平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録1月6日(火)

2015-01-06 11:11:22 | アマチュア無線

本日午前7時曇り2.6℃

【Meteor-M N2】3番目の画像が「B=0.7/1.1」画像です。Smooth Meteorで大きくしてあります。画像の処理は3番目で終わりでなく、4番目(一番右)の画像は、JA0CAWさんがJtrimというフリーの画像処理ソフトを使ってイメージを膨らませたものです。なるほど…。Tnx.

黄海の細い筋雲がチェジュ島にまで掛かっています。寒そう。黄海の奥、北朝鮮の西からせり出しているのが遼寧半島、大連があり、先端には旅順港、二百三高地2002年に大連に行った時、二百三高地の石を記念に持って帰りました。

ロシアの気象衛星「メテオ-M N2」受信を試みて来ました。しかし、最終生成画像で、どうしても筋が入ってしまって、本来の画像になりませんでした。今日、午前中の2つのパスで何とか筋の入らない画像が取得出来ました。「違うFCDで受信したら、筋が出なくなった」が結論ですので、当Blogが使っている「FCD Pro」に何かしらの問題があったことになります。内部の異常発振内部ノイズIQ.wav受信時の位相ずれ、などが考えられます。恐らく直すことは出来ないでしょう。ただ一つ、IFのレベルを上げて受信してみれば、この筋を打ち消すような作用が働くことも考えられます。試しどころです。違うFCDはローカルのJH1OKL局からお借りしたものです。Tnx. 「FCDPro+」◆Pro+は初段LNAのゲイン調整はなく、IFのゲイン調整が付いています。デフォルトは0dBですが、これを20dBにして受信しました。従来どおり2m用アンテナ直下型プリアンプ(公称ゲイン25dB)をON この状態で受信すると録音IQ.wavファイルの波形がフルスケールです。今まで細い横一本線のような状態でしたから、相当ゲインを高く受信していることが分かりました。フルスケールでは高すぎの感がありますが、どうしても出てしまう衛星からのノイズを打ち消す作用があるかも知れません。ただ、高すぎはどうでしょう。左側が初期苦戦中の受信レベル、右側が本日10:07のパスの受信レベルです。これくらいのレベルで受信出来たらとずっと思っていました。

FCDPro+は、Contorol画面がProとはちょっと違います。IF Gain調整が1つしかありません。初段のローノイズアンプリファイアーも使うか使わないかで、ゲイン調整はありません手持ちのFCD ProではIF Gain調整が6か所あって、137.100MHzに合わせておいて、全てのゲインを最大にしたら、発振が起きました。ゲインを上げれば良いというものでなく、どの程度にするかは、IQ.wavファイル再生時に受信したレベルを振り返って判断するしかないと思えます。

コメント (4)
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