噛み合わせと100歳までの健康法

100歳まで健康でいるには咀嚼と呼吸が充分行われてよく歩き心が前向きで明るくあれば血流の流れ良く生命は長らえます。

原書「大和医学」発刊によせて

2008-10-03 04:38:36 | Weblog
堀江糾先生が亡くなられてから早くも1年半の月日が流れてしまいました。先生は、長年、西洋医学の外科医として、常に患者さんの為に努力された結果、結論として手術や投薬では患者さんを病から救えないという思いを持たれ、体の歪みを未病の内に調整するには歯科医がもっと自覚を持ち、より積極的に全身の健康を考えた治療体系を持つ事を求められました。
外科医としての手の動きを保証されないため、交通事故で肋骨が肺に刺さった状態のまま自然治癒させた後遺症があり、体の歪みを身をもって体感されたことと思います。
いつも言われていたことですが、事故などの緊急の場合を除いては体のバランスを保つこと、特に食事療法と患者さんヘの考え方の指導で健康を維持する事ができると常に説いておられました。
堀江先生の最後の歯科の主治医として治療をさせていただき、その合間に歯科医ヘの期待を語られていた事は今も記憶に新しく感じられます。
術者の思いのコントロール次第で、患者さんに与える影響は計り知れず治療効果を左右する事などをふくめ、私が教えていただいた数々の教えを基に大和医学を生かした歯科治療体系を早く確立したいと感じておりました。
咬合バランスを調整する事、歯科的にいわゆる早期接触を解決する事や抜けた歯を放置する事から起こる問題ヘの対策、高かったり低かったり凸凹状態の修復物から起こる問題の解決、歯列不正や親知らずの萌出から起こる問題、それらにどう対処するか、それらがいかに体の歪みを引き起こしているかについてを、広く一般の方へ理解を深め、真面目な歯科治療を求める患者さんを増やし、歯の重要性を伝えることが今の自分の課題として考え研究活動をしております。
また、あまり知られてはいませんが口の中には東洋医学的なつぼがあり、マッサージやブラッシングに適切に応用していくことも大切な今後の課題です。
元々、東京歯科研究会の金子暁会長と、共同研究の場として東京歯科研究会臨床研究所を立ち上げ、より質の高い咬合治療を目指す先生方を対象に個別指導、臨床指導を主に自院(グリーン歯科医院)のスタッフ及び東京ドラリアム(東京歯科研究会の母体の歯科技工所)との連携でセミナーを行っていた経緯がありましたので、研究所の根幹となる大和医学をベースとした医の心を考える会として堀江先生の大和医学研究会を継承者として再開する運びとなりました。
研究会としての活動の第一段階として、堀江先生の原著をそのまま世に出す役割を荷っている私として、できる限り元本に正確な形で発行しようと思いました。この本を用いて、それぞれの読者がそれぞれに解釈したものを話し合う場としての抄読会を開催できたらと思う次第です。
堀江先生が歯科医に伝えたかった 歯科医だからこそ見逃してしまいがちな顎関節や口腔周辺と全身症状の関連や、歯科医にしかできない全身に良い影響を与える歯科治療というものを、私なりに歯科の先生方だけではなく広く一般の方に伝えていく活動の一歩として行けたらと思います。
平成18年2月26日
        大和医学研究会主宰 伊禮祐子

ジャンル:
健康づくり
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