Good News

その日の説教で語られる福音を、ショートメッセージにしました。毎週更新の予定です。

4月23日のGood News

2017年04月24日 | Good News
「聖霊を受けなさい」(ヨハネによる福音書20章19〜23節)

イースターの夕方の出来事です。弟子たちは、イエスさまを十字架に追いやったユダヤ人たちを恐れて、家の戸に鍵をかけていました。彼らは不安と不信、恐れに閉ざされていたのです。然り、彼らはそんな心の中を誰からも覗かれないように、家の戸だけでなく、心の扉まで閉ざしてしまったのです。

そんな弟子たちの所へ、十字架の死から復活されたイエスさまが現れました。しっかりと鍵をかけた筈の家の戸もなんのその、弟子たちが閉ざしてしまった心の扉もなんのその、イエスさまは彼らのところに来て、すべてを開かれたのです。そして、弟子たちの真ん中に立たれると、言われました。「あなたがたに平和があるように」。この復活者の第一声を聞いた弟子たちは、我が耳を疑ったのではないでしょうか?というのも、彼らは十字架を背負われたイエスさまに最後まで従うことが出来ず、イエスさまを裏切り、イエスさまを見捨ててしまったからです。また、イエスさまが復活されたという知らせをマグダラのマリアから聞いても、到底信じられない不信仰のただ中にありました。恐れと自己嫌悪と不信仰に満たされていた弟子たち…そんな彼らが復活されたイエスさまから聞いた最初の言葉がこれでした。つまり、イエスさまは弟子たちの裏切りや不信仰や恐れを一切とがめることなく、かつてと同じように、彼らのために「平和があるように」と祈って下さったのです。このイエスさまの愛!弟子たちの心変わりにもかかわらず、徹頭徹尾変わることのないイエスさまの真の愛に接して、弟子たちは変えられていきます。

弟子たちの暗かった表情が輝きを取り戻し、心の扉が開かれると、イエスさまは重ねて言われました。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」弟子たちは、「父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす」と言われたイエスさまの御言葉に、更なる喜びと驚きを隠せなかったでありましょう。というのも、この御言葉は、福音の宣教のために弟子たちを派遣するというイエスさまの委託−イエスさまの彼らへの深い信頼の現れに他ならないからです。「わたしはあなたがたを遣わす」。弟子たちは、今や、真のイエスの弟子として、イエスの福音を宣べ伝える者として、遣わされて行くのです。これは、いわば弟子としての再召命です。今度こそ、彼らは人間をとるまことの漁師として遣わされて行くことになったのです。キリストの御言葉を伝えることによって、人の魂に触れ、神の救いへと導く真の漁師として。この主イエスの信頼に答えて、弟子たちはもはや二度と主を裏切ることはありませんでした。私たちもまた弟子たちと同じように、イエスさまから赦され、愛され、祈られ、そうして福音を伝える者として遣わされていくのです。
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