日本福音ルーテル恵み野教会

日本福音ルーテル恵み野教会のブログです。

礼拝は、毎週日曜日午前9時より

6月18日 聖霊降臨後第2主日

2017年06月19日 | 活動の様子

6月18日 聖霊降臨後第2主日の報告です。

 

教会の暦は聖霊降臨後の時期を迎えました。一年の中で最も長い暦となる聖霊降臨後の時期は、教会の典礼色は緑になります。

新米牧師である恵み野教会の在住牧師は、前日から初めてつけることとなる新品の緑色のストールを見てはワクワクしていました。

なぜかというと、牧師は緑色のストールが一番肌触りがよく、気に入っていたからです。

しかし、通常ストールを触ることなどない教会の方々にはその違いがわかるわけもなく、「いい肌触りですね」などと言って下さる方は当然一人もいませんでした。牧師は「そりゃそうだろう」と思いながら、少しだけ落ち込みました。

一人浮き沈みしていた牧師を除き、今日もいつも通り、恵み野教会は主日礼拝に与りました。

 

 

本日与えられた福音はマタイ6章24~34節でした。

「『何を食べようか』、『何を飲もうか』、『何を着ようか』と言って、思い悩むな」という言葉が有名かもしれません。

しかし、思い悩むなと言って悩まずにいられるほど、人間は器用ではないと牧師は言います。

何を隠そう、この福音を説く役目が与えられた牧師は実は極度の寒がりであり、気を抜いているとすぐに寒くなる北海道では、毎朝真剣に天気予報と向き合い「何を着ようか」と思い悩んでいるのです。

そんな牧師だからこそ、「思い悩むな」という言葉から何を語ればよいのか、とまたさらに悩み、神の言葉を守れないという新たな悩みが付け加えられながら、御言葉の解き明かしに悩まされたのです。

「何を食べようか」「何を飲もうか」「何を着ようか」という日常の中で当然起こる行動ですら悩むのですから、私たちはどんなことにも悩んでしまう。人間はそのようにして、悩みながら生きていく動物であると牧師は語ります。

では私たちには不可能な次元にあるけれども理想をそこにおくためにイエス様はこのような発言をしたのでしょうか。

そうではありません。

イエス様は、そのように「悩む」という行動を廃棄せよというのではなく、むしろそこに現れる罪を見ているのです。

私たちが悩む時、そこには不安や恐怖や葛藤が入り込んでくるときでもあります。

「神様が助けてくれる」「神様が導いて下さる」と口では言っていても、結局は不安になるし、怖くなるし、葛藤することになる。

突き詰めれば、私たちは神様を心から信頼することなどできないのです。その罪を私たちは抱えているのです。

ではその罪をどうすればよいのか。

残念ながら私たちにはどうしようもできません。絶望するほかないのです。

信頼することができず、「思い悩む」私たちであることをイエス様は指摘しているのです。

その私たちにイエス様は語ります。「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。」と。

神様が常に私たちを支配して下さり、私たちを義しい者として下さる。そのことを信じ続けていくことをイエス様は求めているのです。

むしろ、求めて良いのだと言っているのです。

イエス様を裏切り、信頼しきれない私たちに、何度でも何度でも赦しを与え、悔い改めへと導いて下さるのです。

そこから愛が語られる時、私たちは本当の豊かさに満たされていくのではないでしょうか。

その豊かさを私たちが抱えるとき、私たちを襲う思い悩みから解放されていくのです。

きっと悩みはこれからも尽きないでしょう。人間、生きていれば悩むのです。きっと牧師も次の日の朝になれば「何を着ようか」と真剣に悩むでしょう。

けれども、常に私たちを導いて下さる神様に信頼していきましょう。その時に、「思い悩み」は「愛の探求」へと変えられていくのです。

 

 

次回の礼拝予定です。

6月25日聖霊降臨後第3主日  9:00~  

司式説教:日笠山吉之牧師  説教題「愚かな人」

 

次週礼拝後、「賛美歌練習」「掃除」「アウグスブルク信仰告白を読む会」があります。『アウグスブルク信仰』は22ページからです。

ぜひ教会へお越しください。

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