●暮らしの落書き帳<319Tany(太田肇司/JF3TBM:著)>

日々の話題を落書き風に綴っています。
文責:太田肇司(319Tany)
jf3tbm@yahoo.co.jp

●人は人、自分は自分。

2017年03月12日 | 自分の頭で考えよう
一昨年の夏ごろ、ある集まりに顔を出したときのこと。参加者の1人が、同席の女性に『〇〇ちゃんの年収って、〇百万円くらいあるの?』と大勢の前でたずねた。私は『あさっての方向』を向いていたが『この男、えらいこと聞きよるなぁ』と内心で思うと同時に仰天した。なんでもかんでも情報共有がいいような風潮だが、おカネの話は、原則、内証(内緒)の話だ。私も、自分で商売をしていたときに『内証が厳しいんで、ちょっと早めに入金してもらえんやろか』と、仲間仕事の社長には話をしたことがある。こういうのは、単に資金繰りがキツいという印象を与えるのではなく、きちんと事情を説明して『それならば』と相手にも納得してもらって『協力を得る』ことが『商いでの道徳』だ。大勢の前で『年収いくら?』など、私にはとてもできないし興味もない。
他人は他人、自分は自分。


【写真:幼少の頃、親に常々言われていた】

今から25年前、広告屋のころ『ある販促の仕掛け』を企画していた。

メインターゲットは昭和46年~昭和50年生まれの男子高校・大学生。
このときのプロデューサーいはく、
『こいつら、万博知りよらへんからなぁ』というのが決まり文句。

当時はピンとこなかったが『万博を知っているか』は何かの境目だった。

あとで聞いたら万博を知っている世代は、
まだまだ親世代は貧乏時代の余波が残っていて、
流行りにすぐに飛びつかない。

新製品は、必ずトラブルがある。

ウチの父親なんかは『初期ロットは必ず不具合があるから』と、
新製品が出ても2~3年は『様子を見る』のが常だったし、
極端な場合、モデルチェンジ前が完成度が高く、価格が下がるという。
私も、その考えを引き継いでいる。

当時は『親世代の価値観に左右される販売促進』だ。

私の世代以上は親も厳しい人が多かった。
戦時教育を受けて『軍国少年』だった人が親だったりする。
一概に言えないが万博を知らない世代の親御さんは、
私ら世代の親よりは優しくて、
大事に子育てをした家庭が多いように映った。
もちろん、その世代でも厳しい人は厳しかったが・・。

件の販促企画は想定通り『大当たり』であった。

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◆電話がない家。
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私の子供の頃、電話がない家もたくさんあった。

学校の連絡名簿には『(〇〇宅・呼出)』という但し書きがあって、
電話を引いていない家は『お隣さん』から呼びに来てもらって、
連絡を受け、次に回すときは電話を借りた家に、
電話代として、当時は市内通話3分10円だったので、
電話を借りた家に通話料『10円』を置いて礼を言って自宅に戻る。
こういうのは、普通に行われていて不思議も何もなかった。

個人情報保護の発想など、全くなく『あけすけ』かつ『たくましい』時代だった。

確かに、万博の翌年の昭和46年生まれ以後は、
遊び方も私たちのときと異なり、
女子の遊びはよく知らないが、
男子は『ファミコン』が入り込んでいた。

万博を知らない世代の男連中は同調圧力を受け入れやすいのか。

そこらを振り返ると、
ポケモンGoにハマったのも、
昭和46年以後生まれの人が多かったように思う。

私らの子供時代は『オバQ』だ。

スマホゲームが『オバQ・Go』なら、
スマホに買い替えて徘徊したかも知れないが、
何しろ『ヨソはヨソ、ウチはウチ』で育ったから、
同調圧力をかわし『自分は自分』を通しただろう。

流行りを追いかけ過ぎるのは、主体性がないように思う。

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◆余所は余所、ウチはウチ。
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どこの家でも『余所は余所、ウチはウチ』を言っていた。

今以上に収入の格差もあった時代だ。
スネ夫のようなカネ持ちの家には『何でも揃っていた』。
私のところは、のび太やジャイアンの家と似たようなものだ。

乗っかっているレールが違うのだから羨んでも仕方がない。

流行りものに関しては、
一応、親にねだってはみるものの、
『テストで何点取ったら』なんて交換条件も出されずに、

『ヨソはヨソ、ウチはウチ。欲しがりなさんな!』で話が終わる。

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◆協調性など、テキトーでよい。
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まぁ、チームプレーだと、
ある程度の協調性は必要だ。
だが、プレーが終われば『ただの個人』に戻る。
タクシー屋でも、管理職が売上をどーたら言うことがあるが、
私は『ヨソはヨソ、ウチはウチです。完全歩合なんだから、
会社はソンせえへんでしょ』で一蹴する。

それぞれの『役割分担』を果たせばそれでいい。

もちろん、私ら世代でも『流行りもの』を追いかける人もいるし、
時代の流れで仕方なく手にする人も増えた。
スマホなどに至れば50歳代でも持っている人が多い。
だが、どれほど使い込んでいるかと調べたら、
大方が『通話とメール』で『メール代わりのLINE』。

要は、ガラケーからスマホに『カタチが変わっただけ』という。

インターネット接続に関しても、
カンタンな調べもの程度が大半で、
四六時中、スマホをいじっている50歳代はきわめて少ない。

50歳代以上は『他人は他人、自分は自分』である。

Facebookを眺めていても、
友人登録の多い少ないの境界は『50歳』に感じる。
50歳未満の人は『けっこう、友人登録が多い』が、
50歳以上になると『人気商売の人以外は、友人登録が極端に減る』。

いいか悪いか、ということではなく『傾向』がわかりやすい。

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◆主体性が大事
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このブログでは、いつも『本質を見抜け』と訴えている。

お隣の韓国では『大統領罷免』という前代未聞の事態が起きた。
あるメディアは『罷免の流れは国民の80%の民意がどうの』と言っていた。
極論だが『世論の80%が同じ方向を向けば国家転覆も可能』である。
先日のブログ記事でも書いたが・・・。

大衆操作を行い『世論の80%が同じ方向を向いたら危険』の見本だ。

・みんな持っている
・みんなやっている
・みんなが言っている
・みんなが行っている
・みんなで〇〇・・・

その『みんな』のモノ、コト、トコロの本質はどうなのか?。

私らも高校生くらいのころは、
バイクや車に乗るのが憧れだったし、
流行りもの自体は否定はしない。

だが、身の丈に応じたモノ、コト、トコロ・・・はわきまえていた。

みんな・・・も結構だが。

・人は人、自分は自分。
・ヨソはヨソ、ウチはウチ。
・そんなことをしていたら笑はるでぇ。
・みんなって、誰と誰なん?
・そんなにヨソがいいなら、ヨソの子になりなさい!。

天下の宝刀、水戸黄門の印籠、金さんの桜吹雪である。

若いころは、親の言うことが鬱陶しいと思ったが、
この歳になって『シンプルながら意外と含蓄があるな』と感じる。
『みんな』と『協調性』を大事にする世代から見たら、
私のような人間は『歪んだ性格で、なんと協調性がないヤツだ』と映る。

だが、歪んだ性格ゆえに『自分のモノサシで判断できるようになった』。

昨日の震災6周年の特集番組で、
津波被害で命からがら生き延びたおじさんが言っていた。

『大きな揺れを感じたら、まずは自分で判断して高台に逃げろ』

いろいろ考えさせられる3・11だった。

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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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