そよ風の向こうに~

横浜市自死遺族の集い「そよ風」に参加していましたが、2013年4月にセルフヘルプグループを設立して月1回語り合っています

開催日(詳細はclickしてご覧下さい)

死生観

2015-09-30 22:54:09 | 自死遺族
亡き人のまなざしを感じて・・・ と事ある毎に言う人がいる

まぁ、それはその人の生き方だし、死生観だから、それはそれでいいけれど、それを遺族という共通項だけで他者の行動に当てはめてとやかく言われるのは、甚だ迷惑

だって、私は亡き人のまなざし感じたくないんですよ

確かに最初の2、3年はそう思っていた時期もありました

彼が傍にいる 見守ってくれている ってね

でも、ある時、思ったの

いつまで、この煩悩渦巻く薄汚れた世に縛り付けて置くのだろうと

彼はあの世という清らかな浄化された世界に行ったのだから、世俗のことなどに思い煩うことなく やっと魂は自由になったのだから、自由に解き放ってあげなければ そう思った

そう思ったら、本当に私はひとりぼっちになったんだなと寂しく、悲しかったけれど、もうこっちの世界には背を向けて穏やかに、自由に、のびやかにいてほしいと願う

これが、彼の死後、培った私の死生観

まなざしを感じともに生きていく死生観とは真逆だと思う

でも、死生観に正解などないのだか、それでいいのだ

ただ、まなざし感じない人が亡き人を愛していないように言われるのは心外

人それぞれ死生観は違うのですから



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傷つけられた言葉

2015-09-29 21:48:33 | 自死遺族
遺族が遺族を傷つけるのは悲しいという人がいる

でも、そう言って人の発言を封じ込めようとするところに、ファシズムを感じる

かつて、私も遺族の方からの言葉に傷ついた


親子は血が繋がっているけれど、夫婦は他人 夫婦は他人 夫婦は他人 夫婦は他人

何回、この言葉を言われたことだろう

子供を亡くした母親から言われた言葉

ひとりやふたりじゃありません

わが子を亡くす悲しみに比べれば、しょせん夫婦は他人じゃないか ということです

今ならば、この人は自分の悲しみでいっぱいで他者を思いやる余裕などないのだ
それにこの人にとっての配偶者はそういう存在なのだう そう思える

でも、当時の私にはそんなことを思える状態じゃなかった 遺族の方からそう言われるとショックだった

「確かに夫婦は他人ですよ でも、親子は一世、夫婦は二世」なんて言い返していたら 険悪なムードですよね

だから黙っていた

自分が傷つけられたから、仕返しで傷つけようなどとは思っていない
でも、私の発言で傷つく人もいるかもしれない
しかし、それは遺族といえども考え方が違えば致し方ない
ある意味、お互い様だよねと思う


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マザーズ

2015-09-28 23:42:37 | 雑感
今日もドキュメンタリーの連続放送を観ました

もう素晴らしい作品ばかり

グランプリや大賞を受賞した作品なので当然といえば当然

そのなかのひとつ「マザーズ」は特別養子縁組制度とその真実告知をテーマにしたもの

普通養子制度は実親と養親の2組の親を持つことになるが、特別養子縁組制度は実親との親子関係が終了する そして6歳未満の子供が対象の制度だ

性犯罪被害の結果、妊娠した高校生3年生が出ていた
親が気がついた時、7ヶ月だったそうだ
本人は被害に遭ったことは忘れようとして妊娠の心配など念頭になかったので初期の段階では気づかなかったそうだ

彼女の母親は自分の孫であるお腹の子を「どうやって殺そうかとそのことばかり考えていた」と言っていた
「植えつけられた」とも

彼女もお腹の中で動く物体を不気味な存在 怖いと思っていたという
でも、親と離れ、特別養子縁組を斡旋するNPO法人の寮に入り、出産を待つ間に、母親としてわが子を思う気持ちが芽生えたようで、子供が将来、自分が性犯罪の結果出来た子供だと知ったらどうなるか?養親はそのことで差別しないだろうか?と心配していた 経済的に余裕があり、親戚などの偏見の目がなければ自分で育てたいとも言っていた

