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邪魔とか、迷惑とか言ってないよ

2014-08-21 16:54:44 | 日記

聖君は黙り込んだ。でも、またひまわりのことをしっかりと見て、
「邪魔とか、迷惑とか言ってないよ。ただ、俺は桃子ちゃんの旦那なの。桃子ちゃんのパートナーなの。ひまわりちゃんのそばにいるのは、俺じゃなくって彼氏のほうでしょ?って言ってるんだ」
と、冷静に言った。
 旦那!パートナー!うわ。なんだか、聞いてて顔が…。
「桃子ちゃんもさ、赤くなってないでしっかりと聞いてね」
「え?う、うん」
 わ~~。今の聖君、かなり本気モード。それを聞いて、ひまわりの顔つきが変わった。
「ごめんなさい」
 ひまわりがいきなり、謝った。
「え?」
 私はびっくりしてしまった。
「お姉ちゃんが羨ましかったんだ。だって、こんなに素敵な人と結婚して、大事にされてるから。だから、同じくらい、大事にされたいって思って」
「俺から?彼氏からそう思われたいってならないの?」
「…」
「ひまわりはね、そういうところがあるのよ」
 客間から、母が話を聞いていたようで、現れた。
「え?そういうところって?」
 聖君が聞いた。
「桃子のものを欲しがるの」
「…え?」
 聖君はちょっと驚いていた。
「きっと、今までそうやって、なんでも手に入れちゃったのよね。桃子、いっつもひまわりが欲しがると、自分は我慢して、ひまわりにあげていたから」
「…」
 聖君は私を見た。
「甘やかして、育てちゃったかな」
 母がそう言って、ため息をついた。
「そ、そんな、私、お姉ちゃんのものなんて欲しがってない」
「そう?自転車は?ピアノは?ピアノを習いだしたのは桃子なのに、あんたが欲しがったから、桃子、譲ってピアノもやめたじゃない」
「だって、お姉ちゃん、もういらないよって言ったから」
「あんたが欲しがったからよ」
 母はそう言うと、リビングのソファーに座った。
「それから、幹男君もでしょ?桃子と仲良くしてて、あんたやきもち妬いて、やたらと幹男君の気を引こうとしてたじゃない。今の聖君みたいに」
「そ、そんなことない。私だって、幹男君が大好きで、幹男君も可愛がってくれたんだもん」
「でも、あんたはすぐに、他のものがよくなるのよね」
「え?」
「本当に欲しいものじゃないから、すぐに他のものに目移りするの。ピアノも3ヶ月でやめた。自転車も、どこかになくしてきた」
「…」
 ひまわりは泣きそうだった。
「もう、本当に自分が欲しいものや、好きなものを見つけなさいよ」

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