元衆議院東京2区の泡沫候補・千葉 潤のきょうのひとこと

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「どこに消えたか!」(2016/10/16)

2016-10-16 12:16:08 | 日記
きょうは2016/10/16(日)です。

「どこに消えたか!」(2016/10/16)

「我先に 支援をねだる 醜さよ 謙虚な姿勢 どこに消えたか!」-。

東京オリンピック・パラリンピックの予算が当初よりも大幅に増えたために東京都の調査チームが小池百合子都知事に提案した一部競技会場の変更案などの波紋が広がっています(→参考:2016/10/15付、2016/10/14付、2016/10/13付、2016/10/12付、2016/10/10付、2016/10/9付、2016/10/8付、2016/10/7付、2016/10/6付、2016/10/5付)。何度も繰り返していますが、私は、東京オリンピックのボート競技などの会場を東京都江東区に新設予定の「海の森水上競技場」から宮城県登米市の長沼ボート場に変更するなどという「単なる思い付きレベルの無責任な提案」には断固反対です。どうしたら2020年の東京オリンピックをより良い大会にして成功させることができるのかという発想ではなく、単なる経費削減のために思い付きレベルの発想で変更しようとするのはあまりにも愚かです。

きのう10/15に小池百合子都知事は宮城県登米市の長沼ボート場などを視察しました。多少の批判を覚悟の上であえて率直に言わせてもらうのならば、一部の人間たちの異常なまでの期待感の高まりには強烈な違和感を覚えます。あの東日本大震災とその後の津波被害から5年以上が経過しても自分たちだけが「被災地」や「被災者」であるという意識が少しも薄れていないどころか、東日本大震災直後よりも精神的な余裕がなくなってかなり身勝手な状態になっているようです。東日本大震災直後には自分自身も被災者であるにもかかわらず、自分よりももっとずっと大変な状況にある他の被災者のために献身的に働いている人たちが本当にたくさんいたものです。それぞれの被災者が我先に支援を求めても全く不思議ではないような状況の中でも多くの被災者が自分よりももっとずっと大変な状態にある他の被災者のことを考えている…。そうした謙虚な姿勢が日本全国だけではなく世界から高く評価されたこともあったのです。当時は「被災地」と呼ばれていた宮城県仙台市で生まれ育った一人の人間としては宮城県や東北の人たちのことを心から誇らしく思ったものです。あの謙虚な姿勢はいったいどこに消えてしまったのでしょうか? 東京オリンピックの競技会場変更問題を通じて「被災地」や「被災者」だからと当然のように我先に「復興」のための支援をねだる醜さを連日見せつけられるのには本当にうんざりさせられます。

そもそも「被災地」などの勘違いした人間たちが掲げている「復興五輪」などというものは様々な意味で現実味を感じられない内容になっているのです。いったいどうして「宮城県登米市」だけに「ボート・カヌー競技」の会場だけを変更すると「復興五輪」ということになってしまうのでしょうか? あくまでも念のために確認しておきますが、宮城県登米市というところは「被災地を代表する象徴的な場所」ではないはずです。そして宮城県登米市というところは東京から遠いだけではなく「被災地を代表する象徴的な場所」からも実は近くはないのです。それにもかかわらず、なぜ「復興五輪」などと称することができるのでしょうか? 仮にも「復興五輪」などという名称を使いたいのならば、例えば、宮城県、福島県、岩手県などが一致協力して、競技会場の建設費などが当初よりも大幅に膨らんだ競技のすべてをまとめて宮城県、福島県、岩手県の会場に変更する提案をするぐらいのことは最低でもやらなければならなかったはずなのです。そうしたことすらも全くせずにもっともらしく「復興五輪」を掲げて我先に支援を求めるのはあまりにも身勝手で醜い状態だと言わざるを得ないのです。

くどいようですが、オリンピックというものは開催地の利益ではなく、オリンピックに参加するすべての人たちのことを第一に考えるべきなのです。オリンピックというものは「被災地」が「復興五輪」などの「スローガン」を掲げてもっともらしく「被災地」や「被災者」の身勝手な「思い入れ」などを世界中に押し付ける機会ではないはずです。いったいいつまで「被災地」や「被災者」であり続ければ気が済むというのでしょうか? 東日本大震災とその後の津波被害から5年が経過しても10年が経過しても「被災地」や「被災者」とまだ言い続けるつもりなのでしょうか? いったいいつまで「被災地」や「被災者」だから何とかという類の「甘え」が通用するのでしょうか? そして「被災地」に「復興五輪」などというものをばらまいて本当に東京オリンピックが成功するのでしょうか?  「被災地」や「被災者」や「復興」などというもっともらしい言葉を見て思考停止するのではなく、一度立ち止まってじっくりと考え直してみる必要があります。この問題についてはまた取り上げることにします。

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