●暮らしの落書き帳(タニー(太田肇司/JF3TBM:著)

世間派ブログ。
平凡な暮らしの話題を綴っています。
文責:太田肇司
jf3tbm@yahoo.co.jp

●顧客や会員は1年で何%ずつ減るか。

2017年01月13日 | 集客技術研究所
顧客や会員は、1年で概ね20%減る。これを前提で、セールスプロモーション会社や広告代理店は『新規顧客獲得企画案』なるものを提案する。家電量販店や大型ショッピングセンターなどに行けば『ポイントカード』を勧めてくるが、これも『顧客獲得』の一環だ。さらに、クレジットカード機能付きを勧めてくる。この場合、クレジットの提携カード部門が『クレカ機能の有無に関係なく』プラスティックの会員カード制作費を負担してくれることが多い。私が、広告屋の頃に担当したのが大手銀行系クレカの販促だったことから、顧客を1年で20%獲得しても昨対比が『収支トントン』であるのを実体験した。


【写真:何もしなかったら、5年で顧客や会員はゼロに・・・】

1年で20%減る顧客や会員・・・。

会員顧客の平均客単価は業種によって異なるから、
ここでは、金額の話は置いておくことにする。
だが、何もしなかったら20%の顧客が確実に減る。

なぜ、会員顧客が離れていくのだろうか。

1、類似業種に乗り換える(似たような店に行く)
2、飽きる、他の楽しみを見つける
3、店側のフォローがない、忘れる
4、結婚、出産、退職、引っ越しなど環境変化
5、病気、入院、介護、失踪、死亡

成長産業ならほったらかしでも客がつくかも知れない。

かつて、アマチュア無線業界は新規参入のニューカマーが多く、
業界も、業界団体も潤っていたが、
ケータイ電話の普及などで『根っからの無線探求家』と、
リタイヤして『無線再開組』くらいしか残っていない。
無線機ショップもアマチュア無線連盟も、
顧客や会員獲得に必死である。

もっとわかりやすい事例を挙げてみる。

何かのクラブを作ったとする。
私は、かつて3回ほど、
アマチュア無線の同好会のようなクラブを作った。
設立当初は概ね30名ほどの会員が集まる。

不思議と、設立から3年で衰退し5年で消滅した。

社会人になって以後マーケティングの現場に身を置き、
会員も顧客も『年間20%減る』という数字を見せつけられ、
3年でクラブが衰退し5年で消滅した理由がよくわかった。

設立時30名のクラブ。

1年間で20%の 6名が消える。
2年目で40%の12名が消える。
3年目で60%の18名が消える。(残12名、内役員5名)
4年目で80%の24名が消える。(役員しか残らない)
5年目で、もうやめよう、となる。(消滅)

もちろん、学業や就職、結婚など人生の節目などの条件も加わる。

よく、起業しても5年で破綻するとか聞く。
資金計画や事業計画の見通しの甘さも原因だが、
顧客が増えていたら資金計画も事業計画も不要かも知れないが、
とにかく、最初の顧客の分母を増やす努力を怠ると、
気がつけば『3年程度で損益分岐点』を割り込む。

事業所だと、借入を起こしたり、さらなる借金が増える。

4年目には『自転車操業』に陥り、
5年目には『経営破たん』となる。

成長産業と言われた『介護業界の倒産件数が急増』している。

これも、資金計画や事業計画の見通しの甘さが指摘されているが、
同業者が増えすぎて過当競争になっている。
だが、介護需要自体は減るどころか増えているのだから、
単純に顧客獲得ができていなかったり、
介護職員の不足で経営が成り立たなくなっているのが現状だ。
また、政治主導で弱小を潰して業界再編の動きもある。
だが、どんな業種であれ、営利、非営利関わらず年間20%は顧客が減る。

打開策はなくもない。

1、新規会員獲得を目的にしたイベントの開催
2、既存顧客へのフォロー(たった1枚の年賀状DMでもいい)
3、関連企業との業務提携で会員募集活動

大手は、派手にマス媒体を使えるが弱小は、そうはいかない。

私は『行きつけの店』を作らない主義だが、
行きつけの店があるとさまざまな案内が来る。

 1、〇〇さんのお誕生日会をします。
 2、名酒の〇〇が入りました。
 3、ボウリング大会をします。
 4、お花見をします。
 5、ゴルフコンペを開催します。
 6、〇〇さんの退院祝いパーティをします。
 7、開店〇〇周年のイベントをします。
 8、〇のつく日は、コスプレでお迎えします。
 9、クリスマスイベント、バレンタインデーイベントをします。
10、大晦日のカウントダウン&初詣をします。
11、忘年会貸切
12、新年会貸切

