無事に帰国しておりまする。
帰ってきた日はうららかで暖かい日で、「日本っていいわ~~!!」と感激しました。
その後、無事に桜も見ることができて、さらに愛国心を燃やしている毎日です。
さて昨日のことですが、池袋を通りかかると、どこかで見たようなお店が。
ああ、そうだよ、ネットで「話題のシュークリーム店が開店!」という記事を読んだ、『シュクリムシュクリ』のお店でした。
しかも連日行列、と出ていた気がしたのに、お店の前はガラガラ。
ふ~~ん、じゃ、買ってみようかな?
・・・・・・・というのが罠でした。
もちろん、行列はお店の前から少し離れた場所に作られていて・・・・
こういう事態になっていたのでした。
30分かあ・・・貴重な人生の30分をささげる価値があるシュークリームなのか?
でもなあ・・・なんか皮が三層で、もちもちとか・・・・それはどんなもの?
好奇心と食い意地には勝てないなあ・・・・
じゃ、本でも読んで待つか・・・と並んでみたのでした。
見ているとなんか接客がすごく遅くて・・・・?
話題のために、列を作ってる・・・?
お店混雑していて店員がテキパキと仕事をこなしている・・・・というよりは、店内に店員がたくさんいるのにやけにみんなのんびりと優雅に仕事をしている・・・・
しかもひとつだと290円、2種類6個入りだと1700円弱のボックスを買って2000円出したら
「お客様、もうしわけありませ~~ん・・・ ただ今100円玉を切らしてまして、おつり、全部50円玉でよろしいでしょうか?」
・・・これ、ダメっいやって言ったらどうするんだろう、このおねいちゃん・・・
と考えているうちに50円玉を6個手のひらに乗せられてました。
お財布重いです・・・・
というか、釣銭を用意するのって、店舗展開の基本中の基本じゃない?
客が列作っているのに、50円玉もなくなったらどうするねん?
(しばらく歩いてから腹がほんのりと立つ・・・・)
それにつけても、思い出したことが。
10年ぐらい前かしら。
「ビアードパパ」とかいう黄色い看板のシュークリーム屋が渋谷の駅にあって、山手線から東横線の改札に向かおうとすると、やたらといい匂いがして、覗いてみるとお店の前はガラガラなので、買って帰ろうかなと思ってお店に行くと、やっぱり別のところに列が作られていて、店員のおねいちゃんにそっちに誘導され、階段に並んだことがあったなあ・・・
そしてその頃、テレビを見ていたら、ビアードパパをやっている『麦の穂』という会社社長の家というのが映っていて、それがすごい豪邸で、リッチな海外旅行したりと大金持ちの模様。
それというのも、
「お婿さんが戦略家で、話題作りに成功し、シュークリームが大当たり!」とかレポートやってまして、
「あ~~、馬鹿な人(例;私)が匂いにつられて、それほどおいしくもないシュークリームを買うのに列を作って、話題を作ってあげたおかげで、大儲けして、こんな豪邸にのうのうと住めるようになったのだなあ~」と感慨深かったのでした。
その後、ビアードパパのシュークリームは全国展開し、地方のフードモールにも入り、すぐに誰も列に並ばなくても買えるお店になり、そして最後は永谷園が買収したとかしないとか言ってたよなあ・・・・
そんなことを考えながら、ちょっとネット検索してみたら、
ぐえええ! やっぱりここも「麦の穂」かよ!!
