韮山農園生活

 定年後の生活を妻と二人で韮山で暮らしています。園芸、食品加工、陶芸鑑賞、散歩などの感想を綴ります。 

晩春の頃

2017-05-02 13:29:58 | 日記
 桜の便りがずいぶん前のような気がする昨今ですが、花の主役は桜から他の花に変わってきました。我が家のキッチンガーデンにも、トマトやナス、キュウリ、ピーマン、スイカなどの苗の植え付けも終了しました。トウモロコシは畑に直播しましたが、発芽はまだです。庭では、カボチャ、サトイモ、インゲン、オクラなどの播種を終えて、毎日の水遣りなどをしています。
 インゲンが揃って発芽を開始しました。大豆や小豆、インゲンなどのマメ科植物の発芽模様はなかなか感動的です。豆の下には長い根が下に伸びています。豆の上には芽が上に伸び、土を持ち上げて太陽の光を求めています。芽の上に豆の殻を被った様子は、とても可愛いです。
 


 カボチャやサトイモ、オクラなども鉢に播種しました。風除けと保温を兼ねて鉢をダンボール箱に入れてみました。初めての試みなので、毎日観察です。
 


 キュウリ苗を畑に植えたら、早速瓜羽虫がやってきました。放置するとキュウリの葉が筋だらけになって枯れてしまいます。殺虫剤は使わないので、見つけたら捕獲していましたが、なかなか大変です。捕獲は早朝、まだ瓜羽虫の羽が重い時にやらないとうまくいきません。昼間では逃げられてしまいます。そこで、ビニール袋で株の周囲を囲う作戦を試みました。今のところ瓜羽虫の飛来はありません。
 


 昨年の11月に植えた早生タマネギが収穫期を迎えました。2週間くらい前から茎が折れ始めて、収穫期を教えてくれました。手前が早生、その奥は晩生です。晩生はいまでも成長中で、収穫期は今月末から6月最初頃です。
 

 庭の温州ミカンの花がもうじき咲きそうです。この温州ミカンは我が家の風土にあっているみたいで、生りもよいし美味しいです。
 
 

 我が家にはリンゴの木もあります。いわゆる暖地りんごですが、台風の風でかなり落果してしまいます。なかなか真っ赤なリンゴにはなりません。実も小さいですが、花がきれいなので植えてあります。
 
 

 近所の田んぼには忘れられたようにレンゲが咲いていました。もうじき田植え準備が始まるとこの蓮華の花も見納めです。
 
 


 もうじき八十八夜です。私が子どもの頃は今頃お茶摘みやお茶揉みなどをしました。近所の家でも一斉にお茶揉みをしたので、集落全体にお茶の香りが漂っていました。私はお茶は味わうものというよりも香りをいただくものだと思っています。お茶の一番よい香りは製茶工程で空に献上していますが、お茶揉みの時の掌の熱さはお茶のよい香りとともに忘れられません。

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