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フリーメーソン・秘密結社・プロパガンダ その1-1

2018年01月12日 | フリーメーソン・秘密結社・プロパガンダ

           ▲ フリーメーソン・秘密結社に関するいくつかの本

 

フリーメーソン・秘密結社・プロパガンダ その1-1

 

フリーメーソン・秘密結社・プロパガンダ その1-1 は、新書などフリーメーソンについての入手しやすい1970年代から1990年代までの本を中心に古い順に掲げておきたい。

 昨年は近代フリメーソン誕生から300年にあたる年だったようだ。2017年後半になって気がついたのだが、ほかに探している本があったので、年度末には2017年には続々と刊行されていた「フリーメーソン」関係の新刊本の読書は後回しになってしまった。 ナチス・ユダヤ・シオニズム関係の本を読んでいた時に、「フリーメーソン」関連の本も読む必要が生じてきていて、少しばかり読み始めていた。今年は、読むのが遅れていた2000年以降の本を読んでみたい。いわば、今年は、私にとってはフリーメーソン注目元年・誕生301年ということになる。

2017年には中東のIS勢力がほぼ壊滅する状況になってきたが、レバノンの高官が拉致され、辞任を表明するやら、サウジアラビアで王権の権力闘争が続き、シリアでのISの沈黙と交替するかのように、2017年末にはイランで過激な街頭行動の不穏な政治状況もあった。ディープ・ステートには相変わらず要注意なことは変わりがない。

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 日本のフリーメーソンの受容・注目の歴史は、日本近代はもちろん、あるいは、西洋文化との接触といういう観点からは、中世まで、たどることも必要かもしれない。

① さしあたり日本戦後史の中のフリーメーソン受容・解釈の経緯をまず第一に、

② そして、日本近代化の動きとイギリス・フランス・アメリカ合衆国との交渉などの中にある西洋宗教・神秘主義の受容史なども見ていく必要があるようだ。

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NHKの番組は、最近ドキュメンタリー番組も独特のバイアスがかかっている視点の取材に私はうんざり気味で、かつてほど海外に取材したドキュメンタリー番組を見なくなってしまっている。

それで、放送が終わってから、しばらくして、読書の傍ら、関連する資料や、映像資料を探すことにしている。それで、必要と思われる映像資料としてあれば、視ることに切り替えた。

私は、2001年9月11日、世界貿易センターの崩壊を見てからというもの、書籍や、映像資料を捜しながら見ていて思うのだが、日本ではテレビ朝日系のたけしの番組で、2001年の日本ではなぜか「911同時多発テロ事件」として名称が定着してしまっている事件について、娯楽的な様相をまといながら、2時間近くの番組にまとめたものなどしか記憶にないのだ。たけしのこの番組は、現地に取材し、ブッシュ以下、政府高官までを訴えた裁判にもふれていて、大変印象に残った記憶がある。その後毎年9月11日前後には911事件を展望した報道番組に注目していたのだが、事件から15年以上が経過した今でも、日本ではかつての、たけしの番組以上のものが現れていないと思われる。

最近では、911事件だけを扱った本の出版も低調になっているのだが、21世紀になってから世界で夥しく増加中の「偽旗事件」の関連で、911事件が再び取り上げられることになってきている。

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2016年の3月頃、「NHK初の陰謀論特集」と話題を呼んだ番組 『超常ファイル』という番組がスタートしていたらしい。

私は後になって、この番組で、911事件も扱われていることを知ったのだが、例のごとく、youtubeでは早速、最初の冒頭部分の前半は削除されていた。今後、初回の超常ファイルは再放送の予定に期待して、じっくりと番組を視聴してみたい。

この911事件を扱った回では、大学教師の辻隆太郎と、パックン(パトリック・ハーラン)が進行役になっている。911事件では、反陰謀論の著書もあるイデオローグ・奥菜秀次などが、フリーメーソンの事項では秘密結社・神秘主義に詳しい面々がインタビューに答えていた。

詳細は、NHKの再放送を視てからにするが、911事件の貿易センタービル崩壊に関しては、辻隆太郎と奥菜秀次はNISTの1万頁にわたる報告書を読んだらどうだなどと言っていた。

ところで、普通大事件があれば、事件現場に遺された物的証拠を完全保全し、一つ一つ検証していくものなのだ。911事件では、人命救助最優先にかこつけて、証拠物件を、移動させ、すぐに鋼材(くず鉄)を次々と中国に売り払っていた。事件の真相解明には、証拠の保全が大事なのだが、どうしてなのか?また、事件現場の地下に数週間も存在していた、溶けた鉄のプールはどう解明されたのか。ビル火災で、ビルを支える鋼材の一部が、溶けたままの状態に長期間あったのは、全くもって不可思議なのだが?

