●暮らしの落書き帳<319Tany(太田肇司/JF3TBM:著)>

日々の話題を落書き風に綴っています。
文責:太田肇司(319Tany)
jf3tbm@yahoo.co.jp

●始まったばかりの「値上げ」。

2017年04月04日 | 生活技術研究所
4月1日から、食用油などの『値上げ』が喧伝されている。テレビ報道では『値上げは子育て世代を直撃』とか言っているが、私ら世代にはなかった『子供手当』などがあるのに『何を言っているのか』と思ってしまう。さらに5月に入ったら『乳製品』や『紙類』の値上げが決まっている。値上げで騒ぐなら、亭主が勤勉に働いて、遊んでばかりいないで『プレミアムフライデー』など返上すべきだ。すでに印刷用の紙などは『1kgあたり平均15円値上げ』も決まった。だが、こんな値上げは『序章』である。


【写真:値上げは、食品にとどまらない】

従来の値上げは・・・

・原材料の高騰
・原油価格の上昇

これが値上げ理由の『定番』だった。

確かに今回も定番理由は含まれている。
だが『円安』の影響も大きい。
生活用品の多くを輸入に頼っている。

円の価値が下がれば輸入にかかるカネは多くかかる。

加えて現地の生産要員の人件費アップなど、
すべてに、消費者負担に転嫁される。
その上『なんでもかんでも通販』という人が増えて、
物流がキャパ一杯だ。

通販関係者の読者もいるから心苦しい記事なのだが・・・。

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◆物流コストの高騰が一番の原因。
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日本の物流はトラック輸送なしに考えられない。

・長距離ドライバーの担い手不足
・小口宅配要員の成り手不足
・デフレ時期に、物流ドライバーが他業種に流出

もともと、トラックドライバーは『稼げる仕事』だった。

だが、デフレが長く小口単価も底値を打ち、
『トラックでは稼げない』と『他業種にドライバーが流出』した。
流出したドライバーも『すでに10年』を過ぎて、
『もう、トラックには戻らない』と言い切る。

加えて、若手がトラックドライバーに就かない。

そこに、なんでもかんでも通販で買う・・・という人が増え、
報道でも伝えられているように『不在』⇒『再配達』など、
二度手間が増えて『物流コスト』が余計にかかるようになった。
呆れるのは『生鮮食品』まで『通販』で『持って来させる』。
足腰の弱い高齢者ならわかるが『若い人』まで『買い物不精』になった。

みんなで、みんなの、首を絞めている。

深夜に帰宅してテレビをつけても『通販番組』ばかり。
嫌気がさしてラジオをつけても『ラジオショッピング』。
PCを立ち上げれば『スポンサーサイト』とやらの、
これまた通信販売。

そこに、素人が『オークション』で『通販の真似事』をする。

佐川急便がamazonを断ってヤマト運輸に移行して以来、
宅急便の配達業務にも支障が出ている。

もう、ここらで『一旦、買い物の仕方を見直す時期じゃないか』と思う。

なんでもかんでも通販が増えすぎて、
既存、老舗の通販業界も苦境に立たされている。
こんなことは10年前からわかっていたことだが、
誰も何の手も打たず『便利だ、便利だ』で、
ここまできた。

このままだと、日本の流通は『物流もろとも破たん』は火を見るより明らかだ。

ニートや、ひきこもりを引っ張り出して、
トラックドライバーに就かせればいいのだが、
彼ら自身が『対人関係が苦手』だの『自分の適性がわからない』だの、
とにかく、理由を付けては『働いたら負け』という考え方だから、
どうしようもない。

彼らは『対人関係が苦手』だから、不足するタクシー乗務員にも向かない。

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◆高学歴偏重をやめよう
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勉強嫌いが、大学進学するのもやめた方がいい。

どうせ、奨学金返済のためのカネを在学中から貯めたり、
ろくに登校もせずにアルバイト漬けになって、
卒業して就職後も、奨学金返済に追われる。

だったら、昔のように高卒で無借金で働いた方がいい。

誰もが『体を使うより、頭を使って仕事ができたら』と思うだろう。
そりゃあ、その方が『体はラク』だが、
実際に仕事をやってみれば『頭を使う仕事』も精神的にやられる。