・・・・「シュクリムシュクラ」をやってるのって、「ビアードパパ」やっていた会社『麦の穂』でした・・・・
どおりで、同じ戦略のはずだ。
・・・その戦略に見事引っ掛かり・・・・30分も並んで・・・・
何のために年をとったんだ、10年たっても全然賢くなってないじゃないか
・・・・と一人突っ込みしながら買ってきたのがこちら。
左の黒く見えるのが「シュークロワッサン」。
カリカリに焼いたクロワッサン生地のシューの中にクリームが。クリームはそこそこ美味しいです。
しかしカリカリに焼きすぎて、下の方は焦げていて苦い。
キャラメルなんてもんじゃない苦さで、・・・これを焼いた人は、「お菓子職人」じゃないなあ・・・
機械で焼いたのかなあ・・・・味音痴すぎるもんなあ・・・・
・・・・カリカリならいいってもんじゃないでしょ。
そして右側のが「シュー シュクリ」。
「シュー生地と弾力のあるモチモチ生地、表面にはマカロン生地。三層が織りなす新しい食感」だそうです。
好き好きがあると思いますが、私はこの「モチモチ生地」部分が気に入りませんでした。
やたらとモチモチしてて、食らいつくと噛みきれず、ぐんにゃりとこちらはちょっと酸味のあるクリームが脇からはみ出てきてこぼれ、食べづらいったら・・・・
やっぱりシュークリームのシューはサクッカリッとしていてほしい!(jesterの主張)
というわけで、どちらかといえば、シュークロワッサンのほうがまだましだったけど、そしてビアードパパよりはクリームの味が良かったけど・・・・とにかくもう一回並んでまで買うということはないと思います。
東京にはもっとおいしいシュークリームをもっと安く売っている洋菓子屋さんがたくさんたくさんあるよ!
そいえば、池袋のJR改札横にあるこのお店の場所、以前「Ring ring ring」とかいう、焼きドーナツ屋だったけど、これも『麦の穂』の系列店だったのね・・・
あの「焼きドーナツ」買ったことあるなあ・・・
あんまり大したことなかったけど、あの時も列ができてたなあ・・・・
(まあ店舗のデザインは以前より良くなってるけど・・・・)
こういう「粉もんの話題づくり(だけ)の店」っていう企業戦略なんだなあ~
みんなが飽きて、話題から外れたらすぐに撤退して、また新しい話題のお店を出すんだろうなあ~
それですごい儲かるんだなあ~~
こういう頭が回る経営者が、あんな大豪邸に住めるんだよな~~(嫉妬
また一つ学んだけど、きっと10年後に生かされずに、(10年後生きていればだけど)また好奇心に負けて、列に並んだりするんだろうな~ 頭のまわらない自分。
と、
また話題作りの列に並んでしまった己の愚かさを呪いつつ・・・・
帰ってきた日はうららかで暖かい日で、「日本っていいわ~~!!」と感激しました。
その後、無事に桜も見ることができて、さらに愛国心を燃やしている毎日です。
さて昨日のことですが、池袋を通りかかると、どこかで見たようなお店が。
ああ、そうだよ、ネットで「話題のシュークリーム店が開店!」という記事を読んだ、『シュクリムシュクリ』のお店でした。
しかも連日行列、と出ていた気がしたのに、お店の前はガラガラ。
ふ~~ん、じゃ、買ってみようかな?
・・・・・・・というのが罠でした。
もちろん、行列はお店の前から少し離れた場所に作られていて・・・・
こういう事態になっていたのでした。
30分かあ・・・貴重な人生の30分をささげる価値があるシュークリームなのか?
でもなあ・・・なんか皮が三層で、もちもちとか・・・・それはどんなもの?
好奇心と食い意地には勝てないなあ・・・・
じゃ、本でも読んで待つか・・・と並んでみたのでした。
見ているとなんか接客がすごく遅くて・・・・?
話題のために、列を作ってる・・・?
お店混雑していて店員がテキパキと仕事をこなしている・・・・というよりは、店内に店員がたくさんいるのにやけにみんなのんびりと優雅に仕事をしている・・・・
しかもひとつだと290円、2種類6個入りだと1700円弱のボックスを買って2000円出したら
「お客様、もうしわけありませ~~ん・・・ ただ今100円玉を切らしてまして、おつり、全部50円玉でよろしいでしょうか?」
・・・これ、ダメっいやって言ったらどうするんだろう、このおねいちゃん・・・
と考えているうちに50円玉を6個手のひらに乗せられてました。
お財布重いです・・・・
というか、釣銭を用意するのって、店舗展開の基本中の基本じゃない?
客が列作っているのに、50円玉もなくなったらどうするねん?
