元衆議院東京2区の泡沫候補・千葉 潤のきょうのひとこと

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「代替」(2017/12/14)

2017-12-14 21:39:02 | 日記
きょうは2017/12/14(木)です。

「代替」(2017/12/14)

「禁止して なくすことなど できるのか? 代替できる 何かが増える?」-。

きょうも個別具体的な固有名詞には触れないように注意しながら政治の現場における「目的」と「手段」の関係について別の角度からさらに考えてみることにしようと思います(→参考:2017/12/13付、2017/12/12付、2017/12/11付、2017/12/10付)。多くの場合には「目的」が正しいということはほとんどすべての人たちにはすぐに分かることなのだろうと思います。しかし、いくら「目的」が正しかったとしても、実現するための「手段」が致命的に間違っているのならば、「目的」を実現することはできないのです。とても重要なことなので何度でも繰り返しておくことにします。

例えば、地球上から「麻薬」とそれによる被害をなくそうとする場合には、医療行為などの一部の例外を除いて「麻薬」の使用・販売・製造などを違法化し、そして「麻薬」の使用がいかに人体に不可逆的で深刻な悪影響を与えることになるのかということを繰り返し訴え続けるという「手段」が用いられています。そして「麻薬」の「禁止」を徹底させるためには「強制力」が必要になるのです。ですから、ほとんどすべての主権国家には警察などが「麻薬」の使用・販売・製造などの禁止を担保するための「強制力」として存在しているわけです。どんなに少なくとも聴く耳を全く持とうとしない人間たちに「禁止」を強制するためには倫理観などとは別の「強制力」が必要になるのです。

ここで少し別の角度から考えてみることにします。もしも「麻薬」の代わりになる「合法ドラッグ」が開発された場合には「麻薬」の「禁止」にいったいどのような影響を与えることになるのでしょうか? それとも影響を与えることはないのでしょうか? もしも「合法ドラッグ」に「麻薬」と同じかそれ以上の「効果」があるにもかかわらず「麻薬」は「禁止」されても「合法ドラッグ」は「禁止」されないという状態が続くのならば、そう遠くないうちに「麻薬」を使用していた人たちの中の多くの人たちは「麻薬」の代わりに「合法ドラッグ」を入手して使用することになるのだろうと思います。そしてもしも「合法ドラッグ」が「麻薬」と同じかそれ以下の低価格で手に入れることができてしかも「アルコール飲料」と同程度の健康被害を引き起こす危険性しか存在しないのならば、「麻薬」をすべて「合法ドラッグ」に置き換えることによってとりあえず問題を解決することができるようになるのだろうと思います。

しかし、もしも「合法ドラッグ」が「麻薬」と同じかそれ以上の健康被害を引き起こす危険性があるような場合には、やがてその「合法ドラッグ」も「麻薬」と同じように「禁止」されるようになっていくのだろうと思います。そしてもしも「麻薬」と同じように「合法ドラッグ」が「禁止」されるようになったのならば、今度は「合法ドラッグ」の代わりに同程度かそれ以上の「効果」のある「新しい合法ドラッグ」が開発されることになるのだろうと思います。仮にその「新しい合法ドラッグ」が「禁止」されることになれば、今度は「さらに新しい合法ドラッグ」が開発され、さらにそれが「禁止」された場合には、次々と新しく別の「合法ドラッグ」が開発されていくという「連鎖」が続いていくことになるのだろうと思います。要するに、いくら「禁止」したとしても、最悪の場合には「禁止」されたものを「代替することができる何か」が増えるだけの結果に終わる危険性があるということには注意をする必要があります。そもそも「麻薬」はなぜ「禁止」されているのでしょうか? 「麻薬」を「禁止」する「目的」はいったい何なのでしょうか? くどいようですが、いくら「目的」が正しかったとしても、実現するための「手段」が致命的に間違っているのならば、「目的」を実現することはできないのです。この問題についてはそう遠くないうちにまた取り上げることにします。

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