●暮らしの落書き帳<319Tany(太田肇司/JF3TBM:著)>

日々の話題を落書き風に綴っています。
文責:太田肇司(319Tany)
jf3tbm@yahoo.co.jp

●素人農村移住は、人生最悪の衝動買い。

2017年11月11日 | 本質を見て、自分の頭で考えよう。
来年の今頃は、迫りくる『冬』に向けて、農村移住半年目くらいの『葛之屋末兵衛一家』がどうなっているのか、楽しみである。だいたい、なぜ田舎から若い人が去って都会に出るのか・・・を考えたのだろうか。答えはカンタンで『田舎には職業が少ない』に尽きる。さらに言えば『農業だけでは食べていけない』。そして『人間関係が鬱陶しい』のである。こんな厄介な田舎に『これだ!これしかない!』とは『人生最悪の衝動買い』としか言いようがない。



【写真:もっと、若いうちに苦労しておくべきだったろうに・・・】

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◆農作業に、学歴などいらない。
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あたりまえである。

学校制度ができて『100年』ほどだ。
それまでは、農家は『家族総出』で農作業に就いていた。
子供といっても容赦なく『大事な労働力』だった。
そこに加えて、農家は貧困にあえいでいた。
近代に入って、国民は学校に行き『百姓の苦労』から解放された。

それを『これだ!これしかない!』と夢見る葛之屋末兵衛一家。

大衆大学とはいえ、せっかく大学まで行かせてもらって、
都会で起業して、なんとか商売を軌道にのせたにもかかわらず、
わざわざ、七面倒くさく人間関係が鬱陶しい田舎暮らしとは、
時代に逆行した物好きというのか、気が確かか・・・と聞きたくなる。
回り回って入ってくる情報を聞くと『噴飯モノ』で茶の間の話題に事欠かない。

どう考えても、葛之屋末兵衛一家は『素人百姓』。

今どき、素人を温かく迎えてくれるような田舎はない。
もっと言えば、目障りな都会人が急にやってきて、
都会の価値観で田舎の文化を荒らす連中に、
田舎の人が、どうして温かく迎え入れる義理があるのか。

そんな義理も筋合もない。

だいたい、何かを得ようとしたら、
相応の覚悟と苦労がついてくる。
今の都会の仕事を継続して月額30万円あれば・・・など、
それは、ただの『幻想』で『妄想』に過ぎない。

やるなら、丁稚奉公からやってみろ。

1、その業種の『中』に入って下働き
2、下働きをしながら、仕事のやり方を『盗む』(学ぶ)
3、実績を積み上げるために『どんな人脈が必要か』を知る

もう、すでに40代半ばの『中年夫婦』が丁稚奉公などできるか・・・?

1、丁稚
  ↓
2、手代
  ↓
3、番頭

仕事を覚えるには、年月がかかる。仕事をなめてんのか?。

どうせ、『名前だけになったネイチャークラブNPO』も引っ提げての移住だ。
だが、一般的にはNPOに対する認識も低く、
加えて『素人NPO』に『田舎の誰がカネを出す』のか。
バイトだろうが、供給側が『プロ』と見なされるから『お客はカネを払う』。

こんな当たり前のことが、まるでわかっておらん。

葛之屋末兵衛は『五十にして天命を知る』とか言っている。
意味は『五十にして天命を知る』というのは、
五十歳になって、天から与えられた自分の使命を悟るようになるということ。
だが、その前に『五十になったら、老化を知る』を覚えておくがいい。

50歳を過ぎたら、あちこちにガタが出てくる。

私ら、40歳代のときは気にならなかった老化は、
せいぜい『老眼』がキツくなった程度で済んだのだが、
50歳を超えた途端、腰痛や頸椎狭窄症などのガタが出た。
当然、仕事にも影響が出て『労災保険』や『傷病手当金』を受給した。

葛之屋末兵衛一家は、国民健康保険だから『傷病手当金』の制度はない。

当たり前だが、国保の『30%負担』で医者にかかるしかない。
傷病が原因で就労できない期間の経済保障は、
事業主にはないのである。

加えて、積み立てている年金とて『国民年金』。

国民年金など満額掛けても、
将来に受け取る金額は『サラリーマンより低い』。
国民年金基金を上積みして『二階建て』にして、
はじめて『厚生年金並み』になるが『時、すでに、遅し』。

事業主は税金を誤魔化した分『医療、健康、将来の負担』のツケが回ってくる。

さらに、田舎に行けば行くほど『医療機関が少ない』上に『常に込んでいる』。
葛之屋末兵衛が移住する地は『辺境』ではなくバスも走っているが、
都会同様の時間の使い方をしようとすれば『自動車』は必需品だ。

これは『連れ合い』も同様である。

もし、連れ合いが運転免許を持っていなかったら、
免許取得費用も必要になるし、
連れ合いが乗るための車も必要になる。

タクシーにしても『流し』は皆無で『電話』をかけて呼ばないと乗れない。

都会よりメーターの上りも早く、迎車料金を含めると『仰天の運賃』。
下手すりゃ、田舎のタクシーは昼間でも都会の深夜割増料金並み。
郡部の扱いになれば『山岳運賃』という運賃設定もある。

すぐにタクシーに乗れるのは『駅前』だけ。

町に出かけて終電で駅に着いても、
近隣の飲み屋からの迎車で駅待機のタクシーが消えている。
住居費が安く収まる分『移動』にかかる費用が余分にかかるのが田舎だ。
駅近に住む我々と比べたら、生活経費が余分にかかる勘定である。

夢を見るのは勝手だ。

葛之屋夫人が『経済的自立より精神的自立』と訴えている。
こんなものを『てんびんにかける考え方』が『わけわかめ』だ。
40歳も半ばになった中年夫婦が『精神的自立』だとか『経済的自立』とか、
何を幼稚なことを言っておるのか、ちゃんちゃらおかしい。

田舎でも『付け爪細工工房』をやるのか?。

あんなものは、都会のOLや家事を手抜きできる人が付けるもので、
田舎の、それも『農家のおばちゃん』が『ネイル』などやるのか?。
ネイルやら付け爪で『田植え』や『草刈』をしているおばちゃんがいるか?。
ほっかむりをして、手だけ『ネイルでぴかぴか』のおばちゃんなど化け物だ。

田舎に、付け爪細工のニーズがどれだけあるのか、不思議な発想だ。

ここまでしつこく言うのは『関わったから』である。
言いかえれば、付き合わずに嫌ったのなら底が浅く、
付き合って嫌ったから、底が深いのだ。

こんなブログなど、イヤなら読まなくて済む。

だが、田舎に移住すれば、
ダイレクトに、現地の人から辛口の意見が飛び込んでくる。
ましてや『観光客』ではなく『生活者』として、
葛之屋一家が田舎に乗り込んでくるのだから、
田舎の人は『目障りな存在』でしかないのである。

来年の今頃、葛之屋一家がどうなっているか、すごく楽しみだ。

※この記事は事実をもとに書下ろしたドキュメンタリー的フィクションです。
 公人を除き、登場する個人・団体名は仮名にしています。

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