(しばらく歩いてから腹がほんのりと立つ・・・・)
それにつけても、思い出したことが。
10年ぐらい前かしら。
「ビアードパパ」とかいう黄色い看板のシュークリーム屋が渋谷の駅にあって、山手線から東横線の改札に向かおうとすると、やたらといい匂いがして、覗いてみるとお店の前はガラガラなので、買って帰ろうかなと思ってお店に行くと、やっぱり別のところに列が作られていて、店員のおねいちゃんにそっちに誘導され、階段に並んだことがあったなあ・・・
そしてその頃、テレビを見ていたら、ビアードパパをやっている『麦の穂』という会社社長の家というのが映っていて、それがすごい豪邸で、リッチな海外旅行したりと大金持ちの模様。
それというのも、
「お婿さんが戦略家で、話題作りに成功し、シュークリームが大当たり!」とかレポートやってまして、
「あ~~、馬鹿な人(例;私)が匂いにつられて、それほどおいしくもないシュークリームを買うのに列を作って、話題を作ってあげたおかげで、大儲けして、こんな豪邸にのうのうと住めるようになったのだなあ~」と感慨深かったのでした。
その後、ビアードパパのシュークリームは全国展開し、地方のフードモールにも入り、すぐに誰も列に並ばなくても買えるお店になり、そして最後は永谷園が買収したとかしないとか言ってたよなあ・・・・
そんなことを考えながら、ちょっとネット検索してみたら、
ぐえええ! やっぱりここも「麦の穂」かよ!!
・・・・「シュクリムシュクラ」をやってるのって、「ビアードパパ」やっていた会社『麦の穂』でした・・・・
どおりで、同じ戦略のはずだ。
・・・その戦略に見事引っ掛かり・・・・30分も並んで・・・・
何のために年をとったんだ、10年たっても全然賢くなってないじゃないか
・・・・と一人突っ込みしながら買ってきたのがこちら。
左の黒く見えるのが「シュークロワッサン」。
カリカリに焼いたクロワッサン生地のシューの中にクリームが。クリームはそこそこ美味しいです。
しかしカリカリに焼きすぎて、下の方は焦げていて苦い。
キャラメルなんてもんじゃない苦さで、・・・これを焼いた人は、「お菓子職人」じゃないなあ・・・
機械で焼いたのかなあ・・・・味音痴すぎるもんなあ・・・・
・・・・カリカリならいいってもんじゃないでしょ。
そして右側のが「シュー シュクリ」。
「シュー生地と弾力のあるモチモチ生地、表面にはマカロン生地。三層が織りなす新しい食感」だそうです。
好き好きがあると思いますが、私はこの「モチモチ生地」部分が気に入りませんでした。
やたらとモチモチしてて、食らいつくと噛みきれず、ぐんにゃりとこちらはちょっと酸味のあるクリームが脇からはみ出てきてこぼれ、食べづらいったら・・・・
やっぱりシュークリームのシューはサクッカリッとしていてほしい!(jesterの主張)
というわけで、どちらかといえば、シュークロワッサンのほうがまだましだったけど、そしてビアードパパよりはクリームの味が良かったけど・・・・とにかくもう一回並んでまで買うということはないと思います。
東京にはもっとおいしいシュークリームをもっと安く売っている洋菓子屋さんがたくさんたくさんあるよ!
