できれば、多国間の交渉で交易の条件や通商ルールの一致に向
けて協議することになる。
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( ※ 日経新聞 2010.11.01 「きょうのことば」より )
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◎FTA:自由貿易協定( Free Trade Agreement )
・特定の国・地域が関税などの貿易障壁を相互に撤廃する取り決め。
関税撤廃を柱とする。
◎EPA:経済連携協定( Economic Partnership Agreement )
・ある国や地域が相互に経済の幅広い分野で連携強化を目指す協定。
★TPPは、FTAを多国間で結ぶ枠組み。
これに対しEPAは原則2国間の協定で、人の移動の自由化や知的財産権
保護などを含めた広範なFTAといえる。
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<なぜTPPへの参加を急ぐの?>
・チリなど4カ国が始めた自由貿易協定だが、米、豪など5カ国が加わり、
今春に米中心に拡大・改定の交渉を開始。日本も無視できなくなった。
・無視できない理由 → ・この地域で輸出・投資の拡大を狙う米国が主導
する大経済圏になり得ること。
・関税撤廃の例外品目を厳しく絞るほか、知的財産
権や競争政策なども含む中身の濃い協定となる。
・参加国への輸出が関税分だけ不利となり、競争が激しい業界などは生産拠
点を参加国へ移す可能性もあり、技術の流失・国内雇用損失等の懸念も。
・日本と産業の得意分野が重なる韓国は、米欧とのFTA交渉を既に終えて
おり、米欧との協定がないままでは、日本は韓国と対等に競争できない。
・東アジアでの中国の影響力拡大をけん制する効果も。
★米政府は来年秋の交渉妥結を目指しており、早く交渉に加わらないと日本
の主張を反映できなくなる。
( ※ 日経新聞 2010.11.01 5面「乗れねば悲惨、TPP交渉」より )
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<農業・食料安全保障の問題は?>
・TPPはほぼ例外なく関税を撤廃するため、農業分野で日本が打撃を受け
ることが予想される。(農水省の試算では16兆円の損失。各省で隔たり)
・政府は、農業を軸に国内改革の中期計画を作る方針。政府が取り組む改革
や支援策を事前に明らかにし、TPP参加への農家の不安を解消する。
・参加後に段階的に進む関税撤廃と合わせ、5〜10年を目標年次とする。
・具体的には、以下の2点が柱となる。
・農地の大規模集約や輸出拡大に向けた支援など国際競争力の強化
・農家の所得補償などの生活支援
★最大の焦点は農家への補償額。(1993年にコメ市場を部分開放した「ウル
グアイ・ラウンド」では6兆円を投じたが、公共事業偏重で農業強化にな
らなかったとの指摘。財政面からも「6兆円超の補償は困難」との声。)
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★政府与党は関係各国に積極姿勢を訴え、同時に中期計画策定などで国内の
反対を抑えたい考え。
□■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
黒木亮著「エネルギー」講談社文庫(上)読了。
最近注目の資源エネルギーをめぐる、超リアルな経済小説です。
読もうと思ったのは、イランのアザデガン油田から日本完全撤退のニュース
がきっかけでした。エネルギー商戦の最前線って今どんな感じなんだろうと
いう疑問に、小説という手法でわかりやすく(専門用語はわかりにくいかな
(^^;))さらに、人間模様の味付けが加わって、非常に興味深い小説になって
います。(中)に突入。ますます面白くなりそう。
MASA
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(裏)第1の開国は1867年の明治維新。第2の開国は1945年の第2次大戦敗戦
後の復興過程。さて、今回の「第3の開国」はどう転ぶのでしょうか?
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【漢字クイズの答え】虚心坦懐
何のわだかまりもないすなおな心で物事にのぞむこと。
【 虚心 】心に先入観やわだかまりがなく、
ありのままを素直に受け入れることのできる心
【 坦懐 】わだかまりがなく、さっぱりとした心。
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