●暮らしの落書き帳<319Tany(太田肇司/JF3TBM:著)>

日々の話題を落書き風に綴っています。
文責:太田肇司(319Tany)
jf3tbm@yahoo.co.jp

●やり過ぎの「北朝鮮」報道。

2017年03月08日 | 自分の頭で考えよう
北朝鮮を『国』と仮定すれば『極めて国力がない、世界一の最貧国』だ。核開発は進んでいるようだが、過大に評価し過ぎだ。北に、全面戦争をするような軍事力はない。古い資料しかなく恐縮だが、2006年度の北の国家?予算を見ても、日本円で4,000億円にも満たない。そんな弱小を過大評価している背景は、なんとか防衛費を足してGDPをつり上げようとする『策略』にしか映らない。報道も大本営発表で『新たな脅威』だの『他人事ではない』と、同じことばかり繰り返している。


【写真:だから、どうだというのだ?】

一番の懸念は『国内世論の80%以上が同じ方向を向いたとき』だ。

あれだけ喧伝すれば、
事情を知らない人は『北朝鮮は怖い』と思い始める。
80%の根拠は長くなるので省かせていただくが、
世論が同じ方向を向き出すと『先の大戦』のような、
正論が通らなくなり、抗う意見は潰される。
もちろん、民主主義の大前提には、
『報道の自由』『表現の自由』『言論の自由』がある。

だが『逆も真なり』もジャーナリズムの原点にある。

流れに流されず、流れに便乗せず、
一度立ち止まって、自分の頭で考えることが、
本当に求められる時期にきたと実感する。

北の動きに過敏に反応する必要もないし、恐れる必要のない存在だ。

慢性的な食糧不足は数十年続いているし、
中国やベトナムのような『改革・開放』を採用できない仕組みだ。
改革を採用したら『金正恩体制が崩壊する』からだ。

その懸念で、金正男が暗殺された。

北が、ミサイルをぶっ放すのは、
アメリカとの直接対話が狙いで、
その証拠に『日本の米軍基地を対象にした』と言っている。

要は、せいぜい三沢基地止まりでアメリカまで飛ばすミサイルなどない。

さらに古い資料で申し訳ないが、
1994年当時の北全体の原油輸入量は150万トンに過ぎない。
質の悪い原油を輸入して質の悪い製油所の精製能力では、
たった50万トンしか生産できない。

こんな程度では、逆立ちしても戦争など無理だ。

50万トン程度の生産しかできないことがわかっているから、
防衛関係者は『北の戦力は10日も持たない』と言い切っている。
自衛隊ですら、訓練や日常的に『年間150万トン』も石油を使っている。

いざ、有事となれば10倍の1,500万トンを調達して対応する。

1995年ごろにも北の核開発が大きく報じられ、
6か国協議だの、KEDOなる機関が設立されただの、
いろいろ報じられたが『何も進展していない』のが実情だ。

当時も『東京が火の海になる』と北が宣伝放送を垂れ流した。

ここにきて『新たなる脅威』だとか喧伝していて、
昼間の奥様番組では『専門家とともに北の動向を分析』とか言うが、
どうあったって『石油がない』北には、
ミサイル風の『ロケット花火』くらいしか脅しの材料がない。

石油がないから『費用対効果が高い』核やミサイルに傾倒している。

まぁ、昔と異なってきたのは『液体燃料』から『固形燃料』に変わった点。
だが、燃料の質が変わったからといっても、
衛星から『見つかりやすいか、見つかりにくいか』くらいの違いでしかない。
北も本気で着弾させる気もないから、
偵察衛星に見つかっても『宣伝の手間が省ける』から嬉しいはずだ。
その証拠か、金正恩は、打ち上げの様子を嬉しそうに眺めている。

マレーシアの事件で騒がしいが・・・。

中国が北の石炭輸入を年内いっぱい『凍結』した。
経済制裁やら『いろいろ言われている』が、
かといって『北が暴発するのか』と言えば、
燃料が乏しい北に『暴発の術すらない』のが真実だろう。

石炭は『てんこもり』採掘できるようだが・・・。

その石炭で、火力発電でもやりゃあいいものを、
住民の生活を犠牲にして『しょっちゅう停電』する割に、
対外宣伝放送は『大出力』で複数の周波数を用いている。

ジャミング(妨害電波)をご存知だろうか。

北は、自分たちに都合の悪い『韓国の放送』には、
当たり前のように途切れることなく妨害電波を発射している。
妨害電波がどんなものかは夜間に『中波711kHz』に合わせてみてほしい。
韓国KBS第一ラジオ(HLKA)が延々と北の妨害を受けている。

かつて、故後藤田官房長官が『北が攻めてくるわけなどない』と言い切った。

後藤田氏は『軍事専門家』や『朝鮮半島の有識者』が、
今と同様に『朝鮮半島有事』を喧伝していたころ、
極めて明確な『政治判断』を下した。

朝鮮半島有事というのは『軍事的な材料』に過ぎない。

当時の後藤田氏の判断こそ『政治家が本来行う判断だ』と感心した。
その判断を的確に行うためにも『情報収集』と『分析力』が求められる。
金正日政権当時も『指導者の考え方』『性格』『従来の北の戦略』など、
他方に亘って情報を集め、分析した結果『攻めてこない』という判断が出た。

事実、攻めてきた試しは一度もない。

ミサイルだかロケットだか知らないが、
着弾点を絞り込む『精度』は上がっている。
だが、北の目的は『韓国の頭越しにアメリカと対話し、
平和協定を締結したい』だけだ。

仮に、日本の領土に着弾したとしたら・・・。

日米安保条約で『アメリカが北を総攻撃する』だけである。
そうなれば『朝鮮半島の北半分のおかしな地域が消滅するだけ』の話だ。
今回の『打ち上げ花火』にしても『だだっ広い野っ原』から発射している。
こんなもの、偵察衛星でわかっているが報道は『封印』している。


▲日米安保が発動されれば、半島の北半分が壊滅する

とにかく、GDPにつなげる『こじつけ』ばかりが誇張されて困る。

北が本当に脅威ならば『森友学園』『豊洲市場』など、
時間を割いて取り上げているヒマなどない。
小池対石原の『いいもん、わるもん合戦』で番組が成り立つのだから、
いかに、日本が平和なのか、考えてみていただきたい。

しつこいが、北関連の報道は『本質を見抜く訓練になる』。

最後に、もう一度強調しておきたいのが、
国内世論の80%以上が『同じ方向を向いたときこそ危険だ』。
北の暴発より、わけのわかっていない国内世論の方が、
私は脅威だと思っている。

※参考文献:北朝鮮はなぜ潰れないのか(重村智計著/KKベストセラーズ)ほか。

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▼KEDO/朝鮮半島エネルギー開発機構▼
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaku/kedo/
★外務省のホームページ内のKEDOの解説ページ★
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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