そいえば、池袋のJR改札横にあるこのお店の場所、以前「Ring ring ring」とかいう、焼きドーナツ屋だったけど、これも『麦の穂』の系列店だったのね・・・
あの「焼きドーナツ」買ったことあるなあ・・・
あんまり大したことなかったけど、あの時も列ができてたなあ・・・・
(まあ店舗のデザインは以前より良くなってるけど・・・・)
こういう「粉もんの話題づくり(だけ)の店」っていう企業戦略なんだなあ~
みんなが飽きて、話題から外れたらすぐに撤退して、また新しい話題のお店を出すんだろうなあ~
それですごい儲かるんだなあ~~
こういう頭が回る経営者が、あんな大豪邸に住めるんだよな~~(嫉妬
また一つ学んだけど、きっと10年後に生かされずに、(10年後生きていればだけど)また好奇心に負けて、列に並んだりするんだろうな~ 頭のまわらない自分。
と、
また話題作りの列に並んでしまった己の愚かさを呪いつつ・・・・
お帰りなさいでございまする。
ロンドン日誌、楽しかったです。
特に本屋さんの数々が・・ほんっとに素敵でした♪
帰国してもシュークリームに並ぶなんて、変わらず元気で好奇心&行動力抜群のjesterさんの様子が嬉しくて、ちょっと笑えましたダよ。
いや~・・しかし話題の店って、こうやってコロコロ流行モノを作っては変えていくのね。
RingringRingの店舗はもう無くなったのかあ~・・
サックリしたシュー生地みたいなドーナツを買ったことありました。
JRの改札を通る時に甘い匂いに惹かれて・・・
会いたいなと思ったけど、またすぐロンドン行きなのですね。
みのんたんと3人で、いつかまたパフェ会しましょう!
通勤の生き帰りにあの行列を見て、お待たせしないための努力が全く感じられない店の様子を不思議に思っていました。
値段の高さと待ち時間は客にとって負の要因のはずなのに、逆にこれに幻の価値を感じてしまうなんて、情けないというか恐ろしいというか。踊らされて並ばずにすみました。ありがとうございます♪
>ご無事で帰国、良かった良かった~!!
お帰りなさいでございまする。
ロンドン日誌、楽しかったです。
特に本屋さんの数々が・・ほんっとに素敵でした♪
ただ今です♪
本屋さんの記事、「こんなん書いて喜ぶ人いるんか?書いている自分だけじゃない?」などと逡巡しつつかいたので、喜んでいただけてうれしいです!
>帰国してもシュークリームに並ぶなんて、変わらず元気で好奇心&行動力抜群のjesterさんの様子が嬉しくて、ちょっと笑えましたダよ。
好奇心は豚をも殺す(間違え
ですからね・・・しくしく
>いや~・・しかし話題の店って、こうやってコロコロ流行モノを作っては変えていくのね。
RingringRingの店舗はもう無くなったのかあ~・・
サックリしたシュー生地みたいなドーナツを買ったことありました。
JRの改札を通る時に甘い匂いに惹かれて・・・
ね、あそこ、歩いていると甘い香りがぷ~~んとしてくる場所なんですよね!
>会いたいなと思ったけど、またすぐロンドン行きなのですね。
みのんたんと3人で、いつかまたパフェ会しましょう!
すみません~~
来週からまたロンドンです・・・
帰ってきたらぜひ!
よくぞコメントしていただきました。
皆様のコメントを糧に自転車操業している弱小ブログにようこそです♪
>通りすがりのものですが、記事、大変参考になりました。通勤の生き帰りにあの行列を見て、お待たせしないための努力が全く感じられない店の様子を不思議に思っていました。
おお!
さすがです!
そう、お店を見て行列を見ると????となるのですよね。
中に6人ぐらいの人がいるのに・・・
>値段の高さと待ち時間は客にとって負の要因のはずなのに、逆にこれに幻の価値を感じてしまうなんて、情けないというか恐ろしいというか。踊らされて並ばずにすみました。ありがとうございます♪
とんでもないです!
いや~~踊らされて並ばされてしまいました・・・
列を作っても買いたいほどだと、並んでいる人の数が宣伝になるのですよね。
だから列が長ければ長いほど、人を呼ぶ、ということなんでしょう。
クリスピークリームも最近はめっきり人が減っていますし。
要は、珍しいもの目当ての人がいなくなって、並ばなくても買えるようになってから試してみるのが一番いいのでしょう。
実際、あんなに待たされなくても買えたなら、多分私もここまで辛口になっていなかったと思います。
30分並んで一個300円を払って買う気はないですけど、ふらっとすぐに買えるなら、また香りに誘われて買っちゃうかもです・・・(汗
ラーメン屋とかでも、列の長さが美味しい度と比例するとは限りませんが、やっぱり美味しいお店には人が集まりますものね。
まずはあと1年たってもシュクリムシュクリに列ができているか、でお店の価値が決まるのでは?