日本共産党酒田地区委員会のブログ

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繰入金に頼っているから 酒田市立八幡病院は診療所に?

2017-04-05 | 「活動ニュース」より
公立病院はどこも赤字 酒田市は国がいうままの行政でいいか

八幡病院が「酒田市からの繰入金に頼っているから病院として存続できない」って、ホントでしょうか? 八幡病院と地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構(以下「山形県・酒田市病院機構」という)の財政を比べたら、どっちが健全でしょうか?

 2007年の総務省「公立病院改革ガイドライン」は財政が悪化している公立病院を、統合廃止や、独立行政法人化して自治体財政から切り離そうとするものです。全国で公立病院の閉鎖が大きな問題になっています。

 酒田市は2012年に「市立八幡病院の改革プラン評価委員会」をつくりました。評価委員会は、酒田市医師会長、山形県・酒田市病院機構の役員2人、八幡地区から2人の計5人で構成されています。2014年に評価委員会は、「出来るだけ早い時期に、山形県・酒田市病院機構へ経営統合することが望ましい」との答申をおこないました。
 その「評価書」のなかに次のような委員の意見が記されています。

 「(八幡病院は)医業外の繰入金に頼った経営。人件費率が7割を超え、繰入金の比率が3割近い状態での長続は難しい。国の財政難で、今後の交付税が引き下げられるのは間違いない。その中では、今のやり方では立ち行かなくなる」
 つまり八幡病院は、酒田市からの繰入金に頼った経営をしているから、今のままでは存続はできない、だから診療所にするというのです。
 
 県内の公立病院の経営をウラ面に記載しました。県内の町立病院を含む全ての公立病院は繰入金に頼っていて赤字です。山形県・酒田市病院機構(ウラ表3)も毎年15億円もの交付金をもらっても、6億円の経常黒字しか出していません。それに対して、八幡病院(ウラ表1)は財政的にも健全で今までどおり存続経営できます。

 県内全ての公立病院は全て赤字経営です。しかし酒田市のように診療所にするなどという自治体は今のところありません。酒田市と他の自治体の違うところは、地方公共団体としての役割を果たしているかどうかの違いではないでしょうか。

 地方公共団体は①住民の福祉の増進を図る、②地域における行政を自主的に実施する、と地方自治法に書かれています。福祉の増進のために住民の声に耳を傾け、国がいうままの行政ではなく自主性を発揮し、「八幡に住んで良かった」と喜ばれる地方政治をするのが酒田市の役割ではないでしょうか。

自治会長会の申し入れ(抜粋)

八幡病院の存在意義がないがしろにされ、費用対効果で決められようとしている
合併10年も経たないうちに「改革プランの点検評価」がまとまり、その経過や理由など、地域住民はもとより関係者に対しての十分な事前説明もなく、「病院存続は難しいことから出来るだけ早期に診療所化すること」の方針が示されました。

 このことはまさに青天の霹靂で、住民意思を忖度せず、歴史的経過、地域事情等をまったく度外視した、行政主導の進め方といわざる得ません。しかもその内容たるや、先行きが極めて不透明であり、存在意義がないがしろにされ、存在価値にいたっては、効率や経費の負担軽減を尺度とした、まさに費用対効果で決められようとしている、との考えを禁じえません。

 大多数の地域住民と手を携え、現市立八幡病院の存続をはじめとする医療福祉の充実を強く要望するものであります。        2016年5月







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