場末のスナックでも、ほぼ毎月、何かのイベントをやっている。

とにかく、エネルギーを集中投下し、
会員顧客のフォローを常に意識し、
最低でも、毎月『何か、おもしろそうなイベント』を開催するのが、
集客技術のひとつでもある。

毎年20%減るのだから、毎年20%以上の人を集めたらいい。

それで、トントンだ。
営利・非営利問わず『似たようなところだらけ』だから、
きれいごとのありきたりじゃなく、
腰を抜かすようなインセンティブも必要だ。

いかがだろうか・・・。

▼♪ニートは楽だが、親が泣く♪▼
https://www.youtube.com/watch?v=iLzVl6Gyvjk&list=PLb1TIXcgxkf6JsWk18LAGr7Kfx3S2sSoK
★TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌(原曲:星野源)★

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2017 Ota-Tadashi All Rights Reserved.


━━<PR>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

http://ameblo.jp/mintakudann/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▲私が賛同している『NPO法人・みんなの未来かいたく団』▲
耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


━━<AD>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


地下鉄:門真南駅/JR鴻池新田駅/京阪:門真市駅周辺での、
夜間タクシーのご用命はお気軽にお電話ください。

電話:080-6187-8665

・営業時間…18:00~翌2:00
・定休日……毎週火曜日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
































※下記の広告は本記事とは無関係です。



この記事をはてなブックマークに追加

●大手志向の学生増加傾向

2016年05月23日 | 集客技術研究所
今日の朝刊で、就職情報会社『マイナビ』が来春卒業予定の大学生と大学院生へ『就職希望先』についてのアンケートを実施したと載っていた。就職先として『大手がいい』と答えた学生は48.4%にのぼり、2016年卒より5.5%増えた。一方、中小企業希望者は47.0%で、2010年卒以来7年ぶりに大手希望者が上回った。マイナビは、多少は景気回復感があり『学生優位の「売り手市場」が反映され、採用日程が大幅に変わった2016年卒者との比較で「学生が楽観的になっている」』と分析している。


【写真:大手希望者と景況感がほぼ一致していると見える】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★調査に応じた学生は15,000人だそうだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・絶対に大手がいい
・できれば大手がいい
  この2つを合わせると48.4%。

・中堅・中小がいい
・やりがいがあれば中堅・中小「でも」いい
  中堅・中小希望者は47.0%。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★仕事についての考え方は・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・楽しく働きたい=29.0%
・生活と仕事を両立させたい=24.5%
・人のためになる仕事をしたい=17.7%
・自分の夢のために働きたい=10.8%

まぁ、経験がないから仕方がないが『割と甘っちょろい』。

とはいえ、入れるならば『一旦は大手に』と思う。
楽しく働けるか、夢が叶うかは『その人次第』だが、
大手には大手にしか身につかないスキルがある。
今、タクシー乗りをやっている私が言うのも何だが、
一応、大手企業の乗客には『それなりの対応』ってのができている。

これは『大手の息がかかった会社で勤めたことがある』からだと自負している。

大手には『大手でしか身につかない言葉や所作』がある。
中堅や中小、零細だと使わない言葉や所作なんてのもある。
さらに、大手がイヤになっても『ツブシ』がきく。
中堅・中小・零細から大手へ天職というのは、
よほどのスキルがないと難しい。

私が大手系の会社を辞めた理由。

もともと『広告の仕事』をやりたかったのと、
大手系は『歯車の歯』に面白さを感じなかった。
とりあえず『営業のイロハ』を学んで、
給与と賞与を貯めてデザイン系の専門学校に入った。
そこで、広告の制作現場で役立つスキルを身につけた。
今となっては、何も役に立たないスキルだが、
当時は『それなりに重宝され、楽しく仕事ができた』のである。

大手に入れるなら入っておいた方が『経験値』が積み上げられる。

大手は原則的に『新卒』しか採用しない。
中堅・中小・零細は『中途採用』のチャンスもある。
また、大手だと『組織で仕事をする』ことの意味も身につく。
大きな案件を任され、大きな金額を動かせることもある。
理不尽なことも多いのが『会社員』だが、
個人事業主や請負労働者と比較したら、
格段に守られている。

