国際子ども権利センター 東京事務所だより

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中学生の事務所訪問

2007年07月13日 | Weblog
梅雨空が続いていますが、事務所からほど近い上野公園の不忍池では、一面の緑の葉の中に、鮮やかなピンクの蓮の花がところどころに顔をのぞかせ、涼を感じさせてくれます。

7月4日には、埼玉県和光市の中学2年生6名が総合学習の一環として事務所訪問されました。事務局では加山と、一時帰国中のカンボジア事務所職員の近藤が対応しました。

「子どもの権利」という言葉は皆ほとんど知らないようでしたので、まず子どもの権利について考えてもらうために、日本の子どもたちが抱えている問題は何か、を用紙に書いてもらうことにしました。意外にもこの問題を考えるのは非常に難しかったようで、みんな頭を抱えていました。皆それなりに幸せな子ども時代を過ごしている(きた)のかな?

その後、出してもらった問題点を一つずつ取り上げて、この問題を解決する為にはどうする?と聞きました。それぞれの問題に係っているおとなに訴える、という意見でした。どんな問題にせよ、子どもの意見はおとなに伝えることができるし、おとなもきちんと子どもの意見を聞いて対処することが必要だ、それが子どもの権利のひとつだと話をしましたが、ちょっとピンとこなかったようです。

次に、近藤職員がカンボジアの子どもたちが抱えている問題について話をしました。最初に「カンボジアはどこにあるか」という質問では6人中4人がアフリカ大陸にある、と答えていました。アジアという言葉は知っているが、どんな国があるのかまでは詳しく知らないようでした。自分もこのくらいの年齢の時は地理に対する興味と理解はそんなものだったかな?と思い起こしていました。

また、貧困家庭に収入向上のために牛を提供する、という説明では牛で土を耕すという場面は見たことがないにしても、「農作業に必要なものは?」との質問に都会の子どもにはイメージがわきにくいようで、土、水、鍬、種くらいまでは出ましたが、耕運機という言葉が出ませんでした。

私としては、家庭内暴力や売買春など、カンボジアだけでなく実は日本の子どもたちも同じ問題を抱えていることも分かってほしかったのですが、問題の渦中にいないと年齢的に理解が難しい事柄であること、また上記のような基礎的な事柄にもわかりやすい説明の必要性を感じました。(加山)
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キーワード
子どもの権利 家庭内暴力 アフリカ大陸
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