 

 ▲童子丸開 『WTCビル崩壊の徹底究明 破綻した米国政府の「9.11」公式説』2007 社会評論社4200円

(童子丸開 『WTCビル崩壊の徹底究明 破綻した米国政府の「9.11」公式説』 2007年 社会評論社)が大いに参考になると思う。カラーの映像記録、詳細な図表も理解を助けている。ちょっと高い価格だが、基幹的公共図書館には備えてあるはずだ。この本も発刊されてから10年以上も経過している。今年二十歳の若者は911事件といっても記憶にないだろうし、この本が出てからも10年経過しているから、これまた全く記憶にないと思われる。)

たとえば、戦後日本米国占領時代の下山事件では、自殺・他殺、双方の可能性も含めて、警察は物的証拠収集、鑑定、聞き取り調査を進めていた。米国の占領時代なので、真の解明作業は年末にどういうわけか中止させられてしまったのだが、それでも、日本の警察は捜査一課と捜査二課に分かれ、自殺・他殺、その他の可能性も含めて、資料の収集をしていたのである。

しかるに、911事件に関しては、イスラム原理主義者で犯人とされる人物19人を、わずか3日後に公表、その公式のシナリオに沿って、特にニューヨーク貿易センタービル・1、2については航空機激突による火災がビルの鋼材を弱め、崩壊に向かって動き、崩壊しただと? 詳細な研究が合計1万頁?!なんてことだ。どうしてもテロ犯人の所業に決めてかかり、解体爆破の証拠など政府は全く考えも、捜してもいない。(犯人とされた人物にはサウジアラビアで当時現職勤務中の航空パイロットや、パスポートを盗まれただけの人もいて、ハイジャック犯とされた人のかなりの人たちが、でっちあげだったと考えられる。さらに、ユーゴ解体・内戦の際に、傭兵のような形で、米国の民間軍事会社に所属していた人たちもいたのである。エジプト国籍のモハメド・アタの父親は、911事件のあと、家に電話をしてきて会話をしたと証言していた。)

 

貿易センタービル崩壊のとき、ニューヨークを細かい粉塵が襲ったのだが、この粉塵の中から、爆破解体に使用する、テルミット(サーマイト)の未反応の細片が確認されている。(それも、ナノ・テルミットと呼ばれる物質、一般企業がビル解体に使用するものではない。国家・国軍が管理するべきもの。これが、なぜ貿易センタービル倒壊地域で発見(検出)されたのか)

ひとつの真実がある。

耐火鋼材であることを認証された鋼材を用いた高層ビルで、まるで解体爆破のような不自然な早い速度で崩壊した建物は、貿易センタービルの1、2、7の3例しかない。2001年の事件から16年も経過しているが、この事実は覆されていない。

たとえば、

2006年2月12日、スペイン・マドリッドのウィンド・ソルビルという高層ビル火災が起き、鎮火するまで24時間以上燃え続けたが、ビルは崩壊していない。ビルのコアになる鉄骨は、下まで崩壊していない。

また

2017年6月14日未明、英国・ロンドンの高層公営住宅グレンフェル・タワ火災では鎮火するのに24時間以上かかったのだが、激しく燃えた部分に限ってもビルのコア構造は崩壊していない。

NHK「「超常ファイル・陰謀特集」製作に関わる皆様、また、この番組に登場した、進行役の辻隆太郎さん、パックン(パトリック・ハーラン)さん、奥菜秀次さんの皆様

2001年9月11日以降、火災が原因で、底抜けのような、ビル崩壊が何件あったのかどうか、調査すべきではないだろうか? 

