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『埴輪論叢』 第7号 「奧田尚先生古稀記念号」 2017年 埴輪検討会

2017年06月28日 | 初期国家・古代遊記

                   ▲『埴輪論叢 第7号』 2017年6月  埴輪検討会 

 

 

 『埴輪論叢 第7号』 「奧田尚先生古稀記念号」 2017年6月  埴輪検討会 

 

 ▲ 『埴輪論叢 第7号』 2017年6月  埴輪検討会  売価(税込)1836円 六一書房より入手

 

 

▲ 『埴輪論叢 第7号』 「奧田尚先生古稀記念号」 2017年6月  埴輪検討会  論文名 執筆者名

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巻末の『埴輪論叢』 第7号のあとがきを読むと、6号が奧田先生還暦記念号で、実に10年間がすぎてしまったという。埴輪検討会は継続していたが、バブル破綻以降に始まった21世紀日本の埋蔵文化財関連事業の失速で、若い研究者が、埋蔵文化財関係の仕事に就けない状況が続いていたと記されている。

2016年の関東地方中心の「埴輪研究会」と関西地方中心の「埴輪検討会」の合同集会を契機に、「埴輪検討会」の若返り化を図り、世代交代になったと言う。

今も全国各地の埋蔵文化財保護予算の縮小は解消する気配はなく、厳しい状況が続いている状況は変わらない。

研究者の道を歩み大学に残るか、地方の中核となる博物館や、埋蔵文化財センター関連の狭き門に入れる人は幸運だが、それ以外の、わけあって修士課程へ進まず、考古学・古代史の学科卒で終わる人は、「土曜・日曜考古学徒」となって、考古学・古代史愛好家・趣味人となっていくか、密かに鍛え、論文寄稿で万が一のチャンスを狙うか悶々とした日々の人もいるに違いない。

「埴輪検討会」の『埴輪論叢』が1999年に刊行始まり、次々と、埴輪研究の深化をリードしていき、その活動に注目していたのだが、長い休刊の中で、『埴輪論叢』の発刊が継続することを知った。まずは、関係者の情熱に敬意を表したい。

 

つづく

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