パンの仏道日記

仏道の思いを自由気ままに、勝手に記す。
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水谷建設元幹部の証言には信用性に疑問あり

2010-01-26 21:28:29 | 検察
この前のサンプロを見た人なら、既にご存知であろうと思う。
怪しい。水谷建設の証言。

以前のエントリーで、紹介しましたが、再度、郷原さんの見解を挙げているブログを以下、リンクを貼っておく。その信頼性の疑いありの説明の箇所も引用させていただく。

Web Iwakami 岩上安身HP - Web Journal ニュースのトリセツ - 検察とマスコミは、すみやかに「正常化」を~郷原信郎弁護士緊急取材1
昨日(1月19日)の、毎日新聞の夕刊にも談話形式で原稿を出しましたが、そこでも述べたことですけど、水谷建設から5000万円の裏金が支払われたという、水谷建設元幹部の証言には信用性に疑問があり、それで公判を維持してゆくのは、まず無理です。公判には耐えられません。

 この元幹部の贈賄容疑で立件された佐藤栄佐久前福島県知事の汚職事件の控訴審判決で、「賄賂性はゼロ」と断定され、無罪に近い司法判断が下されています。また、この幹部は実刑判決を受けて受刑中であることを考えると、仮釈放欲しさに検察に迎合する可能性があり、この証言を持って、あっせん収賄の核心の証拠とするのは、危険すぎます。


Web Iwakami 岩上安身HP - Web Journal ニュースのトリセツ - 検察とマスコミは、すみやかに「正常化」を~郷原信郎弁護士緊急取材3
石川議員の逮捕前から行われている本件に関連する報道の中によると、今回の捜査の対象になっている中心的な事実は、水谷建設が国発注のダムの工事受注の謝礼として5000万円を小沢氏側に渡したと社長が供述していることのようだ。しかし、その事実が今回の陸山会をめぐる疑惑の核心であり、石川議員の逮捕もその事実の解明が目的だというのであれば、それが逮捕事実として明示されるのが当然である。それが行われず、収入総額の過少記載などという不特定の事実で逮捕されたのは、検察当局も、この5000の裏献金についての水谷建設の社長の供述の信用性を疑問視していて、その事実の立件は困難と考えているからではないか。

 供述の信用性に関する重要な問題の一つは、同社長の贈賄供述で立件された佐藤前福島県知事の汚職事件の判決の認定だ。知事の弟が経営する会社の所有する土地を時価より1億7000万円高く購入して「1億7000万円」の賄賂を供与したという事実で現職の知事が逮捕・起訴されたが、一審判決で賄賂額は7000万円に削られ、控訴審判決では「賄賂額はゼロ」という実質的に無罪に近い判断が示された。また、同社長が脱税で実刑判決を受けて受刑中であることからすると、仮釈放欲しさに検察に迎合する動機も十分にある。これらは同社長の供述の信用性に重大な問題があることを示すものであり、その供述を今回の一連の事件の核心的供述として扱うのは極めて危険だ。


サンプロの動画も見つけました。全編あり。ここでは、その水谷建設の疑いの部分のみ、以下、紹介。
小沢氏vs検察 (郷原vs宗像だよねぇ~) Part3/6

財部さんの、五千万円の金額はゼネコンの世界で通常、ありえないという発言も参考になる。

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