どんな職業でもカンタンな仕事はない。

そこに加えて『返済不要の給付型奨学金』の枠が拡大される。
それはそれで結構なことだが『審査』は今以上に厳しくすべきだ。

企業側も、大卒に過度な期待をし過ぎないことも大事だ。

大卒者は専門学校卒と異なり『即戦力』にはならない。
多くの企業が『はき違え』している。
確かに、記憶力や暗記力など『地頭のよさ』はレベルアップしているが、
卒業しても『専門技術』は何一つない。

そんな連中に『即戦力』を期待する方が間違っている。

どんな職業も『みんなの役に立っている』のだ。
世の中に役立つことをしているから仕事になって、
お給料という形で報酬を得られる。

勉強は好きではないが、努力と根性は負けない人もいる。

物流ドライバーは年功給などないが、
若いうちに稼いで、次のステップに移るという、
従来のような雇用形態に戻す必要がある。

大学は、大学に行って、やりたい勉強がある人だけが行けばよいのだ。

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◆まとめ
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就職氷河期の雇用の受け皿だった『飲食業界』も『縮小』に転じた。

白木屋、魚民、笑笑、山内農場などを展開する、
モンテローザ社も、相当数の店舗を閉店している。
一悶着あったワタミも、一足先に店舗閉店を進めた。

たぶん、今後は『コンビニ』の統廃合で閉店が増えるだろう。

飽和状態を超えて『過剰出店』は『潰し合い』になり、
あるはずの店が急になくなって、
利用者が迷惑する。

もう、雇用の受け皿業界などという考え方は捨てた方がいい。

かつての物流を担ったドライバーの多くは、
身体がラクなタクシーなどの他業種に転向し、
すでに『高齢者』の域に入った。
まだ、比較的若い50歳代のタクシードライバーも、
『トラックには戻らない』『トラックには行かない』という。

新規参入のドライバーも少なく需給バランスが崩壊寸前だ。

足腰が悪い、買い物に不便、買い物に行く時間がない・・・、
そういう人は、従来通りに通販を利用したらいいと思う。
だが、ちょっと外出したら買えるものなら、
自分の足で『買い物に行くことだ』。

・自分で買い物に行く
・産地に行って買い物をする
・とにかく外出をする
・自分の都合で再配達させるなら『再配達料』を払う
・再配達料がイヤなら『自分で集荷所へ』取りに行く
・郵便局での『局留め』など『受け渡し場所拠点』を充実させる
・トラック輸送に依存せず、鉄道貨物を増やす
・郵便局の局留めのように『駅留め』の扱いを再開させる
・安易に、通販を利用しない

とにかく、物流のキャパシティはギリギリなのだ。

今後、アメリカのトランプ大統領が『何を言い出すか』次第で、
さらに、いろんな物価が上がる。
まぁ、物流のキャパを誇張した報道も目に余るし、
ひょっとしたら『これが、インフレ政策のひとつ』かも知れない。
だが、確実に物価は上昇しているし、今後も上昇する。
上昇の序章のうちに、手を打たないと・・・。

1980年代並みのインフレ不況になっても知らないよ。

余談だが、10年後には、
タクシーの台数も半減するだろう。
何しろ、タクシードライバーの半数は『高齢者の嘱託』である。

乗務員の確保は『まったく、補充できていない』のだ。

・10年後、タクシー料金は『かなり高くなっている』。
・当然、遠距離割引など『廃止』されている。
・足りない台数の補完に『ライドシェア』が一般化されている。
・ライドシェアとタクシーの『棲み分け』ができている。
・大卒のタクシードライバーが『普通』に仕事をしている。

私は、少し残念な気がしながら『10年後には、そうなるだろう』と見ている。

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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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●ビンボーの考察。

