こんにちは!
インターン生の垂水です
19日(火)、朝日新聞社編集委員の竹内敬二先生より
『変わるか? 日本の「国際会議ベタ」』のテーマでお話して頂きました。
講義内容のおさらいと、私の感じたことなどを書いていきます

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<<講義内容おさらい>>
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地球環境問題は地球に暮らす人間全員、つまり市民の問題です。
問題解決のためには市民が参加し、納得しなければなりません。
国際会議は世界中の多くの人々から見られており、
そこでの振る舞いが国の評判や品格を決めてしまいます。
しかし日本は、パフォーマンスが上手ではありません。
その理由として、日本がマルチ交渉に慣れていないこと、
交渉言語の英語が不得意であること、
地政学的な位置が悪く、日本の「友人」の国がいないこと、
国内での準備が不足したまま会議に臨んでいることの4つです。
現在、国際会議で強いとされているのはEUです。
EUは巨大なグループのうえ、価値観を共有するために毎日会議が開かれています。
つまり、国際会議の予行演習が出来ているのです。
さらにEU同士だけでなく、EU+途上国で協定を結び、それが強さに結びつきます。
また、自らの負担を受け入れ、先進的主張を掲げているため
国際会議では主導権を握ることができるのです。
日本の問題点は、将来を見据えた政治的意思がないこと、
政権交代による大きな転換がないこと、
産業界への過剰な配慮、
国内議論が遅いので国際会議の流れに乗れていないことが挙げられます。
世界の環境ビジネス市場をとることは必要な戦略ですが、
日本は技術が高くても売るのが上手ではありません。
国民の環境意識は非常に高い国ですが、
国内で力を持っている産業界への過剰な配慮があって、目立った環境政策がありません。
高い環境意識を強みに、国内議論を活性化させる必要があります。
日本はこれから、行動が尊敬される中規模の国にならなければいけません。
*詳細のレポートはこちらからご覧になれます。
(レポート掲載までに時間がかかる場合がありますので、ご了承ください。)
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〜欧州の自然観は「眠れる森の美女」〜
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自然を管理する、という欧米の考え方に対し
日本は有りのままの自然を愛でるという文化を持っており、
欧米とは自然観が異なります。
竹内先生は、欧州の自然に対する考え方は
グリム童話「眠れる森の美女」に表れている、とおっしゃっていました。
魔女の呪いで眠ってしまったお城は、100年の間でイバラに囲まれ
人が出入りできなくなってしまいます。
つまり、放っておくと自然は人の手には負えなくなるという考えが
物語に表れている、ということだそうです
日本では、自然を愛でる描写が物語によく出てくると感じます。
昔話を読むと、その地域の文化がさりげなく描かれていて、面白いですね。
次から昔話を読むときは、環境の描写がどのように書かれているか
少し注目してみようと思います。
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〜日本には「友人」がいない〜
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強い地域はグループで活動していますが、日本が含まれる東アジアは
太平洋戦争の歴史や情勢が不安定である等の理由で、地域としての一体感がないそうです。
アメリカに弱く、先進をいくEUには反発ばかりして、
途上国にはあまり真面目に取り合わない。
その3点が、日本に「友人」がいない理由ということです。
確かに歴史を学ぶと、日本は近隣の国に酷いことをしてきたと感じます。
しかし欧米では、かつての植民地と仲良くしている国も多くあるそうです。
それを思うと、東アジアの国でも
日本の対応次第でこれから「友人」になれる国もあるのではないでしょうか。
日本は、国民の環境意識が非常に高い国だそうです。
もっと他国と連携し、意識だけでなく行動でも示していけるようになってほしいと思います。
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〜EUが強いわけ〜
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国際会議で目立つ国の条件として、
1.大国であること
2.小国でも新しい理念で存在を示すこと
3.小国でも反対ばかりして会議を乱すこと
以上がありますが、日本はどれにも当てはまらないということでした。
日本は、太平洋戦争の歴史だけでなく、現在でも領土問題や朝鮮半島の問題など
同じ東アジアの国々と確執が多くあります。
それが国際会議の場で、交渉がうまくいかない理由のひとつとなっているそうです

