そよ風の向こうに~

横浜市自死遺族の集い「そよ風」に参加していましたが、2013年4月にセルフヘルプグループを設立して月1回語り合っています

開催日(詳細はclickしてご覧下さい)

非言語コミュニケーション

2015-01-30 22:41:04 | 自死遺族
今日は天気が悪かったので、気分が重かったです。寒いのは人並み以上に苦手でもあるので。

ふと以前、行政のわかちあいに行っていた時、その日はこのくらいの時期の雨降りで、オープニングで行政から依頼されているNPOの代表が「雨の日は、わけもなく気分が重くなったりしますよね」と言ったことに対し、私が間髪を容れずに「わけはあります。気圧のせいです」と言ったことを思い出した。

あの時は「あなた達はいつも悲しいんでしょ」と言われているようんで、嫌だった。
(言われているようなので、言語コミュニケーションではなく非言語コミュニケーションでです)
確かにいつも悲しかったけれど、体験のない人からそう思われるのは不快だった。
それでも、そこで知り合った遺族の方達がいたので、行っていましたが。

コミュニケーションというと言語に重きがおかれそうだけれど、その人なりがよりあらわれやすいのは非言語コミュニケーション。
対人コミュニケーションにおいて、65~70%の情報が非言語コミュニケーションから入力されるとも言われています。

非言語の部分は受け手によってかなり感度が違うだろう。
子供を亡くして数ヶ月の私はかなり過敏になっていた。反対にあまりのショックに感度が鈍磨してしまうケースもありますが。

ここまで書いて、しまった!わかちあいの中で言われたことを書いてはまずかったと思いましたが、よく考えたら、行政主催の研修会でのことでした。
だから、問題はないでしょう。

今だったら、聞き流していましたけどね。
でも、雨の日に古傷が痛んだり、気分が落ち込んだりするのは気圧の関係ですから。
わけはあるのですよ。何故かあの時は「わけもなく」と言われたことがすごく嫌だった。

しかし、あの時の気持ちを言語だけで伝えようとすると、ただの偏屈の人になりそうで・・・難しいですね。

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負の連鎖

2015-01-29 23:36:40 | 雑感
自室で77歳殺害容疑=名大の19歳女子学生逮捕―「人を殺したかった」・愛知県警(時事通信) - goo ニュース

「おの、中学時代から」=77歳殺害容疑の名大生―愛知県警(時事通信) - goo ニュース

<女性殺害>名古屋大生「高校時代に友人に毒。友人に障害」(毎日新聞) - goo ニュース

<女性殺害>女子学生、中学時代に毒キノコ研究(毎日新聞) - goo ニュース

このニュースを見聞きすると、どうしても昨年おきた佐世保の事件を思い出してしまう。
未成年の女の子が以前から持っていた「人を殺してみたい」という願望をかなえる。
事件が発覚すると、だいぶ以前からいろいろな兆候があった。
とても似ているなと思う。
佐世保の事件から1年も経っていないのに・・・あの事件はかなり特殊なケースだと思っていたのに。

かつてアイドルが自殺した時、若者に連鎖したことがあった。
それと同じように、あの事件のニュースを見聞きして、私もやってみたいという願望が押さえきれなかったのだろうか?
このニュースを見聞きして、私も・・・と思っている子がいるかもしれない。
そう思うのは気のせいですか?

佐世保の事件の時にも書いたかもしれないが、「少年は残酷な弓を射る」を思い出してしまう。
あの映画は観ている間、呼吸が出来ないような、一瞬たりとも目を逸らすことが出来ないような、そんな今まで味わったことのないような作品だった。

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6年前

2015-01-28 14:39:29 | 自死遺族
「朝イチ」で「夫ががんになったら・・・」という特集をしていた。
大黒柱ががんになってそれを支える妻の特集だった。

ふと6年前、うちの家族はどんなことを考えていたのか?何を思っていたのか?ということが頭に浮んだ。

当時の私は俎板の鯉、またはベルトコンベアに乗せられたようで、今日はこの検査、明日はこれという感じ。家族がどう思っていたかを考える余裕がなかった。

手術時間8時間。家族は病院で待っていたが、あの子だけ家にいた。たったひとり、家で何を考えていたのだろう?聞きたくても、もう聞くことは出来ない。

親は先に死ぬもの。それは私の中では当たり前のことだった。あの子もそれはわかっていたと思う。でも、それは遠い先のいつか来ることと、目の前の現実とでは雲泥の差であろう。
親は死ぬんだ!ということを目の前に突きつけられて、それをあの子は受けとめられたのだろうか?

