gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

「今回は50年前より小さいが…」 避難住民に甦る記憶(産経新聞)

2010-03-06 05:29:29 | 日記
 大津波警報を受け、28日午前11時半ごろ、第2管区海上保安本部(宮城県塩釜市)は施設内に住民の避難所を設置。午後1時過ぎには約40人の住民が集まり、津波情報を見守った。

 同保安部は毛布約80枚、飲料水約200本を用意。毛布にくるまる高齢者、両親のそばに寄り添う子供らが心配そうな表情を浮かべながら、テレビを食い入るように見つめていた。

 地元の低山通町町内会の佐藤重雄会長(68)によると、町内会では、午前10時過ぎから拡声器を使って、町内約200世帯に、集会所と2管本部の避難所に避難することを呼びかけたという。佐藤会長は「高台に住む親戚(しんせき)の家に避難している住民もいる。この避難所は安全だが、とにかく状況を見守りたい」と話していた。

 50年前のチリ地震津波を経験したという会社員の菅野敏春さん(68)は、「当時は石巻市で働いていた。津波被害を知らずに早朝に駅に着いたら水浸しで驚いた。高台から海を見たが、海面の上を水が走っていた。流された漁船が橋にぶつかってどんどん沈んだ。あの光景は忘れられない。今回の津波は当時のものより小さいといわれるが、波の動きは予想がつかない」と不安そう。

 小学3年と2年の子供と避難してきた契約社員の高橋静さん(39)は、「車に食糧やランドセルを積み、通帳など貴重品も持ってきた。とにかく津波が来ても被害が少なくあってほしい」と話していた。

【関連記事】
50年前に「九死に一生」経験 88歳の大津波避難民 岩手・大船渡
「第2波も気をつけて」首相、津波の恐ろしさ訴え
ストーブで寒さしのぐ避難住民「家屋が心配」 岩手・大船渡
大津波警報で東名高速、アクアライン一部通行止め
ハワイ沖で実習の「宮城丸」無事 訓練中に津波観測

リスニングでミス 都立高入試実施(産経新聞)
<伊賀鉄道>鮮やかピンク、車内は和風 新「くのいち号」きょう営業運転(毎日新聞)
東京湾濃霧 視界100メートル…羽田180便欠航/タンカー衝突、航行制限(産経新聞)
濃霧でも離発着可能へ、羽田の誘導装置精度アップ(読売新聞)
<パリコレ>日本人デザイナーが登場(毎日新聞)