一方でEUは、巨大なグループであるにも関わらず、同じ価値観で活動しています。
どこかの国が良い取り組みを始めたら他の国もそれを見習い、
7年後にはEU各国の法律になるそうです。
他にも環境対策の第一号条約である長距離越境汚染条約を締結したり、
先進的主張を掲げて国際会議で主導権を握ったりと、
自らの負担を受け入れ、先進的主張を掲げているそうです。
国際会議のニュースなどを見ていると、どの国も自国の負担が増えることには反対します。
環境保全も大切ですが、国としては国民の生活も守らなければいけないことも考えると、
自らの負担を増やしてリーダーシップをとり、環境問題の解決に向かうというのは
望ましいけれど、理想論でしかないのかもしれない、と思っていたのですが
それをEUが実践していると聞いて、衝撃でした
日本はEUに対し反発ばかりしているそうですが、
見習わなければいけない部分もあると思います。
そこから日本に合った政策に発展できたら、
「行動が尊敬される中規模の国」になれるのではないでしょうか。
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今回で市民講座のパート3は終了です。
次回から、とうとう最後のパート
「NPO・NGOが動かす世界」がテーマのパート4が始まります
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市民のための環境公開講座 パート4
NPO・NGOが動かす世界
〜NPO・NGOと企業のパートナーシップ〜
11月9日(火) 長沢恵美子氏 (社)日本経団連事業サービス 総合企画・事業支援室 室長
「NPOと企業の協働は社会を変えるか?」
11月16日(火) 日比 保史氏 コンサベーション・インターナショナル アジア政策担当
「NGOが動かす世界〜NGOと企業のパートナーシップ〜」
12月7日(火) 枝廣 淳子氏 環境ジャーナリスト・翻訳家/ジャパン・フォー・サステナビリティ共同代表
「「不都合な真実」を超えて〜NPOの役割と新しいパートナーシップの台頭〜」
http://www.sjef.org/kouza/kouza2010/index.html
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パート4もぜひご参加ください
インターン生の垂水です

19日(火)、朝日新聞社編集委員の竹内敬二先生より
『変わるか? 日本の「国際会議ベタ」』のテーマでお話して頂きました。
講義内容のおさらいと、私の感じたことなどを書いていきます


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<<講義内容おさらい>>
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地球環境問題は地球に暮らす人間全員、つまり市民の問題です。
問題解決のためには市民が参加し、納得しなければなりません。
国際会議は世界中の多くの人々から見られており、
そこでの振る舞いが国の評判や品格を決めてしまいます。
しかし日本は、パフォーマンスが上手ではありません。
その理由として、日本がマルチ交渉に慣れていないこと、
交渉言語の英語が不得意であること、
地政学的な位置が悪く、日本の「友人」の国がいないこと、
国内での準備が不足したまま会議に臨んでいることの4つです。
現在、国際会議で強いとされているのはEUです。
EUは巨大なグループのうえ、価値観を共有するために毎日会議が開かれています。
つまり、国際会議の予行演習が出来ているのです。
さらにEU同士だけでなく、EU+途上国で協定を結び、それが強さに結びつきます。
また、自らの負担を受け入れ、先進的主張を掲げているため
国際会議では主導権を握ることができるのです。
日本の問題点は、将来を見据えた政治的意思がないこと、
政権交代による大きな転換がないこと、
産業界への過剰な配慮、
国内議論が遅いので国際会議の流れに乗れていないことが挙げられます。
世界の環境ビジネス市場をとることは必要な戦略ですが、
日本は技術が高くても売るのが上手ではありません。
国民の環境意識は非常に高い国ですが、
国内で力を持っている産業界への過剰な配慮があって、目立った環境政策がありません。
高い環境意識を強みに、国内議論を活性化させる必要があります。
日本はこれから、行動が尊敬される中規模の国にならなければいけません。
*詳細のレポートはこちらからご覧になれます。
(レポート掲載までに時間がかかる場合がありますので、ご了承ください。)
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〜欧州の自然観は「眠れる森の美女」〜
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自然を管理する、という欧米の考え方に対し
日本は有りのままの自然を愛でるという文化を持っており、
欧米とは自然観が異なります。
竹内先生は、欧州の自然に対する考え方は
グリム童話「眠れる森の美女」に表れている、とおっしゃっていました。
魔女の呪いで眠ってしまったお城は、100年の間でイバラに囲まれ
人が出入りできなくなってしまいます。
つまり、放っておくと自然は人の手には負えなくなるという考えが
物語に表れている、ということだそうです

