黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 久し振りの細かい半田付け作業

2017年08月05日 12時58分59秒 | その他

     


 一週間ほど前に知人から「お前に紹介されたパソコンでテレビ番組を録画をする基板の動作がおかしいので見てくれ」とパソコンのPCIソケットに挿すテレビ・チューナー基板が持ち込まれた。「コリャ又難解な物を持ち込まれたな!」と困ったが1年くらい前に此の知人が家に遊びに来た時に私が調度此れと同じ物をパソコンに組み込んでテストをして居たのを見て「面白い事をして居るなぁ~」と興味を持ち「俺も欲しく成ったので販売先を紹介してくれ」と頼まれた。紹介をするのは良いが彼が組み込みは出来ても設定や使用方法の事で呼ばれる事は目に見えて居たので「調度 其の販売先に注文する商品が有るので通販で取り寄せて置くので現物が入荷したら連絡するので其の時にパソコン本体を持込んでくれ」と云う事に成った。


 其の様な事情が有っただけに今回の問題は「大層だなぁ~」とは思っても無下に出来ない事情が私にはあった。「直ぐには無理だが置いて帰れば2~3日中に見てみるわ!」と預かったが其の2~3日が既に1週間になって居たのでソロソロ見てみなければと思い私のパソコンの基板を抜いて問題の基板と入れ替えて様子を見る事にした。最初の段階では症状は確認出来なかったが基板の構造から問題と成る様な箇所は無かったので何処かの接触不良の可能性を感じ基板に弱い衝撃を加えて診る事にした。私の勤めて居たサービス会社の技術員には「叩き三年」と言う言葉が有り家電商品の故障には時々症状の事例は結構あって特に基板に電気部品を取り付ける半田付け作業が手作業から自動半田付けに切り替わってからは其の傾向は高まって居る。


 何せ自動装置に寄る半田付けは手半田付けとは違い半田の量も少なく(電気部品が小さく成った事や其れに伴うプリントパターンが小型で細く成った)接触面積も少ないので電気部品から発する発熱(自熱)で部品の足が熱膨張と冷却の連続を繰り返す事で薄い半田層が其の動きに追従出来ずに切れたり部品足の部分でピンホール状態に成り其れが原因の時々症状(接触不良症状)は結構多い。此れを再現させる為に商品別や各種症状に応じた再現させる為の衝撃を与えるテクニックは結構熟練を必要とし一人前に成るには3年掛かると云う事に成る。


 軽い衝撃を与えるとモニター映像が乱れたので基板内の接触不良は保々間違い無しと判断してチューナー基板を取り出してルーペで半田付け状態を確認していたら写真の基板の中で唯一のソケット部分の足とプリントパターンとの半田付け箇所に問題が有る事が解かった。ソケットのオス側端子を抜こうと力を加えたら何と抜けずにメス側のソケット自体が写真の様に基板の半田付け部分からぼろっと外れて仕舞った。「流石、噂に違わぬ Made in China」日本製なら一部の半田浮きが有ってもソケット全体が外れて来る等は先ず無いであろう・・・・・


 然し困った事に成った。20年位前の現役時代なら此の程度の半田付けに臆する事は無かったが視力が衰えた此の歳で作業に適した専用の半田鏝が無い状態では一寸大変・・・・だが仕方が無いので我家で一番イーピットの先が細い半田鏝と半田を利用して何とかメン側のソケット足をプリント箔側に半田付けする事が出来て問題が一応解決した。


 確認の為にパソコンに挿し衝撃テストを加えたが問題が無かったので知人に来て貰い基板を渡す段階で「一応直したが次に問題が起こっても直す自信が無い」と言う事を伝えて一件落着と成った。
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