吹奏楽の冗談

主に吹奏楽とクラシックについて好き勝手、気ままに書き綴ります

ピッチと音楽表現(1)

2016-10-16 19:00:15 | 音楽
たまに、やたらと純正律について語り出して、「やっと吹奏楽もここまできた」なんて盛り上がっている人がプロアマ問わず居たりする。
特に金管奏者に多いように思う。

私は正直なところ超がつくほどのアホなので物理は全くわからないのだが、一般的に振動数の比が小さい方が綺麗に音は響く(うねりが少なくなる)。

こう言うことが知られる一方で、我々が主観的に正しいと感じる音程は理論的に正しい音程から若干ズレていることも理解されていた。
例えば短二度、短三度はより狭く、長三度、五度、八度は広くなると行った具合である。

そこで我々の内在する音程感を調べるために、プロアマと一般人を集めて独唱をさせ、どのように平均律からズレているかを調べた研究がある。
吹奏楽の傾向から判断するに直近のカウンター的な研究かと思うが、調べられたのは実に1923年のことである。

例えばハ長調ではⅠ-Ⅴ/Ⅴ7-Ⅴなんて言うときにミーーーミファ♯ーファ♯ーソーーーなんて上昇系メロディでは同じ音でも二音目は微妙に高くなるなど、感情を込めた時にごく当たり前にやっている事が数値化されるのは非常に面白いものがある。
他にも様々な傾向が見られたので気になる方は是非調べて見てほしい。



たまたま歌の音取りをしていた時にピッチから相当にズレた音があるにもかかわらず、それに魅力的なものを感じたのでふとこんなことを思いを巡らせていた。

何事も必ず理論はそうだったとしても実学と結びつけることも時には大事なのではないだろうか?

またの機会に例を挙げて取り上げてみたいと思う。
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