日本では、自然を愛でる描写が物語によく出てくると感じます。
昔話を読むと、その地域の文化がさりげなく描かれていて、面白いですね。
次から昔話を読むときは、環境の描写がどのように書かれているか
少し注目してみようと思います。
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〜日本には「友人」がいない〜
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強い地域はグループで活動していますが、日本が含まれる東アジアは
太平洋戦争の歴史や情勢が不安定である等の理由で、地域としての一体感がないそうです。
アメリカに弱く、先進をいくEUには反発ばかりして、
途上国にはあまり真面目に取り合わない。
その3点が、日本に「友人」がいない理由ということです。
確かに歴史を学ぶと、日本は近隣の国に酷いことをしてきたと感じます。
しかし欧米では、かつての植民地と仲良くしている国も多くあるそうです。
それを思うと、東アジアの国でも
日本の対応次第でこれから「友人」になれる国もあるのではないでしょうか。
日本は、国民の環境意識が非常に高い国だそうです。
もっと他国と連携し、意識だけでなく行動でも示していけるようになってほしいと思います。
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〜EUが強いわけ〜
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国際会議で目立つ国の条件として、
1.大国であること
2.小国でも新しい理念で存在を示すこと
3.小国でも反対ばかりして会議を乱すこと
以上がありますが、日本はどれにも当てはまらないということでした。
日本は、太平洋戦争の歴史だけでなく、現在でも領土問題や朝鮮半島の問題など
同じ東アジアの国々と確執が多くあります。
それが国際会議の場で、交渉がうまくいかない理由のひとつとなっているそうです


一方でEUは、巨大なグループであるにも関わらず、同じ価値観で活動しています。
どこかの国が良い取り組みを始めたら他の国もそれを見習い、
7年後にはEU各国の法律になるそうです。
他にも環境対策の第一号条約である長距離越境汚染条約を締結したり、
先進的主張を掲げて国際会議で主導権を握ったりと、
自らの負担を受け入れ、先進的主張を掲げているそうです。
国際会議のニュースなどを見ていると、どの国も自国の負担が増えることには反対します。
環境保全も大切ですが、国としては国民の生活も守らなければいけないことも考えると、
自らの負担を増やしてリーダーシップをとり、環境問題の解決に向かうというのは
望ましいけれど、理想論でしかないのかもしれない、と思っていたのですが
それをEUが実践していると聞いて、衝撃でした

日本はEUに対し反発ばかりしているそうですが、
見習わなければいけない部分もあると思います。
そこから日本に合った政策に発展できたら、
「行動が尊敬される中規模の国」になれるのではないでしょうか。
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今回で市民講座のパート3は終了です。
次回から、とうとう最後のパート
「NPO・NGOが動かす世界」がテーマのパート4が始まります

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市民のための環境公開講座 パート4
NPO・NGOが動かす世界
〜NPO・NGOと企業のパートナーシップ〜
11月9日(火) 長沢恵美子氏 (社)日本経団連事業サービス 総合企画・事業支援室 室長
「NPOと企業の協働は社会を変えるか?」
11月16日(火) 日比 保史氏 コンサベーション・インターナショナル アジア政策担当
「NGOが動かす世界〜NGOと企業のパートナーシップ〜」
12月7日(火) 枝廣 淳子氏 環境ジャーナリスト・翻訳家/ジャパン・フォー・サステナビリティ共同代表
「「不都合な真実」を超えて〜NPOの役割と新しいパートナーシップの台頭〜」
http://www.sjef.org/kouza/kouza2010/index.html
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パート4もぜひご参加ください

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