2017年01月04日 | 生活技術研究所
『もっとおカネがあればいいのに・・・』『いろいろ買えるのに・・・』『節約なんかしなくていいのに・・・』と、おカネにまつわる悩みは尽きない。だが『~のに・・・』は、ただのグチである。昨今『行きすぎた資本主義』の指摘をよく聞くが『行きすぎた消費行動』に言及する人はきわめて少ない。では、カネがあれば悩みや不安は解消されるのか。


【写真:カネに頼らずに生き抜くには、どうすればいいのだ!?】

結論を言えば『生きる技術を身につけること』に尽きる。

カネがあろうがなかろうが、
生きていかなければならない。
私たちの不安材料は、
カネ自体ではない。

見えない未来や将来への恐怖にある。

その恐怖から束の間、逃避するために、
人は買い物をはじめ『無駄遣い』に走る。
だが、買い物にはカネがかかる。

このカネがなくなると・・・と、

さらに不安に拍車がかかるという悪循環。
これが『行きすぎた資本主義』という思い込みだ。
カネが無くても生きていく技術を身につけるのが大事だ。
だから再々『くだらないモノは買わない習慣を身につけよ』というのである。

そこで、〇〇ビンボーをいろいろ挙げてみる。

 1、コンビニビンボー
 2、自分にご褒美ビンボー
 3、他人と比較ビンボー
 4、クルマビンボー
 5、パチンコ・ギャンブルビンボー
 6、100均・ディスカウントビンボー
 7、メガモール・ホームセンタービンボー
 8、親戚づきあいビンボー
 9、バーゲンセール・福袋ビンボー
10、ブランドモノビンボー
11、飲み会ビンボー
12、セミナー・交流会ビンボー
13、起業ビンボー
14、外食ビンボー
15、ケータイ・スマホ・ITビンボー
16、趣味・道楽・習い事・スポーツ・カルチャービンボー
17、転職ビンボー
18、学歴偏重奨学金ビンボー
19、スター追っかけビンボー
20、夢追いかけビンボー
21、引っ越しビンボー
22、通販ビンボー
23、ボランティアビンボー
24、健康オタク・美容ビンボー
25、本格的ビンボー

すべてがビンボーにつながることはないが『程度問題』を提起したい。

上手につきあえば『楽しいひととき』だし、
本来、買い物は『楽しい』ものだ。
だが、行き過ぎは禁物で、
気がつけば『本格的ビンボー』になっていたり、
借金で首が回らなくなる。

特に、パチンコなどのギャンブルは要注意なのは言うまでもない。

タクシーの乗客で、ときどき見かける若い女性。
カバンは『ブランドもののバッグ』だが、
足元を見たら『チープな靴』だったりする。
もし、私が女性で『今自由に使える10万円ある』としたら、
ブランドカバンではなく、
そこそこ体裁がよくておしゃれなカバンと、
嫌みがない上品な服と、それにマッチしたパンプスなどを揃えるだろう。

チープな靴を履くブランドカバン娘の食生活はどうなんだか・・・。

想像に過ぎないが、
部屋はゴミ屋敷でこたつの上に、
カップ麺の空き殻が置きっぱなし、かも知れない。

ブランドバッグが似合うのは上流のセレブリティだ。

カップラーメンをすすったり、
コンビニ弁当にむさぼりつくなど、
かなり寂しいと思わないのだろうか。

しょっちゅうタクシーに乗る人は、少しはカネ持ちだと思う。

だが、運転席から見る限り、
カネがあっても『本当に豊かな人』ってのは、
あまり見かけない。

豊かさはカネの多い少ないではなさそうである。

▼南海トラフが要注意!?▼
http://www.msn.com/ja-jp/news/
ホンマかどうかは、知らんけど・・・。

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●今年も、従前と同じだ。

2017年01月03日 | 生活技術研究所
お題「2017年の抱負を教えて!」に参加中!
お正月で、サイフのヒモも、頭のタガも緩んでいる乗客がいた。アウトレットで『しこたま』モノや『福袋』を買い、タクシー代2,040円を使って家族総出で『イオンモール』に行く客。いくらアウトレットが安いか知らないが、しこたま買えば『相応の出費』だ。さらにタクシー代やら福袋代やら、この家族の金銭感覚の不可解さを見て『今年も、不要なモノを買わない習慣』を継続しようと思った。