経験を積んで仕事をしながら将来設計をしても遅くない。

精神病になってしまうほど追い込まれているならともかく、
今のところ、可もなく不可もなく仕事ができているなら、
誰もわからない将来のことを不安がるより、
目の前の仕事をきちんとこなしていく方がいい。

30代、40代は『板挟み』だ。

社内の年齢を考えても『中間』にいるのだから、
板挟みは『ただの通過点』でもある。
昨日に書いたことと矛盾点があるが、
多くの人が通った道で『長くは続かない』。

今後、大手が破たんしてスモールビジネスに移行するかも知れない。

未来のことは誰もわからない。
しかし、大手の経験がスモールビジネスにかなり活用できる。
仕事に対する考え方は『甘っちょろい』と書いたが、
楽しく、人のためになり、夢を叶えるのは、
どちらかといえばスモールビジネスの方が近道に思う。

生活と仕事の両立・・・これは当たり前のことだろう。

大手に勤めれば『人脈』も広げやすい。
気をつけなければならないのは、
人脈も『社名』『看板』についてくる。
退職したら『確実に離れる』のが大手の人脈だ。

せっかく大手に入れたら・・・

ぜひ、人としての『器(うつわ)』を大きくしてほしい。

・守衛さんにも丁寧に挨拶する
・清掃のおばさんにも『いつもありがとう』とねぎらいの言葉をかける
・協力会社(下請けさん)も大事にする
・社内であっても『次工程はお客さま』と思うこと
・自分がITネイティブでも先輩をバカにしない

ABCの法則を紹介しよう。

・A=当たり前のことを
・B=バカにせず
・C=ちゃんとやる

こういった『あたりまえのこと』をきちんとすれば、
大手だろうが、中堅・中小・零細でも、
いい人生が送れるはずだ。

逆に・・・

現代は『無縁社会』と言われて久しい。
誰とも口をきかない。
困っている人を見ても見て見ぬふり。
そんな無関心な態度は、
自分の生きる力も奪っていくことを、
肝に銘じておくことだと思う。

やりがいのある仕事は、人のためになる仕事である。

ほんまかいな・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2016 Ota-Tadashi All Rights Reserved.


━━<PR>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

http://ameblo.jp/mintakudann/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▲私が参画している『NPO法人・みんなの未来かいたく団』▲
耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━










※下記の広告は本記事とは無関係です。



この記事をはてなブックマークに追加

●農業の不思議から感じたこと。

2016年05月21日 | 集客技術研究所
超遅れている産業の『農業』を調べていくうちに、いろんな不思議に出会う。私は原則的に『常識を疑え派』だ。近隣の田んぼに『水』が入った。そう、大阪市内に属する地域でも『稲作』をやっているのだ。しかし、近所のスーパーに並ぶ米は『地方のブランド米』ばかりだ。産地を調べてみたら、新潟、福井、滋賀、三重、秋田・・・。どこを探しても大阪産の米を見かけない。一体、どこに流通しているのか、とても不思議だ。


【写真:庶民には『こしひかり神話』が通っているが・・・】

コマーシャルベースに乗せられて、
『こしひかり=うまいコメ』と思い込んでいる。
まぁ、実際のところ『おいしいコメ』ではあるが・・・。


▲産地偽装がなければ、混ぜ物なしの福井産こしひかりだ。

まぁ、近隣の大阪産のコメっていっても、
淀川水系のコメだから『おいしそう』とは思わない。
きっと、ブレンド米や加工用や業務用なんかに流通しているのだろう。

もっと、わからないことがある。

近所の畑を観察していると、
畝間に『いろんな作物』が育てられているのだ。
一見すれば『効率よくいろいろ作っている』のだろうが、
品種が違えば肥料も異なるはずだ。

根っこは違う品種が『交錯』していると思う。

マーケティング的視点で考えれば、
肥料は異なるわ、根っこが交錯するわ・・・、
結果的に『生育的にどうなの?』と思わざるを得ない。

さらに『畔(あぜ)』にまで『いろんな品種』が植えられている。

効率的な『営農』を考えたら、
本来、農機具が入ったり方向変換するスペースにまで、
畑の奥さんが『いろんなもの』を植えているのだ。
一見したら『マメな働き者』に見えるのだが、
農機具のためのスペースまで植えてしまったら、
結果的に『非効率な手作業』ってのが加わる。
趣味の園芸や市民農園ならまだしも『営農』で『これ』である。

昔、中学校の同級生が家業の農家に就くといって進学しなかった。

ポリシーがあるならまだしも、
『勉強がキライなので高校に行かない』と、
まぁこんな理由だったと思う。
進路指導の先生が『桂高校の農業科に進んだら・・・』とススメたが、
頑なに『勉強は苦手だから畑で働く』と進学しなかった。

ということは『修行と経験とカン』で営農するってことなのか・・・?

