元衆議院東京2区の泡沫候補・千葉 潤のきょうのひとこと

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「離れられない?」(2017/3/30)

2017-03-30 09:07:28 | 日記
きょうは2017/3/30(木)です。

「離れられない?」(2017/3/30)

「もう既に 離れられない 間柄? 『欧州なし』も… 『英国なし』も…」-。

英国のメイ首相が3/29に欧州連合(EU)から離脱する意思を通知しました(→参考:2017/1/18付。EU基本条約を修正する「リスボン条約」で離脱手続きを定めた50条に基づく。メイ首相はブリュッセル駐在の英国大使を通じてEUのトゥスク大統領に書簡を送る。今回の通知によって離脱に向けた原則2年間の交渉期間が正式に開始。そして2年間で離脱に関する協定を締結できなかった場合にはEU法の適用は停止へ。ちなみに全加盟国の同意で交渉期間は延長可)。

以前も書きましたが、やはり欧州連合(EU)は統合を急ぎすぎたのだろうと思います。EU加盟国の間にはあまりにも大きすぎる「経済格差」が存在することは偽らざる現実なのです。そしてそんなあまりにも大きすぎる「経済格差」が存在する状態でヒトの移動を自由化すれば、多くの人たちが雇用や豊かな生活を求めてEU域内の経済の低迷が続く国から英国やドイツやフランスのような経済的に豊かな国になだれ込んでいくのは目に見えているのです。そして短期間のうちにある国に移民や出稼ぎ労働者が大量に流入するということは、その国の社会を破壊するということを意味することになるのです。どんなに少なくとも今現在は英国でもその他の欧州連合(EU)の国でも自分たちの国の社会を破壊してまで欧州連合(EU)を守ったり発展させたりしようとする人たちは圧倒的な少数派なのだろうと思います。そういう意味では欧州連合(EU)から離脱しようという英国に同情的な考え方も決して少なくはないのだろうと思います。しかし、もしも英国の欧州連合(EU)からの離脱が現実のものになるのならば、離脱もまた英国やその他の欧州連合(EU)の国の社会を破壊することになる可能性が極めて高いのです 。

多少の誤解を恐れずにあえて大雑把な言い方をすれば、もう既に英国と欧州連合(EU)諸国とは互いに離れられない間柄になっているのではないかと思います。少なくとも経済や社会の現状を見れば、「欧州連合(EU)抜きの英国」も「英国抜きの欧州連合(EU)」も想像することも非常に難しい状態になっているのではないかと思います。そしてもしも英国と欧州連合(EU)諸国が互いに離れられない間柄であるということを認識したり実感したりしているのならば、離脱交渉は遅々として進まない状態になり、可能な限り交渉期限の延長を繰り返して「現状維持」に限りなく近い状態がしばらく続く可能性もそれなりにあります。国際社会ではそうした「希望的な観測」を示したくなっている人たちは少なくないと思います。

確かに短期間のうちに移民や出稼ぎ労働者が大量に流入して社会が混乱する事態がたびたび起こっている最近の欧州連合(EU)諸国の状況を見れば、「バラ色の未来」を疑いなく信じて新たに欧州連合(EU)に加盟しようとする国はほとんど出てこないないのではないかと思います。もしも英国がまだ欧州連合(EU)に加盟していなかったとしたら少なくとも英国は欧州連合(EU)に新たに加盟しようとはしないはずです。しかし、英国は欧州連合(EU)に加盟してそれなりの年月を積み重ねてきているわけです。「積み重ねてきた年月」の重みというものは実は当事者たちが思っているよりもずっと重いものなのかもしれないと思います。そしてその「積み重ねてきた年月」の本当の重さや大切さに気付くことになるのは「離脱」が現実味を帯びたこれからなのかもしれないと思います。きょうのところはこの程度にとどめておくことにします。

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