お城にいく話

偉大な小説の一場面を引用させていただきながら、城を紹介していけたら、と思っております。

岡山城(宇喜多直家)

2016-10-15 17:40:44 | 岡山県

まだ秀吉が織田家の将として中国地方の毛利氏を攻めていたころである。

この当時の秀吉の本営は姫路城であった。敵の毛利氏は広島城である。その中間の岡山城に、秀家の亡父の宇喜多直家がいる。直家は備前と美作両国をもつ大名で、この男ははじめ毛利氏に加担していたが、

(このぶんでは、織田氏についたほうが有利ではあるまいか)

と考えるようになった。毛利氏は山陽・山陰十カ国の大領主とはいえ、その石高でいえば数百万石に過ぎない。それにひきかえ織田氏は近畿を中心にすでに三十数カ国を征服し、三百万石以上の勢力をもっている。物量からいえば織田氏の勝ちであろう。

直家は計算高い。

だけでなく自分の計算にこの男ほど忠実な男もいない。

 

司馬遼太郎「豊臣家の人々」より


大河ドラマもいよいよ終盤の大坂の陣編に入りました。

幸村が登場するに至っては、もはや戦は避けられない状況に入っていますが、そこにいたるまで、豊臣の人々は何をしていたのでしょうか。

そんなことを思いながら、今回は宇喜多直家という全く関係のない人を取り上げてしまいました。

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