まぁ、代々続く農家だから、
親父さんやおばちゃん(母親)がバカ息子にスパルタで仕込むのだし、
本人は経験を積むことで『それなり』になっていることを願う。

確か、稲作と『なすび』なんかを作っていた。

昨年、私は自宅の庭で『きゅうり』を栽培してみた。
ド手間はかかったが『まぁまぁ』の出来だった。
土に関しても『何年も放置した土』で、
こいつが肥えた土なのか痩せた土なのか、
そんなことは、さっぱりわからず栽培したのだ。

近所のおばちゃんが『石灰を混ぜたらいいよ』と教えてくれた。

なぜ『石灰なのか』なんてさっぱりわからなかった。
そのうち、ふと気づいたのだが、
おばちゃんは『経験値』で『石灰』を入れている。
これがきっかけで『農業はおもしろい産業だ』と気づいた。

農業は『バイオ情報微生物技術の集約産業』なのだ、と。

何も考えなければ、

  1、太陽光を受けて光合成
        ↓  
  2、土・微生物・水の変性
        ↓
  3、その結果が『有機物』に育つ

          という『化学反応』すら考えない。

勉強嫌いで家業の農家を継ぐ・・・こんな農家も多いのだろう。

江戸時代ならともかく、
科学・化学・生物・バイオ・・・といった『理系』の分野だ。
そこに『何が売れるか』というマーケティング的視点、
さらに『この土壌で何が育つのか』という調査・分析。

きちんとやれば3K産業じゃないだろうか。
(3K=快適なくらし、カッコイイ、カネも儲かる)

ほんまかいな・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2016 Ota-Tadashi All Rights Reserved.


━━<PR>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

http://ameblo.jp/mintakudann/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▲私が参画している『NPO法人・みんなの未来かいたく団』▲
耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━










※下記の広告は本記事とは無関係です。



この記事をはてなブックマークに追加

●大規模農業への改革は失敗する

2016年05月20日 | 集客技術研究所
安倍内閣の肝入り『農業改革』を考えてみる。今の流れは『大規模農業の推進』と解釈している。この推進が計画通りには進んでいない。小規模農家を集約して『規格化』すると『労働生産性』や『経営効率』が向上して『価格競争力が増す』とか思っているらしい。ここで一石を投じたいのだが、旧ソ連の集団農場『コルホーズ』が破たんして『ソビエト連邦が崩壊した』という歴史を、農林水産省の頭のいいお役人は忘れたのだろうか。今、北朝鮮が食糧難にあえいでいるのも『国営農場の破たん』が要因だ。北朝鮮も1970年代は韓国と同レベルの経済水準だった。当時のピョンヤン放送は『偉大な金日成主席は、〇〇トラクター工場を視察し、なんちゃら大規模農場の農民を励まし・・・』とか大々的に宣伝していたが、後ろ盾のソ連が崩壊したら、連鎖的に北の食糧事情も悪化した。


【写真:大規模化して補助金をばらまいて昔の『士農工商』の復活なのか?】

補助金や助成金という制度はキライだ。

昨日の記事にも書いたが、
値切れば200万でできるビニールハウスが、
300万円で押し売りされる代わりに、
『200万円の補助金を受け取れ。
そうすれば、お宅の負担は100万円で済む。
みんなハッピーじゃないか』というのが補助金の動きだ。

農家は自家負担が100万円で済むから補助金を受ける。

用途不問の補助金ならまだしも、
補助金や助成金ってのは『一定の条件』がつく。
大規模農場などは『世界規模の規格化』に他ならず、
補助金を受けて『実質的に準国営化』されて、
農家は『国家主導の農機具オペレーター』になる。

こんなつまらない商売はないと思う。

もっとも小規模農場経営の方向性が、
個々の農家が考えてやっているから、
あんまりいい方向にはなっていないと感じる。
『採算性がよくない稲作から畑に変えよう』
みたいなスローガンしか見えない。

