自由自律(日本国&仙台&東京)・千葉 潤(無所属、jchiba)のきょうのひとこと

「他人事」のようにコメントしていた元総理大臣やマスコミとは別の視点で政治関連の動きをコメント。

「無駄な努力」(2016/12/24)

2016-12-24 14:47:01 | 政治・時事

きょうは2016/12/24(土)です。

「無駄な努力」(2016/12/24)

無駄のない 生き方できる 人はいる? 『無駄な努力』が 国を亡ぼす!」-

相変わらず日本国の財政状況は深刻です。少子化と高齢化と人口減少が同時に進行する日本国が従来型の発想のまま変わらないのならば、大幅な経済成長や大幅な税収増を全く期待することはできないのです。そして日本国ではこれからも必要となる社会保障関連予算の総額が大幅に増え続けていくことになるのはほぼ確実なのです。それにもかかわらず、日本国は国債に依存し続けて税収を大幅に上回る予算を当たり前のように毎年編成しているわけです。今現在の日本国の深刻な財政状況に危機感を持っているという人たちは少なくないはずです。

税金や予算の話になると必ず「無駄遣いをなくす」という発想が出てきます。ひどいのになると「税金の無駄遣いをなくせば増税の必要は全くない」などという「大嘘」をもっともらしく叫び出す人間たちまで出てきます。もちろん税金や予算の「無駄遣い」をなくそうとする努力は必要であるとは思います。しかし、税金や予算の「無駄遣い」を完全になくすことが本当にできるのでしょうか? そもそも仮に税金や予算の「無駄遣い」をなくしたとしても国債などの「借金」に依存して税収を上回る予算を毎年編成しているような状況では削減した「無駄遣い」は「借金」の返済に回さなければならないはずなのです。今現在の日本国の深刻な財政状況に目を閉ざしてしまえば国を亡ぼすことになるのです。

くどいようですが、税金や予算の「無駄遣い」をなくそうという努力は必要です。しかし、そもそも無駄のない生き方をすることができる人間なんているのでしょうか? 人間というものは必ずと言っていいほど「無駄」や「失敗」を生み出してしまう生き物なのです。そんな無駄のない生き方をすることができない人間が税金や予算を編成して使っているわけですから税金や予算の「無駄遣い」を完全になくすことは事実上不可能なのです。それにもかかわらず、「事業仕分け」騒動のような本当の意味で新しく財源を生み出すことができるわけではないものばかりに血道を上げるのはどうかしていると言わざるを得ないのです。あえて言い換えれば、税金や予算の「無駄遣い」を完全になくそうとする努力が一定のレベルを超えると完全に「無駄な努力」に変わってしまう危険性が高くなるのです。そしてその「無駄な努力」が日本国を亡ぼすことにつながってしまうのです。

繰り返しになりますが、税金や予算の「無駄遣い」を完全になくそうとして「無駄な努力」をすることを避けるためには「無駄」ではなく「必要性」や「優先順位の高さ」などといったものに今よりもずっと大きく注目する必要があるのです。多少乱暴な言い方をすれば、とりあえず税金や予算の「無駄遣い」は「全くない」と見なした上で従来型の発想とは別の新しい発想で対策を考えるべきなのです。今現在の日本国の深刻な財政状況を改善するためには、税金や予算の「無駄遣い」を完全になくすことができるかのような十分な根拠のない無責任な「神話」を崩壊させるところから始めなければならないのです。この問題についてはそう遠くないうちにまた取り上げることにします。

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