退院後、なかなか体力が戻らず「ヘロヘロだ」と言っても、あの子は「またぁ~、何に言ってんだ」という感じでまともに受け取ってくれなかった。
それは親がすっかり弱ってしまった現実を認めたくなかったのかもしれない。

今はあの当時よりは気持ちに余裕があるので、そう考えることも出来るけれど、当時は「こんなにヘロヘロなのに、何でわかってくれないんだ!」そう思っていた。

きっと君はすっかり弱ってしまった私を見て、不安だったんだろうね。
わかってあげられなくて、ごめんね。

親は先に死ぬもの。それが普通、当たり前だと思っていたけれど、普通って何だろうね?当たり前って何だろうね?と今は思います。


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高等遊民

2015-01-27 21:35:41 | 自死遺族
「高等遊民って知ってる?」と聞かれた。

「知ってるよ。漱石の小説とかに出てくるやつでしょ?」と答えました。

何で高等遊民なんて言葉を出すのか?と思ったら、今、放送中のドラマでその言葉がたびたび登場するそうで。

高等遊民は明治時代から昭和初期にかけて使われていた言葉で、大学等の高等教育機関を卒業しながら、経済的に不自由がないため、労働に従事することなく過ごす人のこと。
戦争が始まってからは何らかの形で動員されたので、高等遊民はなくなりました。

高学歴なら高等遊民と名乗ってもいいかもしれないけれど、そうじゃなければ、ただのニートだよね。結局、働かないということは同じでも、学歴で差別されるんですね。

ただデジタル大辞泉の解説では「世俗的な労苦を嫌い、定職につかないで自由気ままに暮らしている人。明治末期から昭和初期の語」とありまして、学歴についての記述はありませんでした。

それだったら、あの子も高等遊民に入るのかな?自由気ままに暮らしていかれるうちはよかったのですが、自分もやりたいことと出来ることのギャップとか、身体を壊したりして・・・
私は術後で自分の身体も思うようにならず、ちゃんとフォローが出来なかったことが悔やまれる。

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無料の理由

2015-01-26 22:04:31 | 自死遺族
私が月1回やっているセルフヘルプグループは会費を戴いていません。
無料です。
セルフヘルプグループでもお金を徴収している会もあるようですが、うちはなし。

それは何故か?部屋代が無料だから。お茶やお菓子は私が飲みたいから、食べたいから用意していますが、高価なものでないので、1回の使用料金は人数で割ったら微々たるもの。
ひとり100円でも多いくらいです。

初めていらっしゃる方は無料ということに、かえって負担に思う方もいらっしゃるようで、どうしてもという場合は「100円」と言います。それでは安いとおっしゃる方には「200円」と言いますが、それ以上は絶対に戴きません。かえってこちらが負担になりますから。

毎回会費を徴収したら、帳簿をつけて管理しなければなりません。お金を戴くということはそういうことです。はっきり言って面倒です。

私は行政のわかちあいや僧侶の会のわかちあいにしか行ったことがなく(いずれも無料)、自死遺族が主催しているセルフヘルプグループには一度も行ったことがないのですが、結構、会費を徴収しているところがあるようで、ちょっと驚いています。
まぁ、会場を借りるのが有料ならわかりますが・・・
1年に1回、会計報告とかしているのかな?とか思います。

それらのグループのHPやブログで、イベントやわかちあいの告知は目にしても会計報告なんて見たことないよなぁ~と思うのです。内部ではやっているのかもしれませんが。

うちは会場が無料で借りられるうちは、無料です。面倒なことはしたくないので。
次年度の申し込み用紙に初めて「参加費の徴収・献金の有無」の欄が出来ました。両方とも無しで申請しましたので、次年度も変わらず部屋を借りられるようなら、今度からお申し出があっても「100円」も戴かない所存です。よろしくお願いします。

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