どうやっていけばよいかわからないのが現状だと思う。

タクシーが1万台あれば1万通りのビジネスモデルがある。
駅待機、流し、無線配車、電話予約・・・、
まずは『4つ』しか実車の機会はないのだが、
どういった地域で、どのようなお客さんを狙うか、
待機中心なのか、流し中心なのか・・・。
こういうのも小規模ビジネスだ。

農業も大規模ではなく小規模でやらないとソ連や北朝鮮になる。

大きな懸念はTPPだ。
こいつが厄介で『世界規模で農業の規格化』になる。
耕作放棄地も含めて『規格化しよう』という狙いはわかるが、
『利権で、どうこうできるものなのか』。

意識が高い人たちが農業関連のNPOを推進しているが。

耕作放棄地を復活させる方法が暗中模索になっている。
江戸時代ならともかく『この土壌に合う品種は何か』という視点が必要だ。
さらに『作業に関わった時間単価や時間給』を出すのも大事だ。
給与を支払う支払わないかは別にして、
『かかった作業時間をおカネに換算しておく』。
極論すれば払えなくても『未払い賃金』として、
帳簿上に計上しておくのとしておかないのとでは、
結果が全く違ってくる。

未払いを解消するには収益性が高い品種を見つけるという視点が生まれる。

土づくりから始めて収益性が低い野菜などを作っても、
結果的に『共販』のシステムで販売している農協に価格を合わせる結果だ。
農協から流通に出ても『100円前後』の売価なら、
結果的に『100円ショップの製造メーカーと同じ』になる。
自分たちで作った作物を自分たちで値決めをする。

これが『本当の資本主義』だろう。

土づくりも無駄な作業だと思う。
有機栽培農家のマスターベーションに過ぎないし、
流行りの『生産者の顔が見える野菜』も『お題目』だ。
こんなの、タクシーに乗った時の『乗務員証の写真と名前の札』と同じだ。

話しがいろいろ脱線しているが・・・。

・固定費・変動費を減らす
・経費が半分になれば粗利は倍になる

商業的感覚を持っていれば、
農業の大規模化が『いかにばかばかしいものか』が、
私のような農業の素人でもわかる。

書きだしたらキリがないので、今日はここまで。

ほんまかいな・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2016 Ota-Tadashi All Rights Reserved.


━━<PR>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

http://ameblo.jp/mintakudann/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▲私が参画している『NPO法人・みんなの未来かいたく団』▲
耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━










※下記の広告は本記事とは無関係です。



この記事をはてなブックマークに追加

●農業にマーケティングの概念はないのか?

2016年05月19日 | 集客技術研究所
ニーズはあるのに儲からない商売ってのを探している。筆頭に挙がるのが『農業』だと思う。メディアでは『農業女子』の特集なんてのをやっている。女子が頑張っている姿は、テレビのヴィジュアル映えもする。しかし、やっていることの多くは『先祖代々の農地を守る』パターンが多いように感じる。稲作や野菜づくりもいいのだが、なぜか効率がよく、利益率も高い作物を考えないのか・・・と、いつも不思議に思って拝見している。


【写真:農協なども形を変えた年貢搾取の政治機関だろう】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★業界の常識を破れば破るほど、利益はあがる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいことは、波紋を呼ぶ。
波紋を呼ばない行動は、やる価値がない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

棚田はきれいだが、江戸時代の年貢の搾取の遺構だ。

かつて、自動車会社にいたころ、
棚田も残る今の京都府南丹市界隈が担当地域だった。
きれいに見える棚田だが『作業効率がすこぶる悪い』と、
納車先の棚田の持ち主の農家がぼやいていた。

山の上から下まで稲作させて年貢を搾取していた名残りだ。

棚田は小型の耕耘機くらいしか入らないから、
いびつな土地は『手作業』に頼ることになる。
自家用米としては最高の旨いお米になるそうだが・・・。
こういう稲作農家は作業用の軽トラック(営農サンバー)を、
ほぼ100%近く『農協』から購入していた。

ムダ、ムリ、ムラ・・・。

同じ担当地域で『ぶどう』などの果樹園をやっている農家もあった。
ここは、酒造会社と提携してぶどうを納品していた。
会社名は書かないが『〇〇ワイン』でブランディグを展開し、
すでに30数年以上が経過している。
農協と密着度が低い農家は『仲のいい修理屋』から、
気に入った営農用の軽トラックを購入していたのも興味深い。

諸問題の元凶は農協や農林水産省じゃないのか?