【写真:いくら働いても、無駄遣いしていたら暮らしぶりは楽にならない】

ビンボーについて考えてみる。

今の時代、着る服が無くて凍死したり、
野垂れ死にをしている人は皆無だ。
メディアが『貧困問題』だの取り上げるが、
戦後間もない頃の貧乏とは異質である。

あの、釜ヶ崎(西成)も平和な正月を迎えている。

シベリア抑留や戦地の捕虜とは比較にならない。
食うモノがない時代に大阪駅前を耕していた頃など、
今の『貧困』など『貧困のヒの字』にもならない。

要は『暮らしがキツい』という『相対的貧困』だ。

・ローンがきつい
・教育費がきつい
・交際費がきつい

食うに困るような話は全く聞かない。

1、コンビニビンボー
2、自分にご褒美ビンボー
3、他人と比較ビンボー
4、車ビンボー
5、買わないとソンビンボー
6、ケータイビンボー
7、宴会、交流会ビンボー
8、道楽(趣味)ビンボー

どれもこれも、ゼータクなビンボーだ。

以前にも書いたが、
メディアが言う『貧困問題』や『格差』というのは、
『固定された属性』ではなく『ただの状態』だ。
江戸時代の身分制度じゃないのだ。
世の中には『カネを使わせる仕掛け』だらけ。

少し考えを張りめぐらせたら『状態』は『変わる』。

欲望のまま、子供にせがまれるまま、
ぱっぱか、ぱっぱか、カネを使っていたら、
当然、月末近くにはカネが底をつく。

のべつまくなしにカネを使うから、そうなる。

正月休みが明け、松も外れると、
タクシーは『途端にヒマ』になる。
まぁ、こういうのも『折りこみ済み』だから、
カネが動く時期に仕事をして、
ヒマな時期に備えるのである。

だから、正月の3が日も仕事をする。

実際、家にいても『テレビの番』をするか、
おせち料理をつまみながら酒を飲む程度で、
何の生産性もないのだから、
他人の無駄遣いの『おこぼれちょうだい』で、
仕事をしている方が『いくらかマシ』なのだ。

今年は、いろいろ『勉強(カルチャー)』に充てたい。

1、運行管理者の資格試験
2、第一次産業の第六次産業化への研鑽
3、今ある道具での趣味の再開
4、足腰を少し鍛える

こんな程度だ。

とにかく、財布に穴が空いた状態で、
小銭が零れ落ちるような生活パターンには、
戻したくないと考えている。

年が明けたからと言って特別な抱負はない。

今までと同じように、
ぶつぶつと世の中に対する文句を、
このブログを通じて発信していくことに、
変わりない。

これが、私の今年の抱負である。

▼車は初売りで買うべからず▼
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/
★決算期が、一番の買い時なのはどの業種も同じ★

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●カネを生む「やかん」。

2017年01月02日 | 生活技術研究所
我が家の『やかん』は『35年選手』だと家内が言う。嫁入り前に実家にあった『ステンレスやかん』をかっぱらって持ってきたとか自慢している。沸騰しても『ピー』となる笛もついていない、愛想も何もない、ただのやかんだ。こんなものが、どうやってカネを生むのか・・・。


【写真:空炊きさえしなければ、一生モノ】

ここ5年ほど『いらないものは買わない生活』を徹底している。

ペットボトルの飲料も1年ほど買っていない。
この空きボトルは洗って毎日『水道の水』を入れている。
仕事中に、薬を飲む必要があり『水』は欠かせない。

高度浄水技術の発達で『公園の水』も旨くなった。

公園の水道水を補充することもあるが全く抵抗がない。
水道水の『ン千倍』もする価格の茶など買う気にもならない。
ましてや『ミネラルウォーター』など『買う対象』に入らない。

