
米映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)の発表・授賞式が22日に行われ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれた。56年度に同賞が独立した賞になって以来、日本作品が受賞したのは初めて。また、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が短編アニメーション賞に選ばれた。日本人監督作品の同賞受賞は初めて。日本作品のアカデミー賞受賞は2002年度に「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)が長編アニメーション賞を受賞して以来、6年ぶりとなる。
「おくりびと」は、チェロ奏者から納棺師に転職した主人公が死者を装う仕事の中で家族のきずなを再確認していく物語。毎日映画コンクール日本映画大賞やモントリオール世界映画祭グランプリを受賞するなど、国内外で高い評価を受けてきた。外国語映画賞のプレゼンターが「Departures」と「おくりびと」の英語タイトルを告げたのを受け、壇に上がった滝田監督は「これが私にとって新しい旅立ちになる」と語った。
外国語映画賞が名誉賞の一部だった時代、日本映画は「羅生門」(51年度、黒澤明監督)、「地獄門」(54年度、衣笠貞之助監督)、「宮本武蔵」(55年度、稲垣浩監督)の3作品が同賞を獲得。だが、その後は2003年度まで11回ノミネートされながら、いずれも受賞を逃していた。「つみきのいえ」は水没していく家に住む1人暮らしの老人を描いた約12分のアニメーション。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭グランプリなどを受賞していた。加藤監督はオスカー像を手に「とても重い。ありがとう、アニメ」と言って喜びを表した。(2/23/09 毎日新聞)
〔写真:オスカー像を手にする滝田監督(右)と加藤監督〕
「おくりびと」は、チェロ奏者から納棺師に転職した主人公が死者を装う仕事の中で家族のきずなを再確認していく物語。毎日映画コンクール日本映画大賞やモントリオール世界映画祭グランプリを受賞するなど、国内外で高い評価を受けてきた。外国語映画賞のプレゼンターが「Departures」と「おくりびと」の英語タイトルを告げたのを受け、壇に上がった滝田監督は「これが私にとって新しい旅立ちになる」と語った。
外国語映画賞が名誉賞の一部だった時代、日本映画は「羅生門」(51年度、黒澤明監督)、「地獄門」(54年度、衣笠貞之助監督)、「宮本武蔵」(55年度、稲垣浩監督)の3作品が同賞を獲得。だが、その後は2003年度まで11回ノミネートされながら、いずれも受賞を逃していた。「つみきのいえ」は水没していく家に住む1人暮らしの老人を描いた約12分のアニメーション。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭グランプリなどを受賞していた。加藤監督はオスカー像を手に「とても重い。ありがとう、アニメ」と言って喜びを表した。(2/23/09 毎日新聞)
〔写真:オスカー像を手にする滝田監督(右)と加藤監督〕










