随喜功徳 (逆のものさしをもってみませんか)

黙々と穏やかにさり気なくおまかせする

20171231

2017-12-31 09:36:53 | 日記


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たとえば原始時代なんか、洞窟の中でほとんど着るものも着ずに一生を過ごした原始人は、本当に動物のように死んでいったと思うんです。来世を願いもせず、今世に執着も持たず、「ああ、おれは死ぬんだ」とさえも思わずに、コトッといったと思うんです。
そういう時代に戻れば、まあ、戻りっこないと思うんだけど、そういう時代に戻れば、ぼくは人類は救われると思う。

今、生きる秘訣(宇宙瞑想放題)
横尾忠則対話集



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手塚治虫さんとの対話の部分。いま読むみますと なるほど!となりますが、もう少し若い時に読むと、ショックだったかもしれません。
個人的には それ、悩まんでもええのでは?と思うような取り越し苦労の様な、勝手な思い込みもなく。外交や覇権も意識なく
ほんとにプリミティブな状態に戻るというか
意識だけでも戻せれたらば、すっきりしますかね。


201712230

2017-12-30 07:00:55 | 日記


「おじいちゃん、重湯ができたよ」・・・

贅沢を言うなと言いたいわけじゃない。けれど、今の自分たちがどんなに幸せな時代に
生きてるかってことは、わかっていた方がいい。人類がこの地球で何万年生きてきたか知らないけれど、こんな時代は普通じゃないってことがわかっていれば、これから先、世の中がどんなに不景気になろうと、慌てふためくことはない。

超思考
北野武著



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非常に大切なお話だと思っております。
自身の両親、御先祖から学ぶ。そう思えますのはホントに極々最近です。視野を広げちょっと目先変えてみたら感謝もするし、在り方も整って行動もしやすくなると思う。



20171229

2017-12-29 07:10:19 | 日記


自己が時の流れの中にあるのではなく、
自己が時をあらしめて居る。自己は生命なる故に、世界の生命なる故に。流るる時を、我が時として奪ひ取つてくるのである。
時に支配されるのではなく、時を支配するのである。だから、ここにこの事物あらしめることは、世界をあらしめることであり、世界としての、自己の表現である。
要するに一即多・多即一といふことが、生命の真相であるといふのである。

正法眼蔵三巻抄
毎田周一撰集 9



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葉隠、武士道にも通じるのかも知れませんが、
自分で決めて生きる。死ぬタイミングすら
自分で決める。そして、これは決して
マイナスの意味ではなく、前向きに生きるための心構えである。
問答を書いている様ですが、内観している時の感情の動きの様な気がいたします。


20171228

2017-12-28 01:28:03 | 日記


人々は、無論ものごとを疑ふことはある。
一切の事物の根底迄も明ら得たものが誰かあらう。
誰も本当のところは解らぬのである。
この解らぬ色々な事物を、わからぬ故に、人々は疑ふ。いつも半信半疑な目でもつて
事物をみてゐる。
たとへば、徹底的に解らないと、愚禿親鸞のやうに決着もしない。

正法眼蔵三巻抄
毎田周一撰集 9


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その通りだと思います。読んでいて笑いそうになりますね。あるある。
ただ、ここが重要で自分の調子を計るバロメーターでもあります。





20171227

2017-12-27 02:31:09 | 日記


物事や事が生まれ、変化を伴いながら成長していくこと。それが「いやさか」です。
その状態は、生命力に満ち、堂々としていて、はれやか。澄みわたる秋の空のように天晴れた状態、つまりあっぱれな状態のことです。エネルギーが満ち溢れ、生命力が顕現した在り様です。
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神とは「働き」、つまりは宇宙の働き、自然の働き、生命の働きのことと言っても良いので。私たちもまた、他のために働く、つまり傍を楽にする。その働いている姿それ自体が神の現れなのです。

神ながら意識
矢加部 幸彦著
store@dokusume.net



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「いやさか」「弥栄」ええ言葉だな。
「働く」つまり、傍を楽にする。これも
最高。神社へまいりまして手を合わせ
たくなってきますね。