今、使っているペットボトルは1年以上前に何かの会合でもらったものだ。

手ぶらで外へ出たら『飲み物』を買ってしまう。
特に、仕事の日は『一息つくため』に、
缶コーヒーなんぞを買う人も多いだろうし、
50円だか100だかの『オフィスコーヒー』にも、
ついつい手が出てしまう。

これを続けると『穴の空いた財布から小銭がこぼれ落ちる』のと同じ。

件の『ステンレスやかん』は3リットルほど沸かせる。
こいつで、出勤前に1.4リットルの湯を沸かす。
1.4リットルの湯など、数分で沸く。
洗い物をしながら湯が沸くという算段である。

お湯の主な使い道はこんな感じだ。

1、出勤前のコーヒーorお茶用
2、仕事に持っていくコーヒー用
3、仕事中に使う『おしぼり』の煮沸消毒用
4、水を入れるペットボトルの飲み口の熱消毒用

特に、仕事中に飲む『缶コーヒー』は無駄遣いの第一歩だ。


▲この魔法瓶も20年選手(国産:タイガー魔法瓶製/大阪府門真市製)

魔法瓶には約500ccのコーヒーが入り、缶コーヒー2.7本分。

自販機で180cc入りの缶コーヒーを、
1日に3本買ってしまうと、
ざっと360円/日の出費になる。

360円×25日=9,000円/月間の無駄な出費。

この出費を抑えることで、
乗客からのチップやお祝儀の一部を足して、
毎月、ゆうちょの『定額貯金』に回している。
概ね、毎月1万円ずつの貯金になり、
まぁ、そこそこの貯蓄額になった。

節約の最大のコツは『外食費を抑えること』だ。

ある程度の所得がありながら、
消費に無頓着でいると、
気がつけば『給料日を指折り数える』羽目にあう。
いい大人が『小遣いを使い切る』というのは、
成長がなく、何とも情けなく、子供にも示しがつかない。

子供に示しがつかないどころか、思考が子供から成長していない。

昨今、下流だの格差だの貧困だの言われて久しい。
私の思う『下流』は『消費するだけで何も生み出さない人』だ。
もっと、キツく言えば『消費が底をついたら何の価値もない人』である。

やかん自体は、ただ、湯を沸かす道具だ。

だが、おカネを得るために、
何か商品を生み出すだけが『生産』ではない。
今あるおカネを外に流出させない『創造』も、
ある意味で『生産』なのだ。

消費するしか能がないヤツ。

カネがなくなれば何もできない。
その時点で、そいつの価値はゼロかマイナスに転落する。
こうなれば『消費すらできない』。
何も生み出す能力に欠けているから、
カネしか目がいかないのだ。

暮らしは『クリエイティブ』な世界だ。

知人が近年まで『割烹料理店』を営んでいた。
何度か足を運んだが『動物と人間の違い』を説いていた。
人間は『火と道具と言葉』を使う。
動物は、一部のサルを除けば、
目の前のエサしか食べることができない。

割烹の『割』は『切る』、『烹』は『煮る』。

何も、特別な料理ではないと言っていた。
ごくごく普通の家庭料理こそが『割烹なのだ』と。
もちろん、割烹料理店の店主は『商売だから体裁よく作るが・・・』、
割烹料理店は料亭じゃないので、
気軽に利用してほしいと言っていて、
とても納得したことがあった。

たかが、やかん、だが。

この便利な道具のおかげで、
不要なものを買うこともなくなり、
少額ではあるが貯金もできるようになった。

1、本当に必要なものはきちんと手に入る。
2、暮らしに不要なモノは極少である。
3、心と体が健康である
4、ヒマを持て余しギャンブルや憂さ晴らしの買い物もしない
5、時間に追われることもない

この5つを満たしていたら『非常に質が高いくらし』といえる。

暮らしの技術(クリエイティブ・ワーク)が高いと、
少ないものでも十分に暮らしていける。
逆に、暮らしの技術が足りないと『不安』からか、
他人の不用品も、ありがたがってもらってしまい、
家の中に不用品が増えてしまうのである。
買い物グセが強い人も『暮らしの技術の補てん』が、
不要な『モノ』であることが多い。