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かくして、NHKの2016年3月の「超常ファイル・陰謀特集」は、この番組自体が「存在する陰謀」を否定する陰謀の試みが、そこここに張り巡らされているのではないかという極めて後味の悪い印象をもった。

この番組に登場している奥菜秀次は、日本で開催された、「9・11事件真相究明会議」でも、開催者に向かって「報告書に目を通しているのか!」などと、罵詈雑言を繰り返していた。

真相究明に向かって、出来事が多様にわたっているため、それぞれの事項に即してもいろいろな方法があり、また一つだけの解明方法が、より良い方法なのかも問われなければならない。なぜ、国家の意を汲んだNIST報告を丸ごと信じなければならないのか、よくわからない。(※NISTに検証試験を依頼された民間会社の人物が同じ材質の鋼鉄の素材を使って火災(燃焼)実験をし、鋼鉄の強度を検証したが、実際崩壊を起こすほど鋼鉄は弱体化が見られなかったこと。つまり、鉄骨は崩壊せず、崩壊に必要な鋼鉄の弱体化データが得られなかったので、NIST側がデータの改ざんをおこない、燃焼時間を倍化した偽データでシミュレーションを行い、これなら崩壊できるというふうな見込みを記したものだと、NISTに依頼された告発者がインタビューに答えている。後述するイタリア映画『ZERO  INVESTIGATION 参照のこと)

よく考えてみると、奥菜秀次は、ケネディ暗殺に関する問題でも、26巻にわたるウォーレン委員会資料集を持ち出して、読んだのかと陰謀を指摘している人に向かって恫喝していた。この人はいったいどのような出自の人物なのだろうか。この人は、「さる筋の」人なのではないかと疑う人もいたのだが、最近は私も思うようになってきた。

現場にいた多数の爆発音を聞いた証言が、2004年に米国政府から刊行された『911事件報告書』には盛られていない。爆発という現象の究明という観点から、『9・11事件報告書』は作られていない。

2007年に発表された、イタリアで制作された、911の真相究明のドキュメンタリー映画は、NHKの娯楽を装った真相究明否定論調の番組とは全く違い、911事件の目撃者や研究者/証人(物理学者、ビル解体業者、現代史研究者、元FBI勤務翻訳担当者、元CIA勤務者)などで構成して、事件の総体について、一つ一つの疑問点を論理的・科学的に浮かび上がらせていく。

 

 

『ZERO  INVESTIGATION 』は、911の複雑極まる不思議な工作痕を追求する、多くの素材・資料を提供している。youtube で今でも視聴できるはず。(ちょっと長いですが、我慢に値します。我慢してください。これを視た後は、「陰謀」は「陰謀論」ではないこと、「科学的・論理的・物証的陰謀学」が必要であることがわかるようになると私は考える)

NHK「超常ファイル・陰謀特集」を視聴する際には、このドキュメンタリー映画も併せて視聴すると、味わいが深くなるということを請け合いたいような気がするが。

その際、「NHKの受信料はもう払いたくない」という決断に関しては、責任は負いかねますが・・・・・!

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新年の雑談はこのくらいにして

 

 秘密結社に関する、比較的入手可能な、フリーメーソン・秘密結社の本など、戦後出版のもので入手した本を古い順に掲載。

 

1970  綾部恒雄   『アメリカの秘密結社』 中央公論社

1983  キャサリン・トムソン 『モーツァルトとフリーメーソン』 法政大学出版局

1984  久保田政男  『フリーメーソン その世界戦略に日本は踊る』 徳間書店

1986  『歴史読本 臨時増刊 特集 世界 謎の秘密結社』 新人物往来社

1987  スティーブン・ナイト 岸本完司 訳 『知られざるフリーメーソン』 中央公論社

1989  吉村正和  『フリーメーソン 西欧神秘主義の変容』 講談社現代新書

1990  湯浅慎一  『フリーメーソンリー その思想、人物、歴史』 中公新書

1993  『歴史読本 世界 謎の秘密結社』特別増刊 新人物往来社

1995  ヤコブ・カッツ 綾部恒雄監修『ユダヤ人トフリーメーソン』 三交社 

1995  『秘密結社わかる 民族の聖なる闇の叡智を探求』 日本文芸社

1996  ポール・ノードン 安斎和雄 訳 『フリーメーソン』 クセジュ文庫 白水社

1996 リュック・ヌフォンテーヌ 吉村正和 訳『フリーメーソン 西欧的神秘主義の変容 創元社』

2007  桐生 操 『秘密結社 世界を動かす「闇の権力」』 中央公論新社 

 

  

  ▲ フリーメーソン・秘密結社に関するいくつかの本

 

 つづく

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