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DAC

2017-04-22 18:47:34 | 株式市場
小型ネット株を三菱が新規で買いでカバー。
通常は、個人投資家を巻き込み10%以上上がるというのが一般的な動き。
しかしながら、金曜日は完全な寄り天で、その後は時間の経過と共に右肩下がりで推移し、結果としてマイナスで引けた。
こういうのを見ると、機関投資家と個人投資家の間の情報格差って、まだまだかなりあるんだなと思った。

当然のことながら、機関投資家はとっくの前に仕込んでて、この新規強気カバーで跳ね上がったところを売る。
個人投資家は新規の買いカバーで意気込んで買い向かう。
けど、前日比割ってまで売り込むというのは相当な量を仕込んでて、ほぼこの材料だけで売りたいというのを示唆していると思う。
思えば、2006-7年にも野村がレーティング引き上げたのに、全然上昇しなかったり、逆にマイナス圏でその日を終了したというのがあったよな。

この情報格差を少しでも少なくするために、やっぱり特定の分野やテーマについてはフードチェインで理解しておく、そして小型のエクスポージャーを
取りたいときにはある程度分散しておくなどの作業が個人投資家には必要になるんだろうなと思った。


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