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源太郎、、、ウキペディアじゃないよ

2017年07月08日 | 毎日の話

昨日、曜日を一日間違えていて、てっきり休日だと朝まで思っていた。だから、朝の5時ごろ相談を受けていた戦前の事柄を調べレポートにしてメールで返信。さぁ、今日は休日だと思っていたのだ。

 

ところが「金曜日」、ある種族は金曜になると相談事や問い合わせが頻発する。それも大抵午後三時過ぎとなる。「あのぉ、昭和10年頃の写真でどうしてもわからないことがあるんですね。教えてもらえませんか」「あの頃、どう考えていたんでしょうか」「これは本当でしょうか」

 

源太郎はウキペディアではない。たまたま私に仕事を教えてくれた方々が大正生まれの方ばかりで、経験と勘と度胸の強者だったに過ぎず、当時の記憶で返事をしてあげることになる。

 

そして必ずこんな言葉が返ってくる。「だいたいわかるんですが、何かに書いてありますか」とね。

 

源太郎が説明した内容をわかったように返事をするのだが、経験がないから細部が想像できない。だから、レポートや書物のコピーが欲しいと容易に想像できる。

昔なら「自分で調べろ」と言っておいて、ヒントをそっとノートを机の脇に置いて飲み屋に行った先輩が今はいないのだろうと思うわけだ。結局、「わかったよ。あるかどうかわからないが調べて送ってあげる」と返事する源太郎。

 

「ところでいつまでに」と聞くと「いやぁ、できれば来週に報告したいんですよね」とくる。この種族はいつものことだから呆れもしないが、いつからかわからないが金曜日にお願い来週というタイムワークは変わらないなぁと感じる。

 

来週に引き延ばすのは賢明でない。だから古いノートや色あせた書物を記憶に頼って見つけ出し、スキャンして、コメントをつけて数時間のうちに返信した。

 

そして「本当ですね」とくるから、これまた「痺れる」。つい「周りにも年寄りいるだろ。聞いてみろよ」というと「みなさん知らないというんですよ」「なら、俺もボケたからわからんぞ」という会話が続く。

 

そして、朝五時に送っておいた戦前の調べ物のメールは、先方はまだ開封していないということが、その後判明した。便利な世の中になったが、決済箱の上から処理する人間が多くなったということだと改めて感じ、これからは「知らないよ」と答えることにしようと思う。これが休日と勘違いした源太郎の反省だ。

「なぁ、ラウラ。お前もそう思うだろ」

「だね」

 

昨夜、友人から夕食へのお誘いの電話を受けた。ラウラの写真をアップして寝ようと思ったが、彼女へのプレゼントの作製に深夜までかかってしまい結局午前様になった。

 

友人ご夫妻は、彼女が「焼酎」、旦那さまは「ワイン」。そして我が家の姫さまが「ビール」、源太郎が「日本酒」と皆我が道を行く嗜好。だから飲み物は各自持参となるが、彼女の美味しい手料理が待っているので楽しみなお誘いだから今夜が楽しみだ。

 

で、手ぶらではいけないので、彼女の好きな曲の音源を選んで、A/D変換となった次第。

 

そんな作業をしながら、1928年生まれのSerge GainsbourgのDVDを久しぶりに見ていた。本来、セルジュ自体は好きではないが、多くの楽曲を美人に提供している。ファンも多いようだが、時間つぶしに丁度いい。当時のフランスのファッションを見るだけでも価値がある。

 

女性インタビュアー「曲を提供するのは女性ばかりですね」

セルジュ「ミニスカートの方がいい」

女性インタビュアー「どのような女性達ですか」

セルジュ「まずグレコだが気まぐれな付き合いをしている。だが、色々あっても続いているね。グレコの他にはペチュラがいる。彼女の歌には失望させられたことがない。バルドーやミレーユ・ダルク・・・」

女性インタビュアー「アンナ・カリーナもあなたの曲を歌っていますね」

セルジュ「プロとして素晴らしい歌手だ。本物のプロと言える・・・」

女性インタビュアー「フランス・ギャルもいますね」

セルジュ「デビューからだよ」

 

ジェーンバーキンと事実婚だったセルジュ。62歳という短い人生だったが、いつも煙草をくゆらし、ピアノを弾いていても煙草は指の間にある。BBとも恋愛したセルジュ。まぁそんな人生は源太郎には無理だな。

「源太郎さん。昭和初期のことて教えてくれませんか」

「生まれてないのでわかりませんね」

本当の休日。良い一日を。


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