耕作放棄地が『問題だ』と言われている。
『問題』だったら『解答』があるはずだ。
農地が放棄されたのが『結果』なら、
農地が放棄されてしまう『原因』ってのがあるはずだ。

原因究明もせずに『問題だ問題だ』と課題を棚上げしている。

耕作放棄地を再開拓するには、
何を作って儲けるか・・・という思考がいる。
野菜を作るために畑にして畝を作るのか、
果物を作るために最小限の土地の手入れをするのか。
素人ながら私なら『果樹園』を選ぶと思う。

経営40%:マーケティング40%:農作業20%

こういう比率で農家は考えているのだろうか。
極論すぎるかも知れないが、
経営とマーケティングで80%を占める。

いわゆる『仕事は段取り8分』っていうヤツだ。

放棄された土地を掘り起こして畑に戻すには、
重機を入れたり畝を作り直したりと大変だと思う。
そこまでやって野菜を作っても、
マーケットは『安くて見た目がいい』のを求めている。

やっぱりマーケティング的視点ってのは大事だ。

実際に道の駅などでは『野菜』ばかりが目立つ。
さらに産直とかで『安い』のが売りになってしまい、
『こんなんで儲かるのか?』といつも思ってしまう。

一時期、道の駅巡りをしていた。

産物が地域によって多少異なる程度で、
大局的に見たら『ワンパターン』の展開なので、
ばかばかしくなって道の駅巡りはやめた。

1、時間当たりの労働生産性はどうなのか?
2、時間収益性はどうなのか?
3、労働需要はどうなのか?
4、市場が求めているものなのか?

こういう概念を農協が示せばいいのだが、
どう転んでも『お役所仕事』しかやっていない。
かつての担当地域のガソリン価格などを思い出したら笑える。

どのスタンドも『農協に値段を合わせている』のだ。

タクシーですら『同一地域同一運賃』が崩れている。
さらに『補助金』なんてのを『ばらまく』から、
業者も切磋琢磨などやらない。

例えば『ビニールハウス』。

普通なら業者から見積りが出て、
場合によっては複数から見積りを取って値段交渉する。
ところが『補助金』などを出せば、
農家は農協(政治)任せになる。

こうなれば農家は何も考えなくなる。

交渉したら200万円でできるハウスが、
補助金を200万円出すから300万円で買えとか言われる。
農家の負担は100万円で済むから、
面倒な交渉などやらずに、
業者と農協に押し付けられた『300万円のハウス』が、
実質100万円の負担で建つ。

補助金で潤うのは業者や農協だ。

いろいろ調べていくと、
元凶は農協を手先にした農業政策だ。
減反の補助をやってきたと思えば、
コメを作れとか言い出す。
カネをばらまいておけば農家の票も集まる。
そのくせ『食糧自給率がどーたら、こーたら』。
挙句は『耕作放棄地問題』と農家の責にする。

放棄地の問題が『急に浮上してきたような報道』も笑える。

そんなに問題なら『放棄地全部を果樹園にしたら』と思う。
全国の放棄地で『ぶどう』を作ったらどうなるだろう。
意外と、日本発の『なんちゃらヌーボー』なんてのが出て、
新しい『ジャパン・ブランド』ってのができるかも知れない。

あるいは『綿花栽培』なんてどうだ。

塩分を含んだ東北の被災地で綿花栽培をして、
土壌改善を展開しているグループもある。
桑を植えて『養蚕』の復活もどうなんだろ。
養蚕ができたら『冬虫夏草』なんて漢方薬も可能性がある。

どーして、無限な可能性を研究しないのか不思議な業界だ。

果樹園と太陽光発電の組み合わせもおもしろい。
発電に比重をかけたら『農地転用』とか難癖をつけられるから、
果樹園のひさしに太陽光発電のユニットをつける。
こういうのは補助金を使ってもいいし、
多少は『売電』なんかでも収益が見込める。

どうも、一次産業は『賽の河原の石積み』と感じるのだ。

ほんまかいな・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2016 Ota-Tadashi All Rights Reserved.


━━<PR>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

http://ameblo.jp/mintakudann/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▲私が参画している『NPO法人・みんなの未来かいたく団』▲
耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━










※下記の広告は本記事とは無関係です。



この記事をはてなブックマークに追加