生まれた子供はすぐに海外に住む日本人夫婦に引き取られた
養子が珍しくない海外の方が、子供のためという判断だった

確かに日本の親子関係は血の繋がりが全てのようなところがある
だから、子供がもの心つく前から養子であることを伝えていくのだという
親子=血が繋がっている、という固定概念が出来てしまってから、事実がわかると、今までの人生が虚飾と思ってしまうからだそうだ

親子って何だろうな?と考えてしまった

高校生の彼女が初めての出産した時、彼女の母親はいなかった
彼女は決まっていた大学の推薦は諦めたが、休んでいた高校は卒業出来た。NPOの寮に入っている時も自主的にレポートを提出していた努力家だ

彼女は助産師になりたいと言っていた

すごいなと思った 私だったら、出産したことはつらい記憶で、それに関連する職業につきたいとは思えない

彼女は子供を引き渡す時の1回しかわが子を抱くことが出来なかった
名前も養親が付ける
産んだだけだ それでもわが子の幸せを願って養親に託した彼女は母親だと思った 

どうかふたりとも幸せになってもらいたい


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ドキュメンタリー

2015-09-27 21:50:33 | 自死遺族

たまたまつけたテレビでドキュメンタリーを放送していた

3本連続していたうちの最初のは観られなかったけれど、2本目の途中から観ました

途中から観た2本目もよかったけれど、そのあとの「薬禍の歳月」は食い入るように観てしまいました

サリドマイド薬害の50年

この薬害を知らない若い人も多いと思う

50歳を超えたサリドマイド被害者は新たな二次被害に苦しんでいるという

薬害に蝕まれた体は老化とともに新たな問題が発生する

その中のひとりの女性が前足が片方ない猫を飼っていた

事故に遭った猫を保護し、その後、飼ったのだそうだ

足を失った翌日、猫は3本足で必死に歩こうとしたそうだ

それを見た彼女は、ただ生きようという猫の姿にすごいと思ったそうで
「私はそう思えるまで長い年月がかかった」と言っていた

私がただ生きるで言いたかったのもそういうこと

ありのままの自分を受け容れ、ただ生きる

それは生半可のことでは出来ない

私は日々悩み、葛藤し、とてもその心境に達することは出来ない

まだまだです

明日も昼から良質なドキュメンタリーを連続放送するので時間があったら観てみようかな


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誕生日

2015-09-26 21:48:25 | おひとりさま
今日、誕生日祝いの食事会をして戴きました

先日、話の流れで「明日が誕生日」と言ったら「ご飯を食べに行こう」ということになり

でも、その日は都合がつかず、今日の帰りにということになっていました

「誕生祝いの食事会」といってもプレゼントとかケーキとか、そういう大仰なものはなく みんなでご飯を食べるというシンプルなもの

でも、いつもひとりでご飯食べている私には嬉しいプレゼント

私の妹なんて当日「お誕生日ですね」というタイトルで「健康に注意して過ごして下さい」という一文のメールが来ただけ

義理で送りました感、満載 そう思うのは僻み?
昨年まではもう少し温かみのある文面だったので

美輪さんが言っていたけれど、親族だから仲良くとか、わかりあえるとかいう思いは捨てた方がいいと
親族といえども別の人間 親族だから仲良くしなければならないなんてことはない 特に美輪さん好きというわけではないけれど、この話は私を楽にした

近くの親族より遠くのアメリカ人ということで
「I have a good time,thank you」と拙い英語でお礼

もっと話せるといいのですが

音頭をとってくれたのが、アメリカ人ご夫妻で、あとのメンバーは日本人です 私の分はご夫妻からのプレゼント ごちそうさまでした


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