昨日の蒸し返しになるが・・・

コンビニのブラック企業が話題になっているのを斬ったが、
段取りよく暮らせば『24時間営業』など不要である。
思いつきで行動し、時間に追われてしまうから、
24時間営業のコンビニを利用してしまうのだ。

ブラックコンビニの過労死が気の毒と言う意見もあった。

だが、何の気なく24時間が当たり前で、
23時以後、早朝までにコンビニに利用することがあるのなら、
コンビニ過労死を『気の毒』とか言う資格すらない。
工夫もせずに深夜に利用する客がいるから深夜労働者がいる。
夜中にコーヒーが飲みたければ自分で湯を沸かせば済むのである。


▲小さい『やかん』でも十分に役立つ。

一時が、万事だ。

田舎暮らしに憧れる人が増えている。
だが、都会の『アーバンライフ』に慣れ、
月5万円暮らしだの、10万円暮らしだのとか聞くが、
今の暮らしで『可処分所得が5~10万円』で暮らしているのか。
いきなり、田舎に移住しても都会生活の便利さが抜けるのか疑問である。

コンビニエンス=便利・・・コンビニ断ちをしてからの話だと私は思う。

▼せんべろ:岡室酒店(JR京橋)▼
http://www.1000bero.net/restaurant-494/
この立飲み屋さんは、いろんなネタの宝庫である。

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●風通し良く・・・。

2016年12月31日 | 生活技術研究所
お題「2016年を振り返って一言」に参加中!
今年も、なるべく『余分なモノ』を排除した1年だった。必要がないものは買わないし、時間泥棒になるコトも排除した。よく『人のしがらみがどうのこうの・・・』と聞くが、この『しがらみ』もできるだけ排除してきた。その結果『行動も時間も自分でコントロールできる快さ』を感じた。特に、休日の夜には、ケータイの電源は切るし、極力パソコンも立ち上げない。人のしがらみをもたらす原因になるSNSなどの『IT断ち』は、本当に快適である。


【写真:我が家の冷蔵庫のように『がらん』としている方が生きやすい】

冷蔵庫の中身は『がらん』としている。

これだけでも『風通し』がすこぶるよい。
いつ買ったか覚えていない食材は皆無だし、
かといって、工夫次第で『3日分』のおかずくらいは、
なんとかなるのである。

少しくらい足りない方が、おもしろい。

家の中も、冷蔵庫の中身も、人づきあいも、
手帳のスケジュールも『ぎっしり』詰まっている人が多いようだが、
これでは『息も詰まってしまう』。

余白のない、スーパーのチラシを見たら・・・。

まったく『見る気もしない』。
空白があって、はじめて『何が訴求したいか』が、
見えてくる。

広告なんて、そういうもんである。

風通しというのは案外と大事なモノだ。
家でも風通しが悪ければ空気が淀むし、
朝に起きて寝室に風を通さなければ、
何となく『息臭い空気』が溜まる。
風水的にも、健康的にもよろしくない。

こういうことに気づかないと人付き合いも風通しがよくない。

まぁ、趣味の品などは、
多少、ごちゃごちゃしてはいるが、
部屋一面を占領することもなく、
布団を敷くスペースも足の踏み場も、
最低限は確保できている。

やはり、風の通り道ってのは大事だ。

・人づきあい
・タイムスケジュール
・モノの置き場
・冷蔵庫の中
・やるべきこと
・やりたいこと

ある程度『がらん』として『風の通り道』がある方が優雅だ。

来年も、ある程度『自分でコントロール』できるよう、
気ままに暮らしていければ、いいかな・・・と思っている。

手帳の中身も『ゆったり』した1年になれば嬉しい。

今年1年、こんな落書きにお付き合いいただき、
ありがとうございました。
本年のエントリーはこれで最終です。
来年も、お時間許す限りお付き合いいただければ幸いです。
よいお年をお迎えください。

▼せんべろ:岡室酒店(JR京橋)▼
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この立飲み屋さんは、